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30年の時を経てフルモデルチェンジ!新型ディフェンダーを解説

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■悪路を往くジェントルマン ディフェンダー


 

 

ランドローバー ディフェンダーの歴史は古く、1948年に英国のローバー社から悪路用車両として「ランドローバー」が初公開され、のちにその車名がブランド名となるほどの成功を収めます。

 

クルマとしての名前は長らく「ランドローバー」のままでしたが、1989年(この時点で既に41年生産され続けている)にそれまでオフロード向けとしてのランドローバー90/110/127と高級SUVのレンジローバーのみの展開で分かりやすかったランドローバー社製品に、レンジローバーの弟分として新たに初代ディスカバリーがラインアップに加わりました。

 

このタイミングで分かりやすさを重視するため、1990年よりランドローバーという名は「ディフェンダー」と改められ、現在まで続く車名となっています。

 

 

その後も基本設計やデザインはほぼ1948年の初期型から変わらないまま2016年まで生産された初代に続き、2019年に登場したのが現行型の2代目ディフェンダー。

 

一気に近代化しながらも各部のデザインや特徴を引き継いでおり、タフな性格や悪路走破性は更に強靭に進化。

 

最新のランドローバーデザインが、ちりばめられた内外装は登場直後から人気となりました。

 

現在のラインナップは3ドアの「90」と5ドアの「110」で、間もなく「130」と呼ばれる3列シートを備えたロングモデルも追加されるようです。

 

 

■進化しつつもDNAを受け継いだエクステリア


 

 

最新のトレンドを取り入れた外観は、伏せた目のような睨みを利かせるリング型DRLにブラックアウトされたLEDヘッドライトを組み合わせた顔付きや、材質の違いで多層感を演出するなど、実に近代的に生まれ変わったディフェンダー。

 

しかしシルエットだけを見るとしっかりと初代のコンセプトを引き継いでいると分かるユニークなルックスをしています。

 

かつてのディフェンダーが伝統的なラダーフレームに架装ボディであった事に対して、アルミモノコック化された2代目は各部の形状にも自由度が増し、またパネル成型技術の向上によってカクカクに見えながらも張り出したブリスター形状の前後フェンダーやサイドウインドウ直下のショルダーラインなど、実はかなり立体的な造形をしている事も分かります。

 

クオーターウインドウにあるフローティングピラー(浮いているように見えるピラー)も面白いアプローチで、デザインを引き締めながらも安定感や荷室の大きさを意識させる巧みなデザインですね。

 

こういった遊び心も実にエレガントです。

 

 

■英国流タフネスを感じるインテリア


 

 

各部のデザインは鉄板むき出しだった初代から受け継いだ無骨さを継承しており、大きな針が動く視認性の良いメーターパネルや、素地のテイストを活かしたステアリングやドアサイドの仕上げなど、ランドローバー社のクルマの中ではもっともタフさを強調したものとなっています。

 

もちろんPivi Pro(ランドローバーオリジナルのインフォティメントシステム)をはじめとして最新装備も満載されている他、シートはレザーとテキスタイルを組み合わせた洒落の利いたものが使われ、実用性だけでなく使い心地や快適性も考え抜かれている事が分かります。

 

 

他には後席の左右天井(先述のフローティングピラーの真上)に「アルパインウインドウ」と呼ばれる窓が設置されているのも解放感をもたらしてくれるポイント。

 

こちらの装備も初代から受け継いだものとなっています。

 

個人的には打ちっ放しのボルトのようなドアのアクセントが一番好きな部分です。

 

 

■日本でのパワートレインは2種類


 

 

搭載されるエンジンは90が軽快かつパワフルなインジニウム2.0L直列4気筒DOHCエンジン、110には同じエンジンの他に待望のインジニウム3.0L直列6気筒ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッドが2020年に追加され、スペック的にも合ったラインナップになっています(本国仕様には他にPHEVも存在)。

 

動力性能

P300(インジニウム2.0L直列4気筒ガソリンターボ)

最高出力:220kW(300PS)/5,500rpm

最大トルク:400Nm(40.7kgm)/1,500-4,500rpm

燃料消費率:8.3km/L(WTLCモード)

 

D300(インジニウム3.0L直列6気筒ディーゼルターボ+48Vマイルドハイブリッド)

最高出力:220kW(300PS)/4,000rpm

最大トルク:650Nm(66.3kgm)/1,500-2,500rpm

モーター最高出力:18kW(24.5PS)/10,000rpm

モーター最大トルク:55Nm(5.6kgm)/1,500rpm

燃料消費率:9.9km/L(WTLCモード)

 

 

■高い安全性と充実の運転支援システム


 

 

ディフェンダーはユーロNCAPの厳しい安全性能評価において最高評価となる5つ星を獲得している他、先進運転支援システム(ADAS)を標準搭載しています。

 

強固なアルミモノコックボディや6エアバッグシステムはもちろんの事、衝突回避のエマージェンシーブレーキ、クルーズコントロール、レーンキープアシスト、ドライバーコンディションモニター、トラフィックサインレコグニション(標識認識システム)、3Dサラウンドカメラが主だった装備で、他にユニークなものとしてウェイドセンシングと呼ばれる水深警告(900mmに近づくと警告)があったりと非常に充実。

 

それに加えて2021年モデルからはドライバーアシストパックやブラインドスポットアシストパックと呼ばれていた追加装備も標準化され、その中にはアダプティブクルーズコントロール、リアプレコリジョンモニター、ブラインドスポットアシスト、クリアイグジットモニター、リアトラフィックモニターなども含まれる万全の装備となりました。

 

 

■タフでパワフルな英国紳士


 

 

今回はランドローバー 2代目ディフェンダーを紹介しました。

 

長い長い歴史を持つディフェンダーが遂にモデルチェンジ、とクルマ好きやクロカンフリークの間で大きな話題となった一台で、より洗練された性能とルックスにより、今後のランドローバー製SUVのひとつの顔となっていく事は確実でしょう。

 

高い走行性能と近代的な装備の数々、そしてその威厳あるルックス。

 

このタフでパワフルな英国紳士を、ぜひあなたの相棒としてご検討下さい。

 

 

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