予算200万円のコンパクトカーなら、この2台。メルセデス ベンツAクラス(W176前期型)/ボルボ V40
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予算200万円でも素敵な輸入コンパクトカーが手に入るとしたら?
そんな想いをカタチにしようとする今回の企画。
星の数ほどある輸入コンパクトカーのなかから、メルセデス ベンツAクラスとボルボ V40という2台をピックアップ。
買い物からちょっとしたドライブまで、実用性も抜群の相棒をそれぞれ比較検証してみました。
■なにかと使いやすい5ドアハッチスタイル

メルセデス ベンツ初のコンパクトモデルとして1997年にデビューしたAクラス。
3代目となるW176型は2012年のジュネーブモーターショーで発表され、日本では翌年1月より発売をスタートしています。
Bクラスと同じMFAプラットフォームを採用した3代目Aクラスは、ボディサイズが拡大され、スポーティなスタイリングになり、スパーマリオを使ったCM効果もあって、若いユーザーの獲得に成功しました。
ボディは全長4,290mm×全幅1,780mm×全高1,435mm、ホイールベース2,700mmで、日常使いにもぴったりなサイズ。
フロントグリルにはスリーポインテッドスターを大胆にあしらいコンパクトクラスとは思えない風格を漂わせています。
2015年にはマイナーチェンジを行い、前後ランプまわりと装備の充実が図られ、2018年まで販売されましたが、ここでは確実に200万円で収まる前期型(2013年-2015年モデル)にフォーカスして話を進めていきます。

対するボルボV40は、2012年のジュネーブモーターショーで発表され、日本では2013年から2019年まで販売されました。
もともとV40というネーミングのステーションワゴンは1990年代に存在していましたが、2012年デビューのV40は5ドアハッチバックとして生まれ変わっています。
ダイナミックなクーペフォルムとモダン・スカンジナビアンデザインの融合を目指したスタイリングはスポーティさを醸し出し、リアビューのデザインはまさにボルボそのもの。
ボディサイズは全長4,370mm×全幅1,785mm×全高1,440mm、ホイールベース2,645mmで、Aクラスに比べて全長が80mmほど長くなっています。
発売当初はベースモデルのみでしたが、その後スポーツバージョンのRデザインやオフロードバージョンのクロスカントリーも加わり、2016年にはフェイスリフトを行ない、ヘッドライトには新世代ボルボのアイコンでもあるトールハンマーデザインが採用されています。
■ターボで排気量をカバー

前期型Aクラスのパワートレインは、1.6L直列4気筒直噴ターボエンジンと2.0L直4直噴ターボエンジンの2種類で、それぞれデュアルクラッチ式トランスミッションの7G-DCTを組み合わせています。
第3世代直噴システムのBlueDIRECTテクノロジーと、ECOスタートストップ機能を搭載した1.6Lエンジンは、従来モデル比でおよそ34%の燃費向上が行なわれておりJC08モード燃費は15.9km/Lをマークします。

いっぽうV40のパワートレインは、初期が1.6L直列4気筒直噴ターボに6速デュアルクラッチトランスミッション“パワーシフト”を組み合わせたT4系と、2.0L直列5気筒ターボに6速ATを組み合わせたT5系の2つ。
2015年に2.0L 4気筒クリーンディーゼルのD4、1.5リッター4気筒直噴ターボのT3を追加し、2017年には1.5Lターボのパワーを絞ったT2エンジンを追加。
2015年以降は、T2を除く全車がトルコン式の8速ATに変更されています。
駆動方式は通常版とRデザインはFFで、クロスカントリーのみ4WDが設定されていました。
気になる燃費性能(JC08モード)は、T4が16.2km/L、T5は15.9km/L、T3は16.5km/L、T2は17.1km/Lとなかなか優れたものでした。
■使いやすさは同等、デザインで選びたいインテリア

レザーステアリングが標準装備されているAクラスのインテリア。
全席すべてにヘッドレスト一体型のスポーツシートを採用し、ヘッドレスト下部にはアンビエントライトを配置して室内を演出します。
リアシートは6:4分割可倒式で一部グレードにはセンタートンネルが設定されています。
ラゲッジスペースは341Lですが、最大で1,157Lにまで拡大することが可能です。

V40は、エクステリア同様にスカンジナビアンデザインをモチーフにした清潔感のあるデザインが印象的です。
フロントシートはスカルプテッドXシェイプデザインシートを採用し、座った際の荷重を均一に分散させることで疲れにくい仕様となっています。
リアシートは6:4分割可倒式を採用するとともに、助手席はフラット近くにまで倒すことで長尺物の収納も可能としています。
ラゲッジスペースは335Lから最大1,032Lにまで拡大できるようになっています。
■先進安全装備はV40が上

Aクラスの安全装備は「レーダー型衝突警告システム(CPA)」や居眠り運転などによる事故を未然に防ぐためドライバーの運転を監視して疲労や眠気などをパラメーターで知らせる「アテンションアシスト」、衝突時の歩行者の被害を軽減する「アクティブボンネット」が標準で装備されているほか、全車速追従型レーダークルーズコントロール「ディストロニックプラス」や車両後方の死角を監視する「ブラインドスポットアシスト」なども用意されています。
対するV40は、車両が歩行者とぶつかった際にボンネットがせり上がりフロントウインドウ前にエアバッグが膨らむ「歩行者エアバッグ」をはじめ、ミリ波レーダーとデジタルカメラによって歩行者を感知するとブレーキをかけて衝突を回避する「ヒューマン・セーフティ」、道路標識を読み取りメーターパネルに表示する「ロードサインインフォメーション(RSI)」や、車線逸脱を警告音と振動で知らせる「レーン・キーピング・エイド(LKA)」、渋滞時の走行などで前方の交通状況の変化や注意不足による衝突を回避する「シティ・セーフティ」、縦列駐車をサポートする「パーク・アシスト・パイロット(PAP)」など、さすがの充実ぶりです。
いまでは当たり前となった運転支援機能を、V40ではいち早く採り入れていました。

先代から大きく様変わりし、プレミアム感を身にまとったAクラスと、ボルボのハッチバックとして注目を集めたV40。
高い実用性を持ち合わた5ドアハッチバックの2台は、発売当時から人気があったため中古車市場でもタマ数が豊富です。
予算200万円でも十分手に届く個体も多いので、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。




