スタイリッシュなCLAかコンサバなA4か。どちらのステーションワゴンを選ぶ?
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欧州メーカーのステーションワゴンは、歴史が長く、秀逸なデザインも多いことで知られています。
そのなかでも、メルセデスCLAシューティングブレークとアウディA4アバントは、日本の道路事情でも扱いやすく、ロングツーリングも快適なモデル。
中古車で検討する方も多いこの2台について、それぞれの特徴を解説していきます。
■スタイリッシュなフォルムに惹かれる、メルセデス・ベンツ CLAシューティングブレーク

CLAシューティングブレークは、メルセデスのスタイリッシュな4ドアクーペ、CLAクラスのステーションワゴン版です。
初代は2015年〜2019年までの販売で、ゆったりとしたフォルムのルーフラインと3本のキャラクターラインが生み出す流麗なスタイリングが、エクステリア(外装)の最大の特徴です。
通常ステーションワゴンであればリアはストンと落ちるような形状になりますが、CLAシューティングブレークの場合はリアエンドまで緩やかな曲線を描き、スポーティでスタイリッシュなデザインとなっています。
ボディサイズは、全長4,640mm×全幅1,780mm×全高1,435mm、ホイールベースは2,700mm。
パワートレインは、ベースのCLAクラスと同じ1.6Lと2.0Lの直4直噴ガソリンターボエンジンで、それぞれのスペックは1.6Lが最高出力90kW(122PS)/5,000rpm、最大トルク200Nm(20.4kgm)/1,250-4,000rpm、2.0Lは最高出力155kW(211PS)/5,500rpm、最大トルクは350Nm(35.7kgm)/1,200-4,000rpm。
トランスミッションは7速AT、駆動方式は1.6LモデルがFF、2.0LモデルはFFと電子制御4WDシステムの「4MATIC」が用意されるほか、CLA250 シュポルトには「電子制御式油圧アダプティブダンピングシステム」が搭載され、走行状況に応じて「コンフォート」と「スポーツ」の2つの減衰特性を選ぶことができるようになっています。
ベーシックな1.6Lモデルでも上質な走りを楽しめますが、AMGが開発の初期段階から携わった「CLA 250 シュポルト 4マチック」は上質かつスポーティな走りでドライバーを魅了します。

インテリア(内装)は、メルセデスらしい高級感と機能性の高いスイッチ類、メーター類を基本としながら、スポーティな形状のシートでロングツーリングでも快適な仕様となっています。
ラゲッジ容量は通常時で495L、後席を倒せば最大で1,354Lまで拡大することができます。
さらにワンタッチ操作でテールゲートが自動開閉するEASY-PACK自動開閉テールゲートも用意されています。(CLA 180シューティングブレークを除く全車に標準装備)
先進安全装備として衝突被害軽減ブレーキ「CPAプラス」や、長時間走行時のドライバーの披露や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意をうながす「アテンションアシスト」を全車標準装備するほか、渋滞追従機能を備えた「ディストロニック・プラス」(アダプティブクルーズコントロール)、ブラインドスポーッとアシスト、パーキングアシストリアビューカメラなども設定され、安全な駐車をサポートする「アクティブパーキングアシスト」もオプションで用意されていました。
CLAシューティングブレークは、スタリッシュなフォルムでありながら十分な居住性とラゲッジ容量によって日常でも使いやすいモデルとなっています。

■Dセグメントのベンチマーク、アウディA4アバント

対するアウディA4アバントの現行型は2016年発売の5代目で、1994年デビューの初代からラインアップされるなど、プレミアムステーションワゴンで世界的な人気を誇るモデルです。
エクステリアは、アウディのアイデンティティでもあるシングルフレームグリルを中心に、モダンでスッキリとしたデザインのLEDヘッドライトと力強く立体的な形状のバンパーが印象的です。
スポーティなフォルムに伝統的なステーションワゴンのスタイルで、全体的にバランスの良いデザインに仕上がっていますが、走行抵抗の削減もおもなテーマとして開発されており、ワゴンボディとしてはトップクラスのCd値0.26を実現しているところもポイントです。
全長4,735mm×全幅1,840mm×全高1,455mmにボディサイズは、ホイールベースはCLAシューティングブレークよりも100mm以上長い2,825mmです。
搭載されるエンジンは2.0L TFSI直4ガソリンターボと1.4L TFSI直4ガソリンターボ、さらに2021年に追加された2.0L TDI直4ディーゼルターボの3つで、2.0L TFSIと2.0L TDIには出力の異なる2種類を用意。
もっともハイパワーな2.0L TFSIのスペックは最高出力185kW(252PS)/5,000-6,000rpm、最大トルク370Nm(37.7kgm)/1,600-4,500rpm。
駆動方式はFFもしくは電子制御4WDのクワトロシステムで、トランスミッションは全車7ATが組み合わされます。
サスペンションは前後ともに複雑な5リンクを採用するとともに、アームなどに鍛造アルミなどの軽量素材を用いることで、ハンドリングと乗り心地のバランスを高いレベルで達成しています。

インテリアは水平基調ですっきりとまとめられたインパネを中心に、広々感が強調されたデザインです。
ラゲッジ容量は通常状態で505L、後席を倒すと最大1,510Lの容量を確保することができます。
後席シートは40:20:40の3分割で、伝統的なステーションワゴン形状のため荷室がスクエアで使いやすいのが特徴です。
先進安全装備は、衝突被害軽減ブレーキシステムの「アウディプレセンスシティ」「アクティブレーンアシスト」「リアビューカメラ」「アダプティブクルーズコントロール」「パーキングシステム」に、時速65km以下の渋滞時にアクセルやブレーキだけでなくステアリング操作も介入してドライバーの負担を軽減する「トラフィックジャムアシスト」などを全車に搭載。
安全性、パッケージ、すぐれた環境性能など、このクラスのベンチマークとして長年、マーケットを牽引するモデルらしい仕上がりとなっています。

スタイリッシュなデザインとメルセデスならではの快適で上質な内外装がお好きな方は「CLAシューティングブレーク」がオススメ。
広くて実用的なラゲッジスペースやモダンですっきりとしたデザインがお好きな方には「A4アバント」が良いでしょう。
もちろんどちらもロングツーリングでも快適ですし、高級ステーションワゴンならではの質感の高い内外装を楽しむことができます。




