いまが狙い目!?X3セカンドジェネレーション
X1からX7まで、フルラインナップを揃えるBMWのクロスオーバ−ラインアップのなかで、販売の屋台骨を支えるモデルが、プレミアムコンパクトのX3です。
いまや日本国内でも、日常に溶け込みいまいち目立たない存在ですが、そのウラには実用性の高さやバリュー感があります。
そんな人気のX3は、2017年に3代目がデビュー。
2代目のF25型は、中古市場での価格も落ち着き、狙い目モデルとなっています。
■コンパクトでダイナミック。巧みなBMWデザイン

初代X3登場から7年後の2011年にデビューした2代目は、初代よりも全長で85mm、全幅で25mmほど拡大されたボディに、直立した大きなキドニーグリルが印象的なフロントデザインで、Xシリーズに共通する力強さを醸し出しています。
リヤは、水平なラインを多用して安定感を生み出しつつ、T字型のリヤコンビネーションライトによってワイドさを巧みに演出。
さらにエンジンフード上のラインとフロントホイールアーチからリアエンドに向かって引かれたキャラクターライン、サイドのホフマイスターキンクによって、X3はコンパクトサイズのボディながら、ダイナミックな印象を見るものに与えています。
ボディサイズは、全長4,650mm×全幅1,880mm×全高1,675mm、ホイールベース2,810mmという大きさで、サイズアップはおもに室内空間の拡充にあてられました。
■インテリア

武骨なイメージの強いSUVのインテリアを一新し、まるで高級プレミアムカーのようなデザインと質感で仕上げられたX5。
そんな兄弟モデルの意匠を受け継いだX3では、2代目となってさらに進化を遂げています。
インパネのセンターにはiDrive(アイドライブ用)の8.8インチワイド高精度カラーディスプレイが一体となって配置され、インパネがひとつの流れになることでディスプレイ画面が自然と溶け込み、全体としてエレガントな印象を生み出しています。
ステアリング前方にあるメーターパネルには、5シリーズで好評だったというブラックパネルテクノロジーを採用し、ひとつ上のクラス感と上質感を醸し出しています。
センターコンソール前端には2つのカップホルダー、リヤのアームレスト内にもカップホルダーを内蔵し、さらも前後のドアサイドにもボトルホルダーを追加採用するなど、利便性でも大きく向上しています。
室内空間は、ボディサイズの拡大による恩恵を受け、特にリヤシートの足もとスペースが先代よりも広く、リヤシートの左右間隔も広がったので、大人5名が乗車してもゆとりが生まれました。
ラゲッジスペースも先代比で70Lほど拡大し、550Lを確保。またラゲッジエリアには積載物をフレキシブルに固定できるパーセルレールが先代から受け継がれました。
リヤシートは40:20:40に3分割で可倒することができ、乗員数や荷物量に応じてフレキシブルに対応。
リヤシートを完全に倒せば最大1,600Lにまでラゲッジ容量を拡大することができます。
パフォーマンス

2代目X3のパワートレインは、まず3.0L 直6ターボと3.0L 直6の2種類を用意。
2012年になると、エントリーモデル用に2.0L 直4ターボがラインアップに追加されたほか、数ヶ月遅れて2.0L 直4ターボディーゼル、さらに2.0L 直4ターボの高出力バージョンが、xDrive28i用に追加され、3.0L 直6がカタログから消え、すべてターボエンジンに置き換えられました。
このターボエンジンには、高圧の燃料を直接燃焼室に噴霧する高精度ダイレクトインジェクションシステムやインテークバルブのリフト量を無段階で可変制御するバルブトロニック、吸排気のバルブタイミングを最適に調整するダブルVANOS(バリアブルカムシャフトコントロール)、排出ガスを最適化するツインスクロールターボチャージャーといった技術を組み合わせたBMWツインパワーターボテクノロジーが採用されています。
そんなパワーユニットに組み合わされるトランスミッションは8速ATのみ。駆動方式は、すべて路面状況に応じて瞬時に前後のトルク配分を可変制御するインテリジェント4輪駆動システム(xDrive)が採用されています。
SUVながら高い運動性能
運動性能は、約50:50という理想的な前後重量配分に、新設計の5リンク式リヤサスペンション、さらにxDriveが、クラス随一の走りと乗り心地を実現しています。
また高速走行時など、ステアリングホイールを中立付近で操作しているあいだは、タイヤの切れ角を過敏にすることなく、中低速時などで大きめに切り込んだ際にタイヤの切れ角を増幅させることが可能なバリアブルスポーツステアリングも採用。
これによって高速走行時の安定性と中低速域でのコーナリング時の取り回しの良さを両立させました。
そのほかにもコーナーリングの際にダイナミックな走りをもたらす電子制御システムのパフォーマンスコントロール、路面状況に応じてダンピング特性を自動調整し乗り心地とハンドリングを最適化するダイナミックダンピングコントロールなどもオプション装備等で用意されています。
またトップビュー機能付きのリヤビューカメラやアダプティブヘッドライト、コンフォートアクセスといった安全装備は標準装着。
全体としてお得感のある内容となっています。 現在は3代目が登場し、2代目は中古相場で160〜350万円で流通しています。
当時の新車価格が、600〜800万円だったことを考えると、お買い得な1台としておススメと言えるでしょう。




