【高級感あふれるコンパクトハッチ】アウディ 3代目A3 スポーツバックを解説
UNIVERSE全店
アウディ A3 スポーツバックは、フォルクスワーゲン ゴルフやメルセデス・ベンツ Aクラスなどの競合が多いCセグメントに分類されるプレミアムコンパクトカーです。
スポーツバックとは、アウディの5ドアハッチバックに与えられる名称で、A3には他にも 3ドアハッチバックのA3(日本未導入)、4ドアセダンのA3 セダンなどがあります。
今回は、アウディ 3代目A3 スポーツバックの2017年1月マイナーチェンジ以降のモデルについて詳しく見ていきましょう。
■アウディ 3代目A3 スポーツバックの歴史

アウディ 3代目A3 スポーツバックは2013年9月に発売されました。
ボディサイズは2代目A3 スポーツバックから全長が35mm、全幅が20mm、全高が20mm拡大し、ホイールベースが60mm延長。
全長4,325mm×全幅1,785mm×全高1,435mm、ホイールベース2,635mmとなっています。
パワートレインは、最高出力90kW(122PS)の1.4L 直列4気筒ターボエンジン、103kW(140PS)の気筒休止機構(COD)付1.4L 直列4気筒ターボエンジン、132kW(180PS)の1.8L 直列4気筒ターボエンジンの3種類をラインアップします。
2014年8月の仕様変更により、気筒休止機構付1.4L 直列4気筒ターボエンジンと1.8L 直列4気筒ターボエンジンを搭載するグレードにアウディブレーキガード付アダプティブクルーズコントロール(ACC)が標準装備になりました。
また、エクステリア(外装)やインテリア(内装)を専用パーツでスポーティに仕立てたSラインパッケージをオプションとして追加設定。
それに加えて、全グレードにLEDライトパッケージ(ヘッドライト+ルームライト)をオプションとして設定しています。

2017年1月にマイナーチェンジを実施し、エクステリアのデザインやインテリアの装備、安全面が強化されました。
同時にグレードが整理され、スポーティでスタイリッシュなスポーツを追加するとともに、パワートレインを従来からラインアップされていた90kW(122PS)を発生する1.4L 直列4気筒ターボエンジンと140kW(190PS)を発生する2.0L 直列4気筒ターボエンジンの2種類に変更しています。
2018年9月の仕様変更では、オプション装備を追加。
ラグジュアリーパッケージに上質なチェスナットブラウンのパーシャルレザーシートの選択ができるようになりました。
くわえて、グレードの表記を変更。
1.4 TFSI/1.4 TFSI スポーツは30 TFSI/30 TFSI スポーツへ、2.0 TFSI クワトロ/2.0 TFSI クワトロ スポーツは40 TFSI クワトロ/40 TFSI クワトロ スポーツに改名されています。
3代目A3 スポーツバックは、デビューから安全面の強化、デザイン変更、グレードの整理、オプション装備の拡充などの進化を続け、2021年4月に4代目へフルモデルチェンジしました。
■シャープなスタイリングが強調されたエクステリア

2017年1月のマイナーチェンジによってA3 スポーツバックのエクステリアは、シングルフレームグリル、バンパー、ヘッドライト、リヤディフューザーなどのデザインが変更され、シャープでスポーティな印象を強めています。
シングルフレームグリルは、幅が広げられ六角形がより強調されるようになりました。
フロントバンパーは立体的な左右のエアインテークとなり、ヘッドライトはシャープな輪郭の形状を採用。
ヘッドライトはバイキセノンが標準装備となっており、オプションのマトリクスLEDヘッドライトを選択した場合にリヤコンビネーションライトがダイナミックターンインディケーターになります。

ボディサイズは、ベースグレードが全長4,325mm×全幅1,785mm×全高1,465mmです。
2017年1月から新設されたグレード、sport(スポーツ)では、17インチホイールを装着し、車高が15mm下がります。
そのためスポーツの全高は1,450mmです。
スポーツは、前輪駆動の1.4 TFSIとクワトロ(四輪駆動)の2.0 TFSIの両方に設定されました。
さらに、Sラインパッケージを装着すると全長が10mm伸びて4,335mmになり、全高が10mm低くなり1,440mmになります。
■先進的でスポーティなインテリア

