ランドクルーザーのレクサス版 レクサスLXとはどんなクルマ?
レクサスのSUVシリーズのなかで、最大級のLXシリーズ。
もともとは北米市場向けに、ランドクルーザーをベースに高級SUVへと仕立て直したモデルでしたが、2015年から日本でも販売され、レクサスの人気SUVモデルとなっています。
LXの魅力について、迫ってみましよう。
■成り立ちについて

トヨタ自動車のプレミアムブランドとして、1989年から北米市場で展開が始まったレクサス。
LS(トヨタ セルシオ)に始まり、GS(アリスト)、ES(ウィンダム)、SC(ソアラ)とラインアップを拡充。
1996年に80系ランドクルーザーをベースにしたSUVが、LXとしてブランドに加わりました。
ランドクルーザーをベースに、フロントグリルやヘッドライト、フロントバンパー、ホイールなどを専用デザインとし、インテリアにはレザーシートやウッドパネル、加飾パネルや高品質塗装などによって品質感を高め、プレミアムSUVとされたLXですが、北米市場はプレミアムSUVの本場でもあり、キャデラック エスカレードやリンカーン ナビゲーターといったモデルがすでに存在。
そのなかで知名度に劣るLXは、苦戦を強いられることになります。
そんなLXが転機を迎えたのが2代目の存在でした。
■いろいろな意味で進化した2代目LX

ランドローバーが80系から100系へモデルチェンジを行なった1998年に、姉妹車でもあるLXもフルモデルチェンジを行ないます。
パワートレインには、LSが搭載するV8エンジンをベースに排気量を拡大した4.7Lエンジンを搭載。
異型4灯のヘッドライトは、同じ年に発売された2代目GSとの関連を匂わせるものでした。
インテリアでは本木目パネルを多用して高級感を演出するだけでなく、パワーシートなどの快適機能も装備。
室内照明にはLEDを用い、キャデラックでも用いられていた暗視カメラによる安全装備も盛り込み、フラッグシップにふさわしいモデルとして進化しました。
シートの縫製やボディのチリなど細部の作り込みにもこだわった2代目LXは、アメリカのある調査会社が行った初期品質調査で高級SUV部門のナンバーワンに輝いています。
このころまだレクサスブランドが整備されていなかった日本では、ランドクルーザーシグナスという名称で販売されました。
■日本でも発売され人気の高級SUVへ

2007年になると、ランドクルーザーが200系に進化。
LXもフルモデルチェンジを行ない、3代目へと移行します。
パワートレインには、新開発の5.7L V8エンジンを搭載し、北米市場だけでなく中国やカナダ、さらにはオーストラリアなどにも販路を拡大。
2012年のマイナーチェンジでは、フロントにスピンドルグリルを採用し、さらに高級感が高まります。
日本での正式発売は、2015年秋のこと。
フロントマスクに流れるように点滅するLEDシーケンシャルターンシグナルランプをレクサスとして初めて採用。
足もとには切削光輝加工による20インチアルミホイールを標準装備していました。
グレードは、LX570のみのモノグレードで、安全装備は「Lexus Safety System+」を日本でのレクサスとしては初めて採用。
その他、プリクラッシュセーフティやレーンディパーチャーアラートといった運転支援型の安全装備も数多く搭載しています。
その後2017年には、3列シート7名乗車仕様に加え、より豪華な2列シート5名乗車仕様も追加されました。
ランドクルーザーの魅力である悪路での優れた走破性に、高級感を融合したLXシリーズは、世界中のSUVファンを魅了し続けています。




