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中古で狙い目⁉ 3代目BMW X5を紹介

X5は、2000年にデビューしたBMW初のSUVであり、ミドルクラスのプレミアムSUVマーケットを牽引してきました。2019年2月には、第4世代の新型が発売。各メディアの注目度も高まっているモデルですが、ここではいま中古で狙い目の3代目について紹介しましょう。

 

 

 

3代目 X5の特徴

 

BMW X5の3代目は、2013年11月より日本導入が開始されました。当初、パワートレインは、2つのガソリンと1つのディーゼルを設定。トランスミッションは、8速AT、駆動方式はフルタイム4WDのxDriveのみ。

 

グレードは、それぞれにスタンダード、xライン、Mスポーツという3種類を基本に、ディーゼルの35dのみ廉価版的なSEをラインナップしていました。

 

 

その後、2014年10月にドライバー支援システムのドライビング・アシスト・プラスと、ETC車載器にITSスポット(DSRC)対応機能を追加し、ナビゲーションシステムのルートガイダンスの精度を向上。2016年3月には、レーン・チェンジ・ウォーニングとアクティブブロテクションを標準装備し、安全性能を向上させています。

 

BMWで初の量産プラグインハイブリッドとなるX5 xDrive40eは、2015年9月に発売されました。

 

ちなみにBMWでは、SUVをSAV(スポーツアクティビティビークル)という呼称を使用することで、独自のカテゴリーを確立しています。

 

 

 

エクステリア・インテリアの特徴

 

日本人のデザイナーが担当したエクステリア(外観)は、幅広のキドニーグリルに回り込むヘッドライトデザイン、そして力強いラインを描くサイド・エア・インテークが配置されたフロントバンパーのデザインによって逞しくワイドなフロントマスクを強調しています。

 

 

さらにボディには、フロントのホイールアーチの後方のエアブリーザーやリアハッチ横のDピラーに設置されたエアブレードなどが追加され、Cd値0.31という優れた空力性能を実現しています。

 

ボディサイズは、全長4,910mm×全幅1,940mm×全高1,760mm。Mエアロダイナミクスパッケージと、電子制御式サスペンションのアダプティブMサスペンションなどを装備するMスポーツのみ全幅が1,985mmとなります。

 

 

インテリア(内装)は、レイヤリングという手法を使った立体的デザインが空間の広がりを強調するとともに、モダンで美しい室内空間を演出するとともに、Xラインには、専用のインテリアパッケージが2タイプ用意され、スタイリッシュかつ高級感あふれる室内とされています。

 

そのダッシュボードのセンター最上部には、独立型フラットスクリーンの10.2インチ高解像度ワイドコントロールディスプレイを配置。ドライバーの視認性と操作性を高めています。

 

 

2列目シートは、4:2:4の分割可倒式。X5 xDrive50i  xラインのみシートクッションを前後に80mm、背もたれを10度の範囲で調整可能なリアコンフォートシートが標準装備されます。

 

ラゲッジ容量は、5人乗車時で620Lを実現。リアシートをすべて倒すと、最大1,870Lという広大なスペースが出現します。

 

 

 

4つのパワートレインを用意

 

3代目は、3.0L 直列6気筒ターボの35i、4.4L V型8気筒ツインターボの50i、3.0L 直列6気筒ディーゼルターボの35d、2.0L ターボ+モーターの40eという4種類のパワートレインが用意されていました。

 

それぞれのスペックは、35iが最高出力225kW(306PS)/最大トルク400Nm、50iが最高出力330kW(450PS)/最大トルク650Nm、ディーゼルターボの35dが最高出力190kW(258PS)/最大トルク560Nmというもの。

 

 

プラグインハイブリッドの40eは、最高出力180kW(245PS)/最大トルク350Nmの2.0Lエンジンと、最高出力83kW(113PS)/最大トルク250Nmを発生する電気モーターを組み合わせ、システムトータルでは最高出力230kW/最大トルク450Nmを発生。120km/hまでの速度域で、最長約31kmのモーターによるEV走行が可能となっています。

 

燃費は、35d、35i、50iがそれぞれJC08モードで、14.0km/L、10.3km/L、8.6km/L。40eのみ欧州テストサイクル(NEDC)で3.3〜3.4L/100km、つまりリッターあたり30km以上をマークします。

 

 

組み合わされるトランスミッションは8速ATで、駆動方式はフルタイム4WDシステムのxDrive。前後の駆動トルクを可変配分し、あらゆる路面状況で優れたロードホールディング性能を実現しています。

 

xDrive50i Mスポーツに標準装備されるダイナミックパフォーマンスコントロールは、xDriveに電動して左右リアホイール間の駆動力を走行状況に応じて、最適に配分することで優れたコーナリング性とハンドリングを実現しています。

 

 

 

現在でも色あせない安全装備

 

3代目X5の安全装備は、年次改良で進化した部分なので、中古車購入の際には気をつけたいポイントです。

 

 

まず2013年発表モデルに、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキ、レーン・ディパーチャー・ウォーニングを含むドライビングアシストをxDrive35d  SE以外に標準装備。このドライビングアシストは、翌年の10月に、アクティブクールズコントロールを追加したドライビングアシストプラスへと進化しています。

 

また2016年の改良では、ドライバーから死角になる位置を走行する車両や、追い越し車線から急接近してくる車両をドライバーに警告するレーンチェンジウォーニングと、車両衝突の危険性を検知したときに、フロントのシートベルトを引き締めるとともにウインドウや電動サンルーフを自動的に閉め乗員を最適に保護するとともに、事故の際にはシステムが車両を停止させ二次被害を最小限に抑えるアクティブ・プロテクションが、追加装備されました。

 

 

4代目となる新型が発売された現在でも、それほど色あせて見えないのは、デザインを含めた基本スペックがしっかしているからです。今後、新型への乗り換え需要が予想されているので、しばらくは中古車市場から目が離せそうにありません。

 

 

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