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メルセデスAMGの歴史

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メルセデス・ベンツのスポーツブランドであるメルセデスAMG。

 

メルセデス好きなら誰でもが知っているサブブランドであり、各クラスの頂点にはAMGモデルが用意されるなど、憧れの1台となっています。

 

そんなAMGの歴史から、魅力について迫ってみましょう。

 

 

■AMGという名前の意味


 

 

AMGは、1967年にレース用エンジンを設計する会社として設立され、モータースポーツシーンで活躍し、後にメルセデス・ベンツと市販車の共同開発も行うようになります。

 

社名は、創立者のハンス・ヴェルナー・アウフレヒト(Hans Werner Aufrecht)とエアハルト・メルヒャー(Erhard Melcher)、そしてアウフレヒトの故郷であるグローザスパッハ(Großaspach)の頭文字を取ったもので、始まりには2人の創業者のモータースポーツへの熱い想いがありました。

 

 

■2人の創立者が絶やさなかったモータースポーツへの情熱


 

 

ハンス・ヴェルナー・アウフレヒトとエアハルト・メルヒャーは、AMG設立以前にはダイムラー・ベンツの開発部門において、レース用エンジンを担当していました。

 

しかし、1955年のル・マン24時間レースでの300SLRの大クラッシュによって、メルセデスはすべてのモータースポーツ活動を休止します。

 

それでもモータースポーツへの情熱が消えない2人は、休日などにアウフレヒトのガレージでレーシングエンジンの開発を行っていました。

 

1965年になると、会社の同僚であるマンフレッドが、彼らの開発したエンジンを積んだマシンでドイツツーリングカー選手権に出場して10回の勝利を獲得し、アウフレヒトとメルヒャーの名前を一躍有名にしました。

 

そして1966年末にアウフレヒトはメルセデスを退社、メルヒャーを説得して共同事業を始めます。こうして1967年にAMGが設立されました。

 

 

■大型セダンでスポーツカーに勝つ


 

 

AMGの名前をより広く知らしめることになったのは、1971年のスパ・フランコルシャン24時間レースでした。

 

当時、世界3大24時間レースのひとつに数えられ、人々の注目度も高かったレースで、AMG Mercedes 300 SEL 6.8は、総合2位、クラス優勝に輝いたのです。

 

フォード カプリやアルファロメオ2000GTAm、BMW 2800CSといったスポーツカーのなかにあって、重量級かつ大型セダンの300SELの活躍は、大いに目立ち話題となりました。

 

 

■カスタマイズチューナーとしての発展


 

 

モータースポーツシーンで成功を収めたAMGは、1970年代にはカスタマイズ事業を発展させ、R107&C107、W116,W123などのチューニングを手掛けていきます。

 

そして1986年、上級車種であるSクラスのV8をチューニングしたエンジンを搭載したW124型EクラスベースのAMG 300 E5.6がデビューします。

 

4ドアサルーンとして初めて300キロの壁を破ったAMG 300 E5.6は、その強力なトルクが生み出す加速感から”The Hammer(ハマー)”というニックネームが自動車メディアによってつけられました。

 

 

■メルセデスとの共同開発モデル販売へ


 

 

1980年代後半には、メルセデスとの関係を深め、オフィシャルレーシングパートナー契約を結びます。

 

そして1993年に、メルセデスとAMGによる共同開発モデルであるスポーツセダンのC 36 AMGがデビュー。

 

メルセデスのネットワークを通じて、世界中のクルマ好きのもとへにデリバリーされました。

 

以降メルセデスとAMGは数多くのモデルを世に生み出し、高級スポーツブランドとしての名を確固たるものにするいっぽうで、2010年にAMGロードカー史に残るSLS AMGが発表されます。

 

それまで、メルセデスのカタログモデルをベースにスポーツモデルを作っていたAMGですが、SLS AMGは、すべてがスペシャル。

 

AMGブランドのアイコンとなり、AMG専用モデルの血統は、AMG GTへと引き継がれていきます。

 

 

■原点はモータースポーツへの情熱


 

メルセデスのスポーツブランドとして定着しているAMGですが、その原点は2人のエンジニアのモータースポーツへ対する熱い思いでした。

 

その情熱が注がれたAMGモデルは、モータースポーツで培われた技術が存分に注ぎ込まれた特別な1台なのです。

 

 

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