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いま注目の輸入(外車)クロカンSUV!同じ価格帯なら、ちょい古Gクラスと最新ディフェンダー110どっち買う?

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メルセデス ベンツのGクラスと、ランドローバーのディフェンダーは、質実剛健なSUVとして長年ファンに愛され続けているマスターピースです。

 

とはいえGクラスは、プレミアムSUVの地位を築き上げており、新車価格で見ればディフェンダーよりも格上のレンジローバーがライバルです。

 

いっぽうディフェンダーは、2019年末に新型が投入されたばかりで中古価格は高値安定傾向。

 

そこで、1000万円前後の車両価格に絞り込んで、Gクラスとディフェンダー110を比較してみることにしました。

 

ちょい古Gクラスと、最新のディフェンダー、アナタならどちらを選びますか?

 

 

■1000万円前後で買えるクロカンSUVのライバル


 

現在販売されているディフェンダーは、ベースグレードなら500万円台から存在し、もっとも高額なモデルでも1300万円台の価格帯となっています。

 

それに対して現行型のGクラスは軒並み1000万円オーバーとなっていて、上位グレードのG550は約2000万円、AMGモデルに至っては3000万円に迫るモデルも存在しているほどです。

 

しかし2018年以前のいわゆるフルモデルチェンジ前モデルに目を向けると、1000万円前後にまで販売価格が下がって、新型のディフェンダーと同じ価格帯に入ってきます。

 

そんな2台を比較してみましょう。

 

いまや新車で購入するのが困難になっているGクラスと現行型ディスカバリーを比べてみることで、意外な発見があるかもしれません。

 

 

■Gクラスの歴史と概要


 

※画像は2020年モデルです。

 

メルセデス ベンツが1979年から生産を続けているゲレンデヴァーゲンことGクラス。

 

もともと軍用車両を民生用にアレンジした本格的なSUVで、1990年と2018年に実質的なフルモデルチェンジを行なっています。

 

基本的なスタイリングは初代ゲレンデヴァーゲンを踏襲し、丸形のヘッドランプや張り出したオーバーフェンダー、スクエアなキャビンスペースなど、質実剛健なデザインを保ち続けています。

 

そのいっぽうで内外装などが年々プレミアム感を増し、現在は高級SUVの代表格として日本国内でも高い人気を誇っています。

 

ボディタイプは2ドアタイプのショートと4ドア仕様のロングがあり、さらにかつては2ドアベースのカブリオ(オープン)モデルもラインナップされていました。

 

エンジンタイプは直6、V6、V8、V12などが用意され、2013年には日本向け仕様モデルとしてV6ディーゼルエンジン(BlueTEC)も登場。

 

この日本仕様向けモデルは右ハンドル仕様になっていることでも話題を集めました。

 

ちなみに現行型のゲレンデヴァーゲンは、V8ツインターボと直6ディーゼルターボエンジンの2タイプのみとなり、ボディタイプもロングのみとなっています。

 

 

■ディフェンダーの歴史と概要


 

 

ランドローバー ディフェンダーは、同社が1948年から生産していたランドローバーシリーズの系譜を受け継いだモデルで、1989年に行われたランドローバーモデルの呼称変更に合わせて、1991年にディフェンダーへと改称されました。

 

名称の後に付く数字は、かつてはホイールベースを意味していましたが、現在はショート版の90、ロング版の110や130などボディの長さを表しています。

 

初代ディフェンダーのボディは、ショートとロングのステーションワゴンのほか、ハードトップと呼ばれるピックアップも展開していました。

 

パワートレインは直4または直5、V8などディーゼルをメインに、ショートボディの90のみV8のガソリンエンジンもラインナップしていました。

 

このディフェンダーは2015年をもっていちど生産を終了していましたが、2019年のフランクフルトモーターショーで2代目モデルが登場。

 

洗練されたスタイリングを身に纏い、これまでのラダーフレームからアルミ製のモノコックへと大幅な転換を図っています。

 

ボディタイプは先代同様に90、110が用意され、エンジンタイプは発売当初は直4のガソリンターボエンジンのみでしたが、のちに直6ディーゼルターボエンジンに電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドモデルなども登場しています。

 

 

■伝統を継承するGクラスと刷新されたディフェンダー


 

 

1979年の発売以来、基本的なデザインをキープし続けているGクラス。

 

ひとめで分かるGクラスらしい平面を強調したスタイリングは、曲線やキャラクターラインを多用する現在のプレミアムSUVとは一線を画する雰囲気を醸し出しています。

 

5年落ちのGクラスは現行型とはフロントマスクのデザインがやや異なり、全長および全幅のサイズも異なりますが(現行型より小さい)、基本的な見た目はそれほど変わりません。

 

2017年前後のGクラスのラインナップは右ハンドル仕様でV6ターボディーゼルを搭載したG350dとV8ツインターボを搭載するG550の2種類で、G350dをベースにした特別仕様車「デジーノマヌファクトゥーアエディション」ではブラックペイントされた19インチAMG 5スポークホイールが奢られています。

