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シティユースにピッタリ! Aセグメントの輸入車5選

 

日本国内では軽自動車があるため、あまり目立たない存在なのがAセグメントのクルマたち。

 

Aセグメントカーは輸入車に多く、リッターカーによる十分な動力性能と、小ぶりなボディだからこそ生み出される小回り性能の高さは、シティユースにピッタリです。

 

今回は輸入Aセグメントにスポットを当て、おすすめのクルマを5台紹介していきます。

 

 

■小さくて軽くて維持しやすい!Aセグメントのメリットはたくさん


 

 

クルマはセグメントという言葉で区分けされています。

 

このセグメントはA~F(FはLと表記する場合もあり)までの6段階に設定されており、区分けの基準はボディ全長となるのが一般的です。

 

その中でもAセグメント車は、全長3.7m以下のコンパクトカーを指します。

 

日本では軽自動車より少し大きめのクルマまでと考えると良いでしょう。

 

Aセグメント車はコンパクトサイズで取り回しがしやすく、駐車や細い道での運転が楽です。

 

全長で分類されるセグメントですが、Aセグメントの車の多くは全高が1,550mm以内に抑えられていることが多く、都市部の機械式駐車場にも収まるサイズ感となります。

 

駐車スペースを選ばないこともAセグメント車のメリットといえるでしょう。

 

また、排気量はおおむね1.0L程度、それ以下のモデルも多いです。

 

エンジン気筒数が少なく、ボディも小さく軽量なため低燃費なのも特徴になります。

 

日本の自動車税は排気量に準じて金額が設定されており、Aセグメント車は税金が安いのも魅力の一つです。

 

 

■VW アップ!


 

 

2012年から日本に導入され、2019年まで販売が続けられたアップ!。

 

現在は新車の販売は行われておらず、中古車で選びたいAセグメント車の代表格です。

 

ボディサイズは全長3,545mm×全幅1,650mm×全高1,495mm(2012年9月モデル)で、1.0L 直列3気筒ガソリンエンジンを搭載します。

 

乗車定員は4名です。

 

トランスミッションにセミATの5速ASGを装着するのが特徴で、ダイレクト感のある小気味いい乗り味が魅力的。

 

最小回転半径は4.6mと狭い道での取り回しもラクラクです。

 

同クラスでは初となる市街地走行時の緊急ブレーキ(シティエマージェンシーブレーキ)をオプション設定し、安全装備への高い対応力もアップ!の特色といえるでしょう。

 

 

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■スマート スマート


 

 

 

世界的に有名な時計メーカー、スウォッチ(Swatch)とメルセデス・ベンツ(開発当時はダイムラー・ベンツ)がタッグを組み開発されたマイクロカーがスマートです。

 

乗車定員2名のスマート フォーツーと、5名のスマート フォーフォーがあります。

 

スマート フォーツーは全長2,785mm×全幅1,665mm×全高1,545mm(ブラバス スポーツ 2019年10月モデル)で、エンジンは0.9L 直列3気筒ガソリンターボです。

 

スマート フォーフォーは、全長3,495mm×全幅1,640mm×全高1,550mm(ブラバス スポーツ 2019年10月モデル)で、エンジンは0.9L 直列3気筒ガソリンターボと、1.0L 直列3気筒ガソリンエンジンが用意されていました。

 

駆動方式はリアエンジン・リアドライブ(RR)となり、ボディ全長の短さと高剛性なボディが相まって、レーシングカートに乗っているような気持ちいい回頭性が自慢です。

 

通常モデルは小型自動車(白ナンバー)に分類されるクルマでしたが、2001年には全幅を1,470mmに抑えた軽自動車登録のスマートKを日本専用モデルとして開発していたほど、日本市場にはなじみの深いクルマです。

 

 

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■ルノー トゥインゴ


 

 

トゥインゴ GT フランス・ルノーのAセグメント車がトゥインゴです。

 

現行型である3代目は2016年9月に日本導入が行われ、根強い人気を維持しています。

 

ボディサイズは全長3,645mm×全幅1,650mm×全高1,545mm(2021年8月モデル)で、0.9L 直列3気筒ターボエンジンが搭載されます。

 

トランスミッションは電子制御6速AT(6EDC)で、駆動方式はRRとなります。

 

2017年10月には5速MTを搭載したスポーツモデルのGTも日本導入されており、ルノー・スポールによる足回りのチューニングが、小気味いい乗り味を実現しています。

 

 

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■フィアット パンダ


 

 

2013年に日本導入された現行型のパンダ。

 

全長3,655mm×全幅1,645mm×全高1,550mm(2013年6月モデル)のボディサイズに、0.9L 直列2気筒のツインエアターボエンジンを搭載します。

 

国内導入されている輸入車の中では、200万円台と安価に入手できる4WDモデルもあったのが特徴です。

 

室内スペースにも余裕があり、Aセグメント車の中でもクルマの広さを感じられる一台になっています。

 

 

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■フィアット 500


 

 

丸みを帯びた可愛らしいエクステリアデザインが特徴的な一台がフィアット 500です。

 

ボディサイズは全長3,570mm×全幅1,625mm×全高1,515mm(2016年1月モデル)となります。

 

エンジンには1.3L 直列4気筒エンジンと、0.9L 直列2気筒マルチエアターボエンジンをラインアップし、トランスミッションにはセミATのATモード付5速シーケンシャル(デュアロジック)が組み合わされます。

 

とにかく可愛らしくておしゃれなクルマです。

 

ソフトトップのカブリオレも準備されており、街を走ればその個性に目を引かれる一台となっています。

 

 

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輸入車が多いAセグメントカーは、個性的なデザインやパワートレインを備え、小さなボディに大きな存在感をもつ特徴的なクルマが多いです。

 

街乗りにピッタリなAセグメントカーでおしゃれに日常を彩ってみてはいかがでしょうか。