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日本が誇る世界のブランド レクサスの歴史を解説します

世界の大衆車をけん引し続けてきたトヨタによるプレミアムブランド「レクサス」は、長い歳月をかけ世界中に認められ、今では日本が誇るプレミアムブランドにまで成長を遂げました。そんなレクサスの歴史をいまいちど振り返ってみましょう。

 

 

 

 

■成り立ち


 

トヨタ自動車が高級車市場に乗り出すべく、新しくスタートさせたのがLEXUS(レクサス)です。プレミアムカーに相応しい品質基準をクリアし、性能面でもほかのライバルメーカーとそん色のないものを提供するべく、およそ5年にもわたる開発期間を経て、1989年のLS発表とともにブランドをスタートさせました。 ネーミングの由来は「ラグジュアリー」と「最先端テクノロジー」をあらわした造語となっていますが、一部ではドイツ語で「贅沢」を意味する「LUXUS」に由来するなどといった諸説も多く囁かれています。

 

 

初代LSは発売年度から好調な販売を記録し、大衆車として認知されてきたトヨタ自動車によるプレミアムブランド市場への参入は成功となりました。 しかしレクサスは主に北米市場での人気を得ることに成功したものの、欧州ではすでに長い歴史を有する多くのライバルメーカーの存在などで苦戦を強いられることとなりました。また当時の日本市場ではレクサスの販売は予定されてなく、LSはセルシオという日本名で販売され、GSはアリスト、ESはウインダム、ISはアルテッツァなど、2005年の日本展開スタートまでレクサス名とは違うネーミングで販売されていました。 そのような状況下で、2005年にはついに日本でレクサスを展開することが決定されるのです。

 

 

これ以降レクサスの各モデルは日本市場でも海外と同様の名称に統一され、セルシオやアリストといった和名はなくなります。 さらに日本市場展開に伴い、レクサスではあらためてブランディングを再構築し、「L-finesse(エルフィネス)」と呼ばれるデザイン基本理念などが見直されます。2012年にはレクサスインターナショナルという部門が新たに立ち上げられ、以降レクサスのヘッドクオーターを担うこととなりました。

 

 

 

 

 

 

 

■初代レクサスLSとは?


 

レクサスというトヨタ自動車のプレミアムブランドが世界にお披露目されたときに同時発表されたのが、初代LSというモデルです。レクサスのファーストモデルとして世界中が注目する中、ドイツのケルンで発表された1台のプレミアムカーが、のちのレクサスというブランドの存在価値に大きな影響を与えます。

 

 

滑らかな曲線と抑制を効かせたデザインは、多くのライバルメーカーがつくるプレミアムセダンとは違った趣を生み、それを目にしたアメリカの週刊自動車産業紙「AutomotiveNews」の発行人であるキース・クレイン氏は、「レクサスブランドが示した強い意志と決意をそのとき感じ取った」と語っています。 さらにアウトバーンを音もなく時速240キロで疾走するLSの姿を目の当たりにしたあるジャーナリストは、LSの動力性能について「気配なく獲物の背後に忍び寄る虎」と表現したほどです。

 

 

この初代LSの心臓部には4.0L V型8気筒エンジンが搭載され、トランスミッションには4速AT、駆動方式はFRレイアウト、乗車定員は5名となっていました。日本では仕様を一部変更しセルシオとして販売され、2000年に登場した3代目までが販売されたのち、LSとして日本市場でも販売が行なわれています。なお、現在発売されているLSは5代目モデルとなっています。

 

 

 

 

■現在で販売されているモデルを紹介


 

レクサスのスタートは1989年のLSデビューと同時でしたが、日本でのレクサスブランドのスタートは2005年から。以後日本の道路でも「L」のロゴマークを掲げたプレミアムカーを多く見受けられるようになりました。今回はそんなレクサスが現在販売している各モデルをご紹介していきます。

 

 

レクサスの4ドアセダンはLSを筆頭に、アッパーミドルクラスのGS、コンパクトセダンのISに加え、かつてLSとともにデビューしたESも2018年から日本市場で販売が行なわれています。この4つのセダンにくわえ、LFAの性能を受け継ぐGSバージョンのGS Fというモデルもラインナップされています。

 

そしてセダンとともにレクサス人気をけん引するSUVモデルは、大型サイズのLXを筆頭に、人気車種のRX、日本市場で扱いやすい大きさのNXと続き、さらに欧州でも大人気のコンパクトSUVとしてUXが新しく仲間入りしています。

 

また4ドアセダンとSUV以外のレクサスとして、大型クーペボディのLCとミドルサイズのRC、さらにFの名前を冠するRC Fがあり、さらにハッチバックタイプのハイブリッド専用モデルとなるCTなどもラインナップされています。

 

 

 

 

LSからスタートしたレクサスは、今ではSUVからクーペ、ハッチバックなど多彩なラインナップを揃えた一大ブランドにまで成長を遂げています。そのすべてのモデルにはレクサスの掲げるフィロソフィが具現化されており、ひとめ見ただけでレクサスと判別ができる存在感を放ちます。今後も日本の誇るプレミアムブランドとして、さらなる高みを目指して成長し続けることでしょう。

 

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