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クルマと会話ができる?AI技術の進化を解説します

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クルマの機能は年々進化しているものの、近年特に注目を集めているのはAI(人工知能)技術の活用です。

 

すでに車載用AI音声アシスタントが実用化され、実際に搭載されたモデルが販売されています。

 

未来の自動運転化につながるクルマのAI技術について解説いたします。

 

 

■AI音声アシスタントとは?


 

 

スマートフォンをお持ちの方であれば、AI音声アシスタントの存在をご存知でしょう。

 

アップルの製品、iPhoneやiPadに標準搭載されている「Siri」や、アンドロイドOSのスマートフォンに搭載されている「Google Assistant」などです。

 

これらを活用すると、天気やナビ、時計機能など、知りたいことや指での操作が面倒なときに音声で話しかけ、情報を得たり操作したりと便利に使えます。

 

また最近ではスマートスピーカーなども人気で、音楽の再生をしたりニュースを聞いたり、家電の操作をしたりと便利に活用している方も増えています。

 

人の話す声の高さや大きさ、話し方のクセ、話す言葉の違いなどを認識し、コンピューターがその意図を解釈したうえで必要なリアクションをするためには膨大なデータが必要ですが、そのためにネットワーク技術が活用されています。

 

クルマに関して言えば、ナビゲーションシステムの音声認識操作は以前からあったものの、人の意図を解釈して新たな提案をしたり、人が「便利だ」「楽しい」と感じる情報を提供したりする、いわゆるリアクションを行えるようになったのは最近のことです。

 

AI音声アシスタントは、より安全で快適なドライブをするために活用されています。

 

同時にドライバーがどんな状況でどんなことを必要としているか、というデータを集めるためにもこの技術は重要であり、将来の自動運転化にもつながるものとなります。

 

以下では、すでに採用されているクルマのAI音声アシスタントについて紹介しましょう。

 

 

■ハイ、メルセデス!とは?

 

 


 

メルセデスの最新モデルには、MBUX(メルセデス・ベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)というシステムが搭載されています。

 

MBUXは、自然対話式音声認識や、各機能の使用履歴から音楽の再生や目的地への案内など、ドライバーに対して提案をすることができる最新鋭のインフォテインメントシステムです。

 

車内にはマイクが設置されており、ドライバーは着座姿勢のまま「ハイ、メルセデス!」と呼びかけるだけでシステムが起動します。

 

普通の会話のように話しかけるだけで、車両のさまざまな設定やインフォテイメント機能を操作できます。

 

 

たとえば「ちょっと寒い」と話しかけると、システムが「○○度にします」と答え、ヒーターの設定温度を上げます。

 

また「カフェに行きたい」と話しかけると、オンラインでカフェのリストを検索し、瞬時に候補を表示させます。場所を指定すると、自動でナビゲーションシステムの目的地を設定してくれます。

 

他にも、サンルーフの開閉や音楽の再生、車内の照明の調整、燃費データの取得などが可能です。

 

しかもこれらは決まったコマンドを言わなければ反応しないというわけではなく、会話のようなやり取りで操作することができます。

 

たとえば「ちょっと寒い」でも、「温度を上げて」でも、「◯◯度にして」でも、ユーザーがなにをして欲しいかをシステムがきちんと認識し、対応します。

 

しかし、MBUXはどんな操作も音声で行うことができるわけではありません。

 

たとえばアダプティブクルーズコントロールの設定やドライブモードの変更、エンジンのON/OFF、パワーシートの操作など、運転に影響を与えるコントロールは安全上できないことになっています。

 

 

■BMWのAI音声アシスタント、OK、BMWはどうメルセデスと違う?


 

 

メルセデスとはライバルのBMWにも、AI音声アシスタントが搭載されるようになりました。

 

こちらの名称は「BMW インテリジェントパーソナルアシスタント」というものです。

 

呼びかけは「OK、BMW」です。

 

が、この言葉は任意で変更することができ、ユーザーの好きな名前を付けることができます。

 

この点は、メルセデスのMBUXと異なる点でもあります。

 

 

システムに呼びかけると「ご用件をどうぞ」と返してくれますので、メルセデスと同様に空調やナビのコントロール、室内の照明の設定などを指示することができます。

 

ただし、現在は音声認識が優れているためか、乗員同士の会話にも反応をすることがあるのは玉にキズ。

 

精度や性能は、まだ駆け出しの段階といったところでしょう。

 

しかしアップデートが進めば、ますます便利で安全なドライブに役立てる技術へと発展して行くことでしょう。

 

 

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