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機能性と快適性に優れた2代目BMW X1のインテリア

 

早くからSUVを手がけ、独自のSAV(スポーツ アクティビティ ビークル)という呼称で車種展開を図っているBMW。そのなかで、もっとも小さいプレミアムコンパクトクラスのX1は、同社のエントリーモデルに位置づけられます。現行モデルの2代目は、2015年より日本での販売が開始されました。今回は、2代目X1のインテリアに焦点を当てて紹介していきます。

 

 

シンプルかつ機能性に優れたフロント

 

 

X1のフロントシートは、サイドサポートのおかげでスポーティな運転にも耐えられる機能性の高さをもっています。着座位置は先代モデルよりも36mmほど高くなっており、乗降性と運転時の視界も良好です。

 

シートの素材はファブリックが標準で、グレードによってアルカンターラやレザーシートを選択できるほか、フロントシートは座席の前後、角度、高さ、バックレストまで調整が可能なメモリー機能付き電動シートを選ぶことも可能です。このメモリー機能付き電動シートは、ミラーの位置も記憶します。

 

コックピットは、BMW共通のデザイン。センターコンソールはわずかに運転席側に角度がつけられ、操作性にも配慮されています。

 

 

iDriveナビゲーションシステムは、全車標準装備とされ、大型の8インチディスプレイを通じて、ドライバーな必要な情報を提供します。

 

操作は、センターコンソールにしつらえたコントローラーとタッチパッドにより行います。

 

 

そういった恩恵もあり、インパネまわりのスイッチ類は、必要最低限のシンプルかつ操作性に優れたデザインとなっています。

 

また、エアコンディショナーは運転席と助手席を個別に温度設定ができる左右独立タイプを採用。花粉や粉塵などの侵入を防ぐマイクロフィルターを装備しています。このエアコンは、大気中の有害物質を感知すると自動的に内気循環モードに切り替わるようになっています。

 

 

 

足元にゆとりがあるリアシート

 

 

リアシートは、大人3人が快適に座れる空間を確保。着座位置は先代モデルから64mm高められています。この恩恵は大きく、足元のスペースに余裕が生まれ、コンパクトでありながらより快適な空間と、良好な視界を確保しています。

 

リヤパッセンジャー用のエアコンも設置されているのも大きなアドバンテージです。シガーソケットは、スマートフォンなどの充電に役立つでしょう。

 

 

荷物に合わせたシートアレンジが可能

 

 

バックレストは40:20:40の分割可倒式を採用。シートセンターは小物入れとドリンクホルダーを兼ねたアームレストになります。

 

長尺物を積載する場合は、真ん中部分だけを倒して4名乗車も可能。家具などの大きな買い物、荷物が多くなりがちなアウトドアや旅行の際には大変便利な装備となるでしょう。さらに、60:40でスライドも可能で、膝周りのスペースとラゲッジスペースをフレキシブルに調整することができます。

 

ラゲッジスペースは505Lの大容量を確保しているので、普段使いであればシートを倒さずともこと足りるでしょう。トランクはスペアタイヤレスの2段構造なので、常備品はアンダーボックスに収納すればいつでもすっきりと見せることができます。

 

 

もうひとつ便利機能として、バックレストのリリース機能をオプションとして用意。背もたれをワンタッチで解除し、ラゲッジルームを簡単に広げることができます。

 

 

上級モデルに劣らない質感、装備、機能性は、もはやエントリークラスの枠を超えているといってもよいのではないでしょうか?

 

本文では触れていませんが、現行モデルはFFベースとなった恩恵も大きく、キャビンと荷室の容量が増したことで快適性は格段に向上しています。

 

競合ひしめくコンパクトSUVですが、X1はそのなかに紛れてしまうことなく、圧倒的な存在感を放っているといえるでしょう。