お手ごろ価格の7人乗り輸入SUV『プジョー 5008』
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3座独立の2列目シートによってフレキシブルな使い方ができるプジョー5008。
見た目の質感も高いフランス製SUVですが、有力ライバルに囲まれているためか、その実力に反して人気はやや控えめな印象です。
そんな隠れた名車とも言える5008について解説していきましょう。
■もともとはミニバンだった5008

そもそもプジョー 5008は、シトロエン C4グランドピカソのコンポーネンツを流用したミニバンとして2009年にデビューしています。
この初代5008はプジョーブランドとして日本に初めて上陸したミニバンで、日本では2013年から販売されました。
その後2016年のパリモーターショーで発表された2代目5008は、ミニバンから一転、PSAグループが開発したEMP2プラットフォームを使ったSUVへと大きくスタイルを変えました。
■兄弟車3008と共通のフロントまわり

5008はEMP2プラットフォームを使う3008をベースに開された3列シートのSUVです。
ボディサイズは全長4,640mm×全幅1,840mm×全高1,650mm、ホイールベース2,840mmという大きさで、3008よりも全長190mm、ホイールベースは165mmそれぞれ延ばされています。
フロントからフロントドアまでが3008と共通となっており、ボディとホイールベースの延長分はおもに室内の居住空間にあてられたことになります。
またルーフラインを3008よりも伸びやかにデザインすることで、3列目の居住性を確保しています。
■独自のデザイン「i-Cockpit」が目を引く

プジョーオリジナルの「i-Cockpit」は、小径ステアリングホイールの上からヘッドアップインスツルメントパネルが見えるレイアウトで、自然な姿勢と運転中の視線移動を最小限に抑えてくれます。
ドライビングに必要な情報を表示する12インチの大型ディスプレイには、運転に必要な情報を分かりやすく色鮮やかに表示します。
ダッシュパネルのセンター部にはさまざまな情報へアクセスできる8インチのタッチスクリーンパネが埋め込まれ、エアコンやオーディオ、ハンズフリー通話、ADAS(先進運転支援システム)などの操作が、スマートフォンのように指先ひとつで行なえます。
その下には航空機にインスパイアされたトグルスイッチが並び、ハザードランプやドアロック、前後デフロスターなど使うことの多い機能に素早くアクセスできるようになっています。
3座独立シートを可能とした2列目シートをふくめ7つの独立したシートは、入念に仕立てあげることで高級感を演出。
2列目シートは15cmの前後スライドと5段階のリクライニングが可能で、3列目は取り外すことができる設計です。

ラゲッジスペースの容量は、3列目シート格納状態で約702L、2列目シートバックをすべて折りたためば約1,862Lもの大容量。
3列目を取り外すと約38Lの床下収納スペースが出現します。
テールゲートはリアバンパー下に足を入れて操作するハンズフリー電動テールゲートになっているため、両手がふさがったままで開閉操作ができるようになっています。
■環境性能にも優れるパワートレイン

5008に用意されているパワートレインは、低回転域から力強いトルクを味わえる2.0L Blue HDiディーゼルターボエンジンと、高回転域までよどみなく伸びる1.6LPureTechガソリンターボエンジンの2種類。
ディーゼルエンジンは、可変ジオメトリーターボチャージャーで加給することで優れた性能と、独自のクリーンテクノロジーによって優れた環境性能を両立。
1.6Lガソリンターボエンジンは、優れた燃費性能にも貢献する軽量コンパクトな設計です。
トランスミッションはどちらのパワートレインにも「EAT8」という8速ATが組み合わされ、パドルシフトを使用すればステアリングから手を離さずにシフトワークが可能。
駆動方式はFFのみの設定ですが、モードに合わせてトラクションやブレーキを制御する「アドバンスドグリップコントロール」を搭載し、悪路走破性能を高めています。
■先進の安全運転支援

先進運転支援システム(ADAS)は、CCDカメラ、レーダー、超音波ソナーなどでシステムが構成されています。
おもな機能は、前方車両との距離を検知し車間距離を保つだけでなく、前方車両が停止すると自動で停車し再発進した際には停車3秒以内であれば自動で再発進し、3秒以上経過するとワンタッチで設定速度まで回復する「アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)」をはじめ、アクティブクルーズコントロール作動中にはほぼ全車速域でステアリング補正を行なう「レーンポジショニングアシスト」、前方の車両や障害物を検知し、ドライバーが回避操作を行なわない場合に自動でブレーキを作動する「アクティブセーフティブレーキ」のほか、「ブラインドスポットモニターシステム」「ドライバーアテンションアラート」「トラフィックサインインフォメーション」などが備わっています。
SUVスタイルになった2代目5008は、新車価格そのものがお手ごろだったこともあって、中古車は200万円台から見つかりますし、300万円台であれば高年式かつ低走行距離という良質な中古車にも数多く出会えます。
中古車市場には数多くの5008が流通しているので、いまなら満足できる個体に出会える確率も高いでしょう。