A3 スポーツバックのインテリアは、ジェットエンジンをモチーフにしたエアコン吹き出し口や格納式のモニターなどにより、エレガントで先進的な印象です。
荷室は通常時で340Lですが、リアシートの背もたれを倒すことで最大1,220Lまで拡大できます。
2017年1月のマイナーチェンジ以降は、フルデジタル多機能ディスプレイシステムであるバーチャルコックピットの選択もできるようになりました。
また、MMI(マルチメディアインターフェイス)コントロールユニットも全面的に刷新され、使いやすさが向上。オプションのナビゲーションシステムと組み合わせれば、iPhoneとAndroidの両方のスマートフォンに対応したアウディスマートフォンインターフェイスが利用できます。
また、スポーツには上り坂や下り坂の途中で停止したときに、クルマの状態を維持し、坂道発進を手助けしてくれるアウディホールドアシストが追加されました。
■マイナーチェンジで2種類に絞られたパワートレイン

3代目A3 スポーツバックのデビュー当時のパワートレインは、90kW(122PS)を発生する1.4L 直列4気筒ターボエンジン、103kW(140PS)を発生し気筒休止機構が備わる1.4L 直列4気筒ターボエンジン、132kW(180PS)を発生する1.8L 直列4気筒ターボエンジンの3種類が用意されました。
駆動方式とトランスミッションは、1.4Lエンジンが前輪駆動に7速Sトロニック、1.8Lエンジンが四輪駆動(クワトロ)に6速Sトロニックの組み合わせです。
2017年1月のマイナーチェンジでは、パワートレインおよびグレード体系が整理され、エンジンが1.4Lエンジンと2.0Lエンジンの2種類になりました。
1.4L 直列4気筒ターボエンジンは、最高出力90kW(122PS)/5,000rpm~6,000rpm、最大トルク200Nm(20.4kgm)/1,400rpm~4,000rpm、JC08モード燃費19.5km/L。
2.0L 直列4気筒ターボエンジンは、最高出力140kW(190PS)/4,180rpm~6,000rpm、最大トルク320Nm(32.6kgm)/1,500rpm~4,180rpm、JC08モード燃費16.0km/Lとなっています。
組み合わされるトランスミッションは、1.4Lエンジンと2.0Lエンジンの両方とも7速Sトロニックになりました。
駆動方式は、1.4Lエンジン搭載モデルが前輪駆動、2.0Lエンジン搭載モデルが四輪駆動(クワトロ)です。
アウディの特徴のひとつでもあるトルク配分型フルタイム四輪駆動のクワトロは、電子制御油圧式のマルチプレート(多板)クラッチによりエンジントルクを前後輪に振り分けるシステムを採用。
一般的な走行条件では、エンジントルクの大半が前輪に配分されますが、走行状況に応じて後輪にトルクを分配する制御となっています。
■先進の安全性能を標準装備

3代目A3 スポーツバックがデビューした2013年9月当時の安全装備は、アダプティブクルーズコントロール(ACC)やアウディブレーキガードなどのドライバーアシストシステムがオプション設定でしたが、2014年8月から標準装備となりました。
2017年1月のマイナーチェンジでは、レーダーセンサーにより前方の交通状況を常時監視し、緊急時には自動ブレーキを発動するなどして事故の危険を減らすシステムであるアウディプレセンスフロントがA3全モデルに標準装備となっています。
アウディプレセンスフロントは、約10km/h~65km/hで歩行者、約10km/h~250km/hでほかの車両を検知。
接触する可能性があると判断されたときは警告が発せられ、必要に応じてブレーキシステムが介入。
さらに状況に応じてフルブレーキを発動し、衝突スピードを抑えるために最大限の減速・衝突回避・衝撃緩和を図ります。
■2017年6月以降に提供が開始されたセーフティパッケージ

2017年6月以降からは、アウディアクティブレーンアシスト、アウディサイドアシスト、トラフィックジャムアシストなどの先進システムを組み合わせたセーフティパッケージの提供を開始しました。
■アウディアクティブレーンアシスト
アウディアクティブレーンアシストは、ドライバーの車線維持操作をサポートするシステムで、ウインカーを使用しない状況で車線を逸脱しそうになると、警告を発すると同時にステアリング制御が介入し、クルマを同一車線内に維持します。
■アウディサイドアシスト
アウディサイドアシストは、レーダーとカメラにより後方および側方の運転状況を監視することで、車線変更時の事故の危険を減らすシステムです。
■トラフィックジャムアシスト
トラフィックジャムアシストは、アダプティブクルーズコントロールの拡張機能のひとつで、約0km/h~65km/hで渋滞した高速道路などを走行中、アクセルやブレーキだけでなくステアリング操作の一部を代行し、ドライバーの負担を軽減します。
アウディ 3代目A3 スポーツバックはデビュー以降、徐々に安全装備を充実させてきました。
2017年1月のマイナーチェンジでは、デザインの変更とともに安全面がより強化されています。
安全性が高くスタイリッシュでスポーティなプレミアムコンパクトハッチバックを検討しているのであれば、A3 スポーツバックがおすすめと言えるでしょう。





