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生産終了、アルファロメオ 4Cを買う!?

 

アルファロメオのレーシングスピリットを表現したミッドシップスポーツカーが2013年にデビューした「4C」です。

 

2020年に生産終了となってしまったため、現在では中古でしか手に入りません。

 

いったいどんなモデルだったのか、解説していきましょう。

 

 

■軽量、コンパクト、ミッドシップ。イタリアンピュアスポーツカーとしての魅力


 

 

アルファロメオ 4Cは、アルファロメオ初のミッドシップレイアウトの量産モデルとして、日本では2014年に発売されました。

 

全長3,990mm×全幅1,870mm×全高1,185mmというコンパクトなボディに、1,742ccの直噴ターボエンジンをミッドシップに搭載。

 

トランスミッションは乾式デュアルクラッチを備えた6速AT「Alfa TCT」を採用しています。

 

過剰なパワーよりも軽量化を追求しているのが特徴で、レーシングマシンやスーパースポーツカーと同じカーボンファイバー製モノコックタブに、FRP素材やアルミ製サブフレームの採用などで、車両重量は超軽量な1,050kgを達成。

 

またアルファロメオの伝説的なモデルTipo(ティーポ) 33/2 ストラダーレをモチーフにしたという、官能的で美しいデザインと、突出したパワーウェイトレシオによる高い運動性能、スポーティで爽快なエキゾーストサウンドは、刺激的なドライビングをオーナーにもたらします。

 

 

■“自動車史上もっとも美しいクルマ“”をモチーフにしたデザイン


 

 

アルファロメオのレーシングカー「Tipo 33」の公道バージョンとして、1967年に開発されたTipo 33/2ストラダーレは、性能を追求したデザインと驚異的な軽さで“自動車史上もっとも美しいクルマ“と評され、自動車史に名を刻んだモデルです。

 

4Cはこのモデルからインスピレーションを受け、美しく躍動的にデザインされています。

 

伝統の縦型デザインをフロントに構えつつ、後方に向かって伸びやかに隆起していく筋肉質なスタイリングに、機能性を感じさせるヘッドライト、LEDのシグネチャーランプ、丸型のリアコンビネーションランプなど、アルファロメオらしいディテールが随所に散りばめられています。

 

 

インテリア(内装)は、ドライビングパフォーマンスを優先させ、余分なものを徹底的に排除したレーシーな雰囲気です。

 

パッセンジャーセルはむき出しのカーボンファイバー製で、レーシングカーをイメージさせるようなバケット形状のシートは、快適さと最適なドライビングポジションが得られるよう工夫されています。

 

さらにフラットボトムのステアリング形状や、スーパーカーでよく用いられる熱間成形製シェルを使用したインパネ、機能的で操作性を意識したスイッチ類、デジタルメーターパネル、アルミ軽合金製のペダル、フットレストなど、このクルマがピュアスポーツカーであることを強く意識させる仕上げとなっています。

 

 

■直噴ターボと乾式デュアルクラッチのパワートレイン


 

 

搭載されるエンジンは1,742ccの直噴ターボで、最高出力は177kW(240PS)/6,000rpm、最大トルクは350Nm(35.7kgm)/2,100-4,000rpmというスペック。

 

現代的なスポーツカーとしては、かなり控えめな数字ですが、徹底した軽量化のおかげで0-100km/h加速はわずか4.5秒と驚異的なパフォーマンスを示します。

 

トランスミッションは乾式デュアルクラッチを備えた6速ATのAlfa TCTで、奇数段と偶数段ごとにクラッチを2組備えた構造により、走行中は次のギアがつねにスタンバイした状態になります。

 

片方のクラッチを解放すると同時に、もういっぽうのクラッチをつなぐことで瞬間的なシフトチェンジを可能にし、駆動力の途切れを感じさせない加速を楽しむことができます。

 

このトランスミッションには、シフトチェンジに要する時間を短縮し、レーシングカーのような素早いシフトチェンジが可能なパフォーマンスモード(ダイナミック、アルファ レース)を搭載。

 

 

ローンチコントロールも搭載しており、最速のスタンディングスタートを実現します。

 

さらにエンジンやブレーキ、サスペンションを統合制御する「Alfa Romeo D.N.Aシステム」には、ダイナミック/ナチュラル/オールウェザー/レースという4つのモードが用意され、環境や路面状況にあわせてドライバーが任意で選択できるようになっています。

 

 

■レーシーなモデルでありながら快適性も十分


 

 

4Cはピュアスポーツカーとして魅力的なモデルではありますが、ドライブを快適にする装備や、上質なドライビングカーとしての装備もきちんと備わっています。

 

たとえばシート素材は基本的にはファブリックですが、オプションでブラック、レッド、ブラウン、レザー/アルカンターラのレザーシートを選ぶことができます。

 

ステアリングとハンドブレーキのグリップは標準でレザー仕上げです。

 

 快適装備としては、マニュアルエアコン、Hi-Fiサウンドシステム(4スピーカー)、ラジオ付CD&MP3プレーヤーが備わっており、ユーティリティはシートバックポケット、カップホルダー、12V電源ソケット、ラゲッジルームランプなど、ドライブを楽しめる基本的な装備は十分あると言えるでしょう。

 

 

贅沢な素材を惜しみなく使い、こだわりのメカニズムと徹底的に軽量化を追求しつつ、官能的なデザインやエキゾーストサウンドでピュアスポーツカーとしての魅力を余すところなく味わえる4C。

 

BEV(バッテリーEV)が続々と誕生し、純ガソリン車が少なくなってきているところですから、このようなモデルに乗る機会はいまが最後のチャンスかもしれませんね。

 

気になる方はぜひ中古車を探してみましょう。

 

 

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