 

いっぽうの現行型ディフェンダーは、2011年のフランクフルトモーターショーに登場したコンセプトカー「DC100」がベースになっていて、初代の無骨な雰囲気から一変。

 

直立したフロントスクリーンや隆起したボンネット、張り出したショルダーとスクエアなホイールアーチ、横開きのテールゲートや背面スペアタイヤなどによって、ディフェンダーらしさを表現しながら、新しい時代のSUVらしい洗練されたイメージのSUVとなっていました。

 

 

■装備は新しいディフェンダーが上


 

 

Gクラスのインテリアで注目したいのが、8インチのディプレイとCOMANDシステムの存在。

 

カーナビやラジオ、TV、オーディオだけでなくハンズフリー通話やインターネット接続、車両設定などの機能を備えており、さらにアップルカープレイにも対応するCOMANDシステムは、2012年から搭載されています。

 

また2017年11月登場の「G350dデジーノマヌファクトゥーアエディション」では、シートやステアリング、シートベルトに赤いステッチをあしらい、スライディングルーフやマルチコントロールシートバックおよびシートベンチレーター(フロントシート)などが装備されています。

 

対する現行型ディフェンダーは、最新のモデルらしくインパネセンターに11.4インチの大型タッチスクリーンを備えたインスツルメントパネルが鎮座しています。

 

スマートフォンのようなインターフェースを搭載し、高輝度スクリーンには湾曲型ガラスディスプレイを採用。

 

さらにボイスコントロールによって、呼びかけによる操作も行なえます。

 

そのいっぽうでフロアには耐久性に優れたラバー張りを採用し、消耗が激しい箇所には高耐久性素材を採用するなど、本格オフローダーらしいこだわりも感じさせています。

 

 

■最新の制御システムを搭載するディフェンダー


 

2017年前後のGクラスが搭載していたのは、3.0L V6ディーゼルターボエンジンと4.0L V8直噴ツインターボエンジンの2種類。

 

V6はBlueTECクリーンディーゼルエンジンで世界でもっとも厳しいとされる日本のディーゼル排出ガス規制にも適合。

 

V8エンジンはECOスタートストップ機能を追加して燃費を向上しました。

 

トランスミッションは全車7速AT、駆動方式はフルタイム4WDとなり、V8モデルのサスペンションには電子制御式油圧アダプティブダンピングシステムが搭載され、「C(Comfort)」と「S(Sport)」の2つのモードで走行状況に応じて減衰特性を調整できるようになっています。

 

対するディフェンダーのパワートレインは、2.0L直4INGENIUMガソリンエンジンと3.0L直6INGENIUMディーゼルエンジンに電気モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムがあり、トランスミッションはいずれも8速ATが組み合わされています。

 

駆動方式は全車フルタイム4WDで、ヒルディセントコントロールとオールテレインプログレスコントロールによってラフロードでも安定した走りを実現。

 

「コンフィギュラブルテレインレスポンス」は、パワートレイン、ステアリング、ディファレンシャル、トラクションコントロールを個別に設定可能とすることで、悪路走破性能を高めています。

 

 

■Gクラスは最低限の安全装備


 

安全性能に関してGクラスは、基本設計が古いのでそれほど期待できませんが、最終モデルには前車追従型のディストロニック・プラス、BSM(ブラインドスポットアシスト)、パークトロニックなどが搭載されています。

 

ちなみに現行型Gクラスでは、全車にレーダーセーフティパッケージをはじめとする安全運転支援システムが標準で装備されるとともに、360°カメラシステムやアクティブパーキングアシスト、テレマティクスサービス「Mercedes me connect」の標準装備化が図られていますから、安全性能が充実したGクラスをお探しの場合は、2018年登場の現行型Gクラスを選んだほうが良いかもしれません。

 

いっぽうディフェンダーは、最新のテクノロジーとドライバー・アシストを数多く装備しています。

 

エマージェンシーブレーキやアダプティブクルーズコントロールはもちろん、レーンキープアシストやドライバーコンディションモニター、トラフィックサインレコグニション&アダプティブスピードリミッター、3Dサラウンドカメラなどのほか、ボンネットをシースルーしたかのように前方の地面状況を表示する、「ClearSightグラウンドビュー」も用意されています。

 

 

■ちょい古Gクラスは700万円台から見つかる


 

5年落ち前後のGクラスの中古車相場は個体の程度によっても差がありますが、700万円台後半から見つけることが可能で、メイン価格帯は900万円台から1100万円台となっています。

 

グレードは350dが圧倒的に多く、G550は希少です。

 

対するディフェンダーは、人気の影響もあり中古車でも700万円前後がスタートで、ロングボディの110は800万円台後半から1300万円超まで幅広くなっています。

 

 

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