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日本が誇る世界のブランド レクサスのスポーツブランドFを紐解きます

 

日本が誇る世界のブランド レクサスのスポーツブランドFを紐解きます

日本の誇るプレミアムブランドとして君臨するレクサス。その各モデルには「F」という名前を冠している特別なモデルがラインナップされています。一見するとベーシックモデルと似ているようで、まったく異なるDNAを宿している「F」の魅力をここに紐解いていきましょう。

 

Fとはどんなブランドなのか

 

 

Fというのは、世界有数のサーキットトラックで鍛え上げられた、レース直系のDNAを宿すモデルだけに許されたハイパフォーマンスの証。そのレクサスFのトップに位置するのが、自動車開発の常識を覆すR&Dから生まれたLFAです。

 

世界限定500台という生産台数で生まれたスーパースポーツをFの系譜の起点とし、その下に過酷なサーキット走行に照準を合わせつつも日常のドライブなどもシームレスにこなすスポーツセダンのGS Fと、それと同等の高度な限界性能を備え、乗るものが五感で体感する感応的な走りを提供するスポーツクーペのRC Fが続きます。

 

さらにサーキットで育まれたハイパフォーマンスと正確無比でリニアリティの高い爽快なドライビングのエッセンスを実現する「F SPORT」が各モデルに設定されており、運転を愛するドライバーにドライビングプレジャーとファントゥドライブを提供しています。

 

LFAが究極の走りを体現したFの頂点であり、GS FおよびRC Fは、数々の専門設計で走る喜びを際立たせたプレミアムスポーツとして存在。さらに専用チューニングなどによってFのエッセンスを継承しているのがFスポーツとなっており、この三階層の美しいピラミッドによってレクサスのFというブランドが構築されています。

 

モータースポーツにも積極的に参加

 

レクサスの中でも特別なモデルのみに許されたFの称号。その名前の由来は日本の誇る名サーキット、富士スピードウェイに由来しています。

 

1976年には日本初のF1グランプリ、翌年には日本グランプリが開催されたモータースポーツの聖地では、モータースポーツ人気に火がついた1980年代には当時のツーリングカー選手権、さらにはF3000やF3、全日本スポーツプロトタイプカー耐久選手権などといったレースやイベントが次々と開催されるようになり、日本屈指のモータースポーツの場として世界規模で知られるようになりました。

 

 

そんなスポーツカーマインドあふれる地であり、かつトヨタ自動車とも深い関係を持つこの場所の頭文字Fを宿すモデルとして、Fのモデルにはそれに相応しいばかりの実力を兼ね備えているのです。

 

実際にその秘めたるパフォーマンスは、世界有数のサーキットで開催される複数のレースシリーズに参戦しているレクサスFが証明しています。

 

国内最高峰のスポーツカーレースであるSUPER GTには、最上位のGT500クラスにLC500が参戦し、カスタマースポーツの最高峰カテゴリーであるGT3ではRC F GT3がそれぞれ参戦。さらにデイトナ24時間レース  アメリカ)や、スパ24時間レース (ベルギー)などでもレクサスFが参戦し、輝かしい成績を収めています。

 

現行で販売されているモデルは?

 

それでは現在日本市場で販売されているFを冠するモデルをご紹介していきましょう。

 

 

・GS F

 

レクサスのアッパーミドルセダンに、Fの性能を余すことなく注ぎ込んだGS F。直噴機構のD-4Sや吸排気バルブの開閉タイミングを制御するVVT-iEを搭載の5.0L V8エンジンを採用し、トランスミッションには8速AT(SPDS)を採用。フロントフェンダーのL字シェイプ型エアアウトレットや4連のエキゾーストディフューザーなど、Fを印象づけるアイデンティティが詰め込まれています。

 

過酷なサーキット走行にも対応する高剛性ボディや優れたコーナリング性能を確保するNAVI・AI-AVS、GS Fのみのために開発された専用チューンドサスペンション、足もとを精悍に彩る軽量&高剛性の鍛造アルミホイールなどを採用し、高剛性と耐フェード性を持つブレーキはブラック塗装のほかにオプションでF専用のオレンジカラーをラインナップしています。

 

インテリア(内装)は身体のラインと一体になるハイバックスポーツシートやフレキシブルに対応する専用メーターを備え、メーターフードやセンターコンソールなどには光の反射を抑えるアルカンターラを採用。さらにLFAでも採用されたレクサスのロゴ入り飾り鋲がインスツルメントパネル表皮の4カ所に打ち込まれています。またドライビングプレジャーを高めるために、官能的なサウンドチューニングと排気音を奏でるアクティブサウンドコントロールのASCも採用しています。

 

・RC F

 

4ドアセダンにFの魂を宿したのがGS Fであるなら、同じスピリットを2ドアクーペに宿しているのがRC Fです。

 

ベースグレードのほかに、カーボン製アクティブリヤウイングなどを装着したカーボンエクステリアパッケージ、さらにレースシーンからフィードバックした技術を応用し、CFRPのエクステリアパーツやカーボンセラミックブレーキ、チタンマフラーなどで軽量化を図ったパフォーマンスパッケージの計3種が用意されています。

 

心臓部にはGS-F同様の5.0L V8エンジン、トランスミッションには8速ATを組み合わせ、内外装は4連エキゾーストマフラーやフロントスポイラーサイドのカナード、ハイバックスポーツシートやTFT液晶メーターパネルなどといったF専用パーツを随所に散りばめています。

 

・Fスポーツシリーズ(LS、GS、ES、IS、RC、CT、UX、RX、NX)

 

Fの名前を冠するモデルは上記に挙げた2台ですが、それ以外の各レクサスモデルにはFスポーツが存在しています。レクサスのフラッグシップに位置するLSにも、レクサススポーツの血統を継承するFスポーツは存在しています。

 

常用域も限界域も制御するVDIMや+LDHといった電子制御デバイスで、前後・上下・左右という6次元の動きを最適に制御し車両姿勢をフラットに保持し、スポーツS+モード時には、ステアリング操舵に対する前後輪の切れ角とロール運動を制御し、ドライバーにとって気持ち良い車両応答性と安定感、快適な乗り心地を実現させてくれるなど、プレミアム4ドアセダンに走りの楽しさをプラス。

 

ほかにも安定した制動性能を生み出す専用ブレーキ、スポーツを予感させるエクステリアと専用スピンドルグリル&サイドグリルを備え、タイヤも専用アルミホイールが奢られた20インチランフラットタイヤを装着し、インテリアも専用本革/スエードスポーツシートや専用TFT液晶メーター、さらにステアリングやシフトノブ、さらにはペダルやフットレストに至るまで、すべて専用装備が奢られています。

 

それに続くGSには、GS FとともにGS Fスポーツがラインナップされており、さらに最近発売された最も新しい4ドアセダンであるES、使い勝手の良いサイズ感で魅力のISにもFスポーツをラインナップ。

 

さらにレクサスの人気モデルあるSUVでも、RX、NX、UXにそれぞれFスポーツがラインナップされており、ハイブリッドモデルのCTシリーズにもFスポーツが存在しています。逆にプレミアム2ドアスポーツのLCとフラッグシップSUVモデルのLXには、Fスポーツは存在していません。

 

 

LFAを頂点にして、その下にGS FおよびRC Fが続き、さらにFスポーツと呼ばれるモデルがラインナップされているレクサスF。富士スピードウェイの頭文字から採用されたFとは、まさにレクサスおよびトヨタ自動車が追求し続けたスポーツカーの矜持が詰め込まれています。

 

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