【日本で買える外車】イギリス車を代表する7メーカーと代表車種を紹介
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イギリスと言えば紳士の国。
そしてイギリス車といえば気品のある佇まいに、歴史や伝統が感じられる重厚感というイメージでしょうか。
今回は、イギリス車にはどんなメーカーのクルマがあるのかを紹介していきます。
■天才技術者の生み出した脅威のパッケージング|ミニ

今でこそミニと言えばBMWのプレミアムコンパクトブランドというイメージが強いですが、オリジナルのミニは1959年にデビューした”クラシック・ミニ”と呼ばれるモデルで、純粋なイギリス車です。
設計者は天才技術者とも呼ばれたアレック・イシゴニスで、当時ブリティッシュ・モーター・コーポレーション(BMC)にラインアップされる既存のエンジンを使用するという制約がある中、彼は居住スペースを取るために当時としては珍しいFFレイアウトを採用。
現代の軽自動車より小ぶりなボディサイズながら大人4人が乗れるスペースを確保しています。
BMWのサブブランドである現在のミニはこの往年のミニのデザインをモチーフにしたもので、現行型は2013年に発売された3代目。
特に人気なのはクロスオーバーという5ドアハッチバックで、コンパクトなサイズながら実用性の高いパッケージングで、なおかつミニらしい軽快な走りを楽しめます。
■高級SUVメーカーで市場を牽引するメーカー|ランドローバー

ランドローバーは高級SUVメーカーです。
フラッグシップモデルであるレンジローバーは1970年に発表されましたが、本格的なオフロード性能を有しながらオンロードでの乗り心地や高級感を追求した、いわば高級クロスオーバーSUVの先駆けのような存在です。
さらに、レンジローバーをベースにスポーティな走りを意識したレンジローバー スポーツや、コンパクトプレミアム・クロスオーバーであるレンジローバー イヴォーク、本格オフロードモデルのディフェンダーなど個性豊かなSUVがラインアップされています。
中でもピックアップしたいモデルがディスカバリーです。
現行型は2017年登場の5代目で、レンジローバーのようなオフロード性能や乗用車感覚はそのままに、ファミリー向けの多用途性を意識した、バランスの良いモデルです。
■英国の伝統と格式を感じさせるモデルの数々|ジャガー

ジャガーはイギリスの高級車メーカーです。
1922年に創業したスワロー・サイドカー・カンパニーというバイクのサイドカーを作る会社が原点で、その後既存の乗用車をベースにしたスポーツカーを販売し、四輪車事業をスタートさせました。
オリジナルモデルの製作やル・マンへの参戦、高級スポーツカーEタイプのリリースなど輝かしい歴史がありましたが、紆余曲折を経て現在はランドローバーと共にインドのタタ・モーターズ傘下となっています。
ジャガーの代表的なモデルと言えば、フラッグシップモデルであるXJ。
高級感のあるメッシュグリルや流れるようなルーフライン、ボディとの一体感を感じさせる印象的なリアコンビネーションランプなど、英国の伝統と格式を感じさせるラグジュアリーなサルーンです。
■高級車の中の高級車|ロールスロイス

ロールスロイスはセレブ御用達の高級車メーカーで、1台3000万円ほどのモデルをラインアップする、いわゆる超高級車ブランドです。
パルテノン神殿をモチーフにしたというフロントグリルや、女性が風に向かって前傾し、まるで飛んでいるかのようなボンネット・マスコット”スピリット・オブ・エクスタシー”などユニークなディテールが印象的です。
さらにゴースト、レイスといった車名は「まるで幽霊のように静かで存在を感じさせずに、高い耐久性を持つ永遠の車」から名付けられています。
ドライバーズカーではなく、運転手付きのいわゆるショーファードリブン・カーとして究極の存在を目指しているメーカーです。
そんなロールスロイスを代表するモデルの一つはファントムです。
6.8L V12ガソリンエンジンを搭載。
最高出力は420kW(571PS)/5,000rpm、最大トルクは900Nm(91.8kgm)/1,700〜4,000rpm、贅の限りを尽くしたモデルの車両本体価格は5680万円とお値段も圧巻です。
■究極のグランドツアラー|ベントレー

