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メルセデスベンツ傘下のサブブランドAMGってなんて読むの?

 

ハイパフォーマンスな本格スポーツカーで有名な、メルセデスベンツのスポーツブランドAMG。

 

メルセデス・ベンツの量産車を、独自の技術で別次元のクルマにチューンアップするAMGですが、このAMGを何と読むのか、「実は知らない…」なんて方も中にはおられるのではないでしょうか。今回は、このAMGの読み方から、その歴史まで、幅広く紹介していきます。

 

 

 

■AMGの由来、読み方は?

 

AMGは元々、ドイツのチューニングメーカーでした。創設者の名前である「アウフレヒト」とエンジニアの「メルヒャー」、そして創設者の故郷である「グロース・アスパッハ」の頭文字である「A・M・G」をとって名付けられました。

 

国際的には「エーエムジー」とアルファベットをそのまま読む呼称となっていますが、日本国内では、三菱自動車にチューニングカーを提供していた歴史や、日本国内で発刊された漫画の影響もあり、ドイツ語読みで「アーマーゲー」と呼ばれることもあります。

 

チューニングメーカーとしては超一流で、ドイツツーリングカー選手権からF1に至るまで、世界最高峰のレースシーンで活躍をしてきました。

 

 

 

■AMGの歴史を振り返る

 

1967年に創業したAMGは、1971年に開催されたスパ・フランコルシャン24時間レースでのクラス優勝により、世界に名の知られたチューニングメーカーとなります。その後、DTMでは通算160勝、10度のコンストラクターズタイトルを獲得し、DTM史上、最も成功したチームと言われています。

 

メルセデスベンツを中心にチューニングを手掛け、1980年半ばからは公式にメルセデスベンツへの部品供給を始めます。1993年に「C63」を共同開発車として発売し、メルセデスベンツとの提携を密にしていました。

 

その後、メルセデスベンツ社がクライスラー社を吸収合併し、ダイムラークライスラー社となって、1999年にはダイムラークライスラーに吸収される形で、AMGはベンツの一部となります。

 

その後、2007年のダイムラークライスラーの提携解消に伴い、ダイムラー側へ引き取られたAMGは、2014年にメルセデスAMGとして、メルセデスベンツのサブブランドの地位についたのです。

 

 

 

■現行のラインナップ

 

 

現在のAMGモデルは、コンパクトからセダン、クーペやSUVなど多岐にわたります。コンパクトではCLA45、GLA45などがAMGモデルとして展開。セダンではCクラス、Eクラス、Sクラスでの展開があり、CクラスとEクラスではステーションワゴンもあります。

 

 

クーペスタイルが最も多く、C、E、S、GLC、GLEの各クーペボディに加え、GTをラインアップ。GT43、GT53、GT63を筆頭に、GTクーペ、GT Sクーペ、GT Cクーペ、そしてスーパースポーツカーのGT Rが揃えられています。

AMGモデルはエンジンから足回りを中心に、細部に至るまで妥協なく走りの性能を追求したモデルが軒を連ね、通常モデルとは一線を画した硬派な味付けとなっています。

 

 

元々はメルセデスベンツを得意としていたチューニングメーカーが、メーカーが認めるサブブランドとして君臨したのは、幾多のレースでの実績と、メルセデスベンツに特化した技術力の高さが評価されてのことです。

マイバッハブランドとともに、メルセデスベンツの「走り」のイメージを、より強固なものにしていくAMGブランドは、今後も一流メーカーメルセデスベンツとともに、数々の名車を作り出してくれることでしょう。