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【2020年版】ミニ初の4ドア&SUVモデル、ミニ クロスオーバーとは?

 

2011年に4ドアのSUVスタイルで登場したミニ クロスオーバーは、それまで3ドアハッチバックのみだったミニに、それまでと異なるユーザーを呼び込むことに成功したモデルです。

 

その特徴を見て行きましょう。

 

 

■MINIブランド初の4ドア&SUV


 

 

1994年、BMWはイギリスのローバー社を傘下に収めますが、ローバーの経営はうまくゆかず、数年後には手放すことになります。

 

しかし、このときミニを切り離して売却したことで、BMWミニが生まれることになりました。

 

2001年にBMWから発売された新しいミニは、オリジナルのミニをモチーフとした愛くるしい見た目と、良い意味でBMWらしくないキビキビとしたハンドリングで一躍人気者に。

 

第2世代に進化すると、クーペ、ロードスター、クラブマン、そしてクロスオーバーなど、ボディバリエーションが増え、3ドアハッチバックとコンバーチブルしか選べなかったニューミニのラインアップが豊かになりました。

 

ちなみに、クロスオーバーというネーミングは日本市場独自のもので、海外市場ではカントリーマンという名前で販売されています。

 

 

■MINI初の3ナンバー&4WD


 

 

ドア枚数が増え、車高が上がり、SUVライクなデザインになったクロスオーバーですが、それ以外も特徴が数多くあります。

 

まずボディサイズは、全長4,105mm×全幅1,790mm×全高1,550mm(初代)となり、同時期に販売されていたベーシックなミニと比較すると、全長で365mm、全幅で105mm、全高で120mmそれぞれ拡大し、ブランド発の3ナンバー登録車となりました。

 

メカニズム面でのトピックは、ミニ ブランド初の4WDシステム”MINI ALL4”の採用です。

 

このシステムは、前後の駆動配分を100:0から0:100 まで走行状況に応じて無段階に制御し、燃費と走行安定性を両立しています。

 

 

■進化が目覚ましいパワーユニット


 

 

クロスオーバーに当初用意されたグレードは、1.6L 4気筒を積んだベーシックなワン、同じ1.6L 4気筒の上位グレードのクーパー、1.6L 4気筒ターボを積んだスポーツグレードのクーパーSの3つで、クーパーSのみ4WDモデルのALL 4が用意されていました。

 

それぞれのエンジンは、BMWの可変バルブ機構であるバルブトロニックと、ターボは直噴システムとすることで、気持ちいい加速感と環境性能を両立しました。

 

2014年のマイナーチェンジでは、新たに2.5Lエンジン並みのトルクと優れたレスポンスを誇りながら、16.6km/Lの低燃費を実現した2.0Lのクーリンディーゼルが追加。ユーザーの選択を広げました。

 

 

2017年にフルモデルチェンジを受けたクロスオーバーは、2代目へと進化します。

 

このフルモデルチェンジでは、MINIブランド初のプラグインハイブリッド”クーパーS SE クロスオーバー ALL 4”がラインアップに加わりました。

 

パワートレインは、1.5L 3気筒ターボにモーターを組み合わせたもので、リアに配置されたモーターは後輪のみを、エンジンは前輪だけを駆動します。

 

また容量7.6kWhのバッテリーを搭載し、モーターのみで40キロの走行を可能としています。

 

 

■MINI史上、もっともチャレンジングなモデル


 

ミニと呼ぶには、少しばかりはばかられるサイズとなったミニ クロスオーバーですが、ライバルに比べると、決して大きすぎるということはなく、むしろ小ぶりな部類です。

 

また4輪駆動システムを採用したり、プラグインハイブリッドを導入したりなど、歴史あるブランドのなかで、もっともチャレンジングな立ち位置を任されているのが、クロスオーバーというモデルです。

 

オールドMINIを愛するユーザーも、固定観念を捨てて接すれば、きっと魅力的に見えてくるのではないでしょうか。

 

 

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