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日常に刺激を与える外車ホットコンパクトスポーツ!

軽量コンパクトなスポーツモデルはいつの時代も存在し、人気を博してきたカテゴリーです。

 

特にヨーロッパでは、ハッチバックや比較的小さなボディを持つクルマをベースにハイパワーエンジンを搭載する手法は昔もいまも変わらず、おとなしい見た目なのにじゃじゃ馬ともいえる動力性能を持つモデルや、競技用ベースとして徹底的に軽量化されたものなど、さまざまに魅力的なモデルが存在します。

 

今回はそれらのなかでも、中古車市場において人気が高い車種をいくつかピックアップして紹介します。

 

 

■魅力あふれるホットコンパクトスポーツ


 

 

ホットハッチと聞くとみなさんは、どんなクルマをイメージするでしょうか?

 

そのはじまりは小さいクルマで街中やワインディングを飛ばすことを好む人が多いとされるフランスにあったVWディーラーが、ゴルフのパワフルなモデルを所望したことでした。

 

現在においてもVWの看板車種であり続けるゴルフGTIはそうやってできたモデルといわれています。

 

このゴルフGTI以後、欧州と日本では数多くのホットモデルが生まれることになりました。

 

 

■伝統のネーミングを戴くルノー メガーヌR.S.


 

 

フランスを代表する自動車メーカー、ルノーが世界最強のFF車を目指して、ホンダ シビックタイプRと抜きつ抜かれつの開発デッドヒートを繰り広げているのがハッチバックスポーツであるルノー メガーヌR.S.です。

 

とにかく凄まじく俊敏な運動性能を持ち、世界的に評価が極めて高い1台です。

 

ちなみにR.S.はルノー・スポールの略称で、そのルーツはラリーや耐久レースで華々しい戦績を残しているアルピーヌ社です。

 

ルノー メガーヌR.S.に搭載されるエンジンは、最高出力221kW(300PS)/6,000rpm 最大トルク400Nm(42.8kgm)/3,200rpmの1.8L直列4気筒ターボで、その大パワーを受け止める足元にはブレンボ製ブレーキシステムを標準装備。

 

さらに強烈なパワーにより発生するトルクステアを抑制する特殊な構造を持つフロントサスペンションや4HCCと呼ばれるサブダンパー機構まで搭載されます。

 

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■ハイパワー×クワトロ。アウディ S3スポーツバック(3代目)


 

 

アウディ S3スポーツバックは、同社の5ドアハッチバックであるA3スポーツバックにハイパワーエンジンと自慢のクワトロシステム(フルタイム4WD)を搭載した過激なモデルです。

 

VWグループのモジュラープラットフォームであるMQBを採用したボディのシャシー性能は折り紙付き。

 

そこに最高出力213kW(290PS)/6,500rpm 最大トルク380Nm(38.8kgm)/1,850rpmの2.0L直列4気筒直噴ターボを搭載しています。

 

エクステリアは、A3スポーツバックの紳士的なイメージから攻撃性を増した専用バンパーや4本出しマフラーなどを装備。

 

Sトロニックと呼ばれる独自のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を搭載しており、力強くダイレクトな加速感が魅力です。

 

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■もっとも小さいMモデル。BMW M2クーペ(F87)


 

 

BMWの2シリーズは少し特殊な系譜を持つモデルラインで、位置的にはコンパクトカーである1シリーズのスポーティさと走行性能を引き継いだもの(スポーツクーペ)と、そして同じく1シリーズのユーティリティ性を引き継いだもの(アクティブツアラー・グランツアラーと呼ばれるミニバンタイプ)という2系統で展開されています。

 

スポーツクーペの系譜にあるM2クーペは、BMWのスポーツ部門であるMの名を冠したもっともコンパクトなモデルです。

 

ここで紹介するF87型は、世代でいえば先代にあたるモデルですが、現行型がFFシャシーを基本としているため、現行型のMモデルはレギュラーラインアップのM240i xDriveが頂点で、M2の用意はありません。

 

全長4,475mm×全幅1,855mm×全高1,410mmというコンパクトボディに、最高出力272kW(370PS)/6,500rpm 最大トルク465Nm(47.4kgm)/1,400-5,560rpmの3.0L直列6気筒エンジンを搭載。

 

そのスペックこそM235iと同じながら、M2は各部に強化部品を使うなど、走りがブラッシュアップされており、かつてMの名を世に知らしめた初代M3(E30)や過激な高性能ターボスポーツであった2002TurboのDNAを引き継ぐ存在として、いまでも人気です。

 

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■過激な見た目も魅力。メルセデス・ベンツ AMG A35 4MATIC


 

 

メルセデス・ベンツのAクラスは、もともとBセグメントに属する背の高いハッチバックでしたが、2012年デビューの3代目で大きく路線を変更し、メルセデスのリブランディングにも貢献しました。

 

その3代目から、AMGによるハイパフォーマンスモデルが用意されるようになりました。

 

2018年にデビューした現行型となる4代目に用意されるのは、AMG A35 4MATICです。

 

エンジンは、独自のチューニングにより最高出力225kW(306PS)/5,800-6,100rpm 最大トルク400Nm(40.8kgm)/3,000-4,000rpmをそれぞれ発生する2.0L直列4気筒ターボ。

 

それにメルセデス独自の四輪駆動システムである4MATICを組み合わせ、強力なパワーをしっかりと路面に伝えます。

 

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■国内限定240台の希少車。ミニ ジョン・クーパー・ワークスGP(F56)


 

 

国内限定240台という特別感満載でリリースされた史上最強のミニ、それがジョン・クーパー・ワークスGP(以下JCW GP)です。

 

もともと、ミニのホットバージョンとしてレギュラーモデルにラインアップされているJCWをより過激にしたものがJCW GPです。

 

モータースポーツで培った技術やノウハウを惜しみなく詰め込んだJCW GPは、フローティング形状のカーボンオーバーフェンダーや大型ウイングなど専用デザインの超攻撃的なエクステリアパーツはもちろんのこと、リアシートを取り払って軽量化にも貢献しています。

 

そこに搭載エンジンは、大幅に強化された2.0L直列4気筒ターボで、その出力は最高出力225kW(306PS)/5,200rpm 最大トルク450Nm(45.9kgm)/1,450-4,800rpmというもの。

 

そのパワーを受け止めるべくサスの強化はもちろんJCWには搭載されなかったLSDが奢られ、鍛造ホイールに対向キャリパーなど、とにかくこれでもかと戦闘力を向上させられています。

 

ニュルブルクリンクのタイムアタックでは、ルノー メガーヌR.S.やホンダ シビック タイプRに迫る8分を切るタイムをマーク。

 

けたたましいエキゾーストノートも魅力のJCW GP(R56)は、JCWの特別仕様車といった位置づけだったのですが、ここまでくるともはや別物といっても過言ではないでしょう。

 

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最後は少し鼻息荒くなってしまいましたが、コンパクトなボディに超過激なエンジンを積んだスペシャルモデルは、日本のシビック タイプRだけではありません。

 

いつもの生活にぴりっとした刺激を与えてくれる過激な輸入コンパクトスポーツは、どうですか。