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輸入コンパクトSUVの大穴!? フォード クーガ解説

 

いまや世界中で一大ブームが続いているSUV。

 

日本車はもちろん欧米の各メーカーからも魅力的なSUVが次々と誕生しています。

 

なかでも日本の道路で扱いやすいコンパクトSUVは、欧州や日本で大人気。

 

そんななかで他人とはちょっと違うSUVに乗りたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで今回は、あまたある輸入コンパクトSUVなかでも大穴のフォード クーガを紹介したいと思います。

 

 

■キネティックデザインを採用したエクステリア


 

 

2007年のフランクフルト・モーターショーで発表され、翌2008年3月から欧州での販売が開始されたフォード クーガ。

 

初代モデルのエクステリアは、当時のヨーロッパフォード車に共通するキネティックデザインが採用され、曲面を組み合わせるエッジの効いたデザインが特徴でした。

 

この初代クーガは2010年秋に日本での正規輸入販売が開始されましたが、2013年には早くも2代目クーガが登場します。

 

前年に北米市場で発売されたエスケープと同じボディは、全長4,540mm×全幅1,840mm×全高1,705mm、ホイールベース2,690mmという日本でも使いやすいサイズ。

 

デザインは初代からのキープコンセプトで、2016年のマイナーチェンジによってフェイスリフトを行っています。

 

 

■マツダ、ボルボ共通のC1プラットフォームを採用


 

 

2代目クーガに採用されているC1プラットフォームは、当時のフォード・マツダ・ボルボによって共同開発されたもので、フォード フォーカスやエスケープのほか、マツダ3(アクセラ)やボルボ V40にも使われています。

 

足まわりはフロントがマクファーソンストラット、リアがマルチリンク式で駆動方式はFFおよび4WD(インテリジェントAWDシステム)を用意。

 

なお日本では4WDモデルのみが販売されていました。

 

トランスミッションは初代が5速ATだったのに対し、2代目では6速ATに進化。

 

ダウンサイジングターボエンジンと合わせて燃費性能も向上しています。

 

 

■エコブーストで走りと低燃費を両立


 

 

初代は2.5L直5ターボエンジンを搭載していたクーガですが、2代目からは1.6Lというダウンサイジングターボエンジンに変更。

 

このエンジンはエコブーストと呼ばれるフォードの新世代エンジンで、直噴ガソリンエンジンにターボで加給することでコンパクトな排気量ながらも高性能を発揮し、加えて低燃費性能も実現していました。

 

2015年にはさらにダウンサイジング化された1.5L直4と2.0L直4という2種類のエコブーストを追加。

 

2.0Lエンジンは、1.6Lと比較して44kWの出力向上に成功しています。

 

また1.5Lを搭載したモデルではオートスタート/ストップシステムを当時のフォード車としては初めて採用し、約34%もの燃費性能向上が実現しています。

 

 

■ハンズフリーパワーゲートをいち早く導入


 

コックピットはモダンなデザインで、センターコンソール上部には音声操作もできるタッチスクリーンタイプの液晶ディスプレイを配置し、ATセレクターも同じくセンターコンソール内に置かれています。

 

そしてセンタートンネルには大きなカップホルダーを縦に2列配置するあたりはいかにもアメリカ車らしいこだわり。

 

上級グレードにはレザーシートも設定され、シートは従来比で約10%の軽量化を実現しています。

 

2,690mmというホイールベースのクーガの室内サイズは、室内長1,760mm、室内幅1,385mm、室内高1,130mmというもので、コンパクトサイズながらもラゲッジルームは最大1,603Lの容量を確保。

 

リアシートは6:4分割式で、フロントシート裏につくテーブルを跳ね上げれば、リアシートに座った状態でテーブルを使うこともできるようになっています。

 

ほかにも最近のSUVでよく見かけるようになったハンズフリーパワーゲートをいち早く導入。

 

リアバンパー下に足を入れるだけでリアゲートが自動で開閉するため、両手がふさがったままでもリアゲートの開閉ができるようになっています。

 

 

■現在でも通用する運転支援機能


 

 

2代目クーガではさまざまな安全装備が備わっています。

 

渋滞時や低速走行時などで前方の車両への衝突を回避する「アクティブ・シティ・ストップ」や、安定したコーナリングを行なう「ロールスタビリティコントロール付アドバンストラック」、後方の死角をカバーする「ブラインドスポット・インフォメーション・システム」などを搭載。

 

また助手席サイドの死角を車内からカメラで見られるサブモニターをドアパネルに設置するなど、現行車に見劣りしない装備も魅力でした。

 

 

■金額面でもクーガはおすすめ


 

日本では2010年から2016年まで販売されたクーガ。

 

日本における最終モデルの新車価格は、ベースグレードで364万円、上級グレードのタイタニアムでは424万円でしたが、中古車市場では200万円以下の車両がほとんどで、なかには100万円を切る車両も見つかります。

 

ヨーロッパの洗練された雰囲気を持つフォードブランドのSUV、意外とアリなんじゃないでしょうか?

 

 

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