全てのSUVの起源を現代で味わいたいならコレに乗れ!ジープラングラー紹介
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SUVが世界の自動車市場のトレンドとなっている現在、世界中のメーカーからSUVがラインアップされています。
そのため、SUVというカテゴリーの中にも、街乗り向けのものからアウトドア向けのものまでその種類は様々。
その中でも悪路を行くクロカンモデルたちは本格派と位置付けられています。
そんな本格派の中でも古くから販売されている定番モデル、ラングラーについて紹介します。
※記事中に使用している写真は3・4代目ラングラーのものです。
■ジープ ラングラー誕生まで

1987年に初代がデビューしたラングラーは、それまでジープブランドで販売されていた、CJ系ジープが起源です。
CJ系ジープは第二次対戦中に開発、製造された軍用車のジープをベースに、民間の作業車両として登場したCJ-2Aからその歴史がスタートしています。
CJ系ジープは登場以降モデルチェンジを繰り返していき、バリエーションを増やしていくのですが、当初は農地作業でのニーズをメインにしていたため、装備は簡素なものでした。
しかし、ジープの需要が広がるにつれ、より快適な装備やメカニズム、パワフルなエンジンなどが採用されていきました。
こうしたCJ系ジープの進化が進む中で、1976年にCJ-7というモデルが登場します。
このモデルは、オプションで初めてプラスチック製のハードトップや、スチール製のドアなどが用意されたほか、オートマチックトランスミッションを搭載していました。
このように軍用車を起点としたCJ系ジープは、軍用車由来の本格的なオフロード性能を保ちつつも、快適性を高めていったのです。
そして、この軍用車直系の血統を受け継ぐCJ系ジープの後継モデルとして、1987年に登場したのが初代ラングラーなのです。
■ラングラーの進化

こうして登場したラングラーは、それまでのCJ系と比べると大きな進化を遂げていました。
CJ系との共通部品はほとんどなく、1984年にデビューしたチェロキーとの共通部品の方が多かったほどです。
CJ系との見た目上の違いは拡大されたトレッドや角度をつけたグリル、四角いヘッドライトに上質な室内デザインなどが挙げられ、中身も見た目もモダンに進化しました。
合計で63万台が生産され、CJ系に比べると大人気となった初代ラングラーですが、大きく顔つきの変わった四角いヘッドライトだけは好まれなかったようで、1997年登場の2代目ラングラーから、CJ系と同じ伝統の丸目ヘッドライトが採用されています。
これは現行型も同じです。 こうして丸目となった2代目は初代の設計から80%近くを新規設計、その中でも最大のポイントと言えるのは、それまで採用してきたリーフスプリングを捨て、クォドラコイルサスペンションを採用したことです。
これにより乗り心地が向上しています。それでいて地上高やアプローチ&デパーチャーアングルの拡大などが行われオフロード性能も向上しているほか、可倒式ウィンドシールドや脱着式のドアなど伝統的な装備も備わっています。
2007年には3代目へと進化、トラクション、アーティキュレーション、地上高、機動性、渡河性能の5項目の性能基準を満たし、より厳しいオフロード条件で走破できることを検証されたほか、乗り心地もより進化させました。
また、このモデルより4ドアのアンリミテッドが追加され、より実用的で購入しやすいモデルへと進化しました。
■現行ラングラーについて

4代目となる現行ラングラーは2018年10月に日本市場にデビューしました。
伝統のデザインを保ちつつも、先進的な装備を用意。
ドアノブに触れるだけで施錠開閉ができるキーレスEnter’N Goやテレスコピック機能付きのステアリングホイールなどといったラングラー初の装備はもちろん、Apple CarPlay、Android Autoに対応した最新世代のUconnectを全車に装備しています。
メカニズム面では従来と比べ軽量化と低燃費を実現していますが、注目ポイントはラングラー初のフルタイムオンデマンド4x4システムです。
新たに備えられた「4H AUTO」モードは、路面や天候状況に応じ駆動力を自動的に前後に配分、舗装路を含むあらゆる路面を安全かつ快適に走行できます。
それでいながら従来のパートタイム4x4と同じく「4H」や「4L」を選択すればパートタイムモードとなり、センターデフがロックされ、さら強力なトラクションを発揮します。
今まで以上にオンロードもオフロードも快適なラングラーへと仕上がっているのです。
■本物の血統を持つクロカンモデル

今でこそSUVブームの恩恵からか、本格クロカン名乗る様々なモデルが世に出ていますが、その起源を辿ればラングラーの先祖に当たる第二次世界大戦中のジープになります。
そんなジープの純粋な血統を持つラングラーは、ありとあらゆる状況で頼りになる、現代では数少ない本物のモデルです。
本物を好むクロカンマニアは検討すべきモデルと言えるでしょう。