ベントレーはロールスロイスと並ぶ高級車ブランドですが、近年のベントレーモデルはパワフルなパワートレインとスポーティなデザインを特徴としています。
ベントレーは1919年創業と歴史あるメーカーではあるものの、紆余曲折を経て現在はフォルクスワーゲングループに所属しています。
代表的なモデルはラグジュアリークーペのコンチネンタルGT。
初代は2003年に発売され、丸目のヘッドライトと美しくスタイリッシュなデザイン、そしてフォルクスワーゲン製のパワフルな6.0L W12ツインターボエンジンを搭載しているのが特徴です。
現行型は2017年登場の3代目。
ブラッシュアップされたW12ツインターボエンジンの最高出力は485kW(659PS)/5,000〜6,000rpm、最大トルクは900Nm(91.8kgm)/1,500〜5,000rpm、0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は335km/hというスペックです。
スーパーカーに匹敵するパフォーマンスにクラフトマンシップあふれる贅沢なインテリア。
まさに究極のグランドツアラーと呼ぶにふさわしいモデルでしょう。
■映画でも有名な高級GTカーメーカー|アストンマーチン

アストンマーチンはイギリスを代表する高級スポーツカーメーカーです。
古くからレースで活躍していますし、映画007シリーズではボンドカーとして登場することが多く、高級GTカーとしてよく知られたブランドです。
代表的なモデルの一つはヴァンテージというスポーツクーペです。
初代は1977年に発売され、現行型は2018年に登場した4代目です。
搭載されるエンジンは4.0L V8ツインターボで、最高出力は375kW(510PS)/6,000rpm、最大トルクは685Nm(59.8kgm)/2,000〜5,000rpm、0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は314km/hというスペックです。
■ライトウェイトスポーツに特化したユニークなメーカー|ロータス

ロータスもイギリスを代表するスポーツカーメーカーですが、こちらはライトウェイトスポーツをメインにしたモデルを多く手掛けてきたブランドです。
その始まりは、1947年に当時大学生であったコーリン・チャプマンが、ガレージで古いオースチン7をベースにマシンを製作し、レースに参戦したことがきっかけでした。
チャプマンの設計思想の根底にあるのは軽量化。
つまりコストを抑えつつ無駄を極限まで削ぎ落とし、レースで結果を出すというものです。
ですからロータス社はコストのかかるエンジン開発を自社では行わずに他メーカーのエンジンを搭載し、その卓越したエンジニアリング技術で性能の良いモデルを世に送り出す、特徴的なメーカーなのです。
代表的なモデルはたくさんありますが、ここではエリーゼを取り上げましょう。
1996年に発売されたエリーゼはアルミ合金製のフレームにFRPの外装という軽量な車体に、ローバーやトヨタから供給されたエンジンがバージョンによって搭載されています。
2001年からはフェイズ2、2011年からはフェイズ3とデザイン変更、装備変更を受け、2021年に生産終了となり、26年の歴史に幕を閉じることとなりました。
■メジャーじゃないけどこんなメーカーもある

イギリス車には他にも下記のようなメーカーがあります。
・モーガン
1913年から続く小規模なスポーツカーメーカー。
クラシカルな外観と木製フレーム(一部)が特徴で、日本でも正規モデルとして購入することができます。
・ケータハム
かつてロータスカーズが生産していた軽量スポーツカー、セブンの製造権を1973年に取得し、以降小規模に生産し続けているメーカー。
日本の軽自動車規格に合わせたセブン170Sは、車両重量が440kgしかありません。
・マクラーレン
こちらは高級スポーツカーメーカーで、1000PSを超えるハイパフォーマンスモデルや主力スーパーカーである720S、マクラーレン初のGTカーであるGTなどがラインアップされています。
イギリスには数多くのメーカーがありますが、スポーツカーや高級車メーカーが多いという印象ですね。
また小規模生産の小さなメーカーが、今もこだわりのクルマを作り続けているというのも興味深いところです。
歴史に裏打ちされたイギリス車独特の個性を、一度味わってみるのはいかがでしょうか。




