ゴルフはハッチバックだけじゃない?ミニバンやワゴン、クロスオーバーもあります
フォルクスワーゲンのゴルフと聞くと、多くの方がハッチバックモデルを思い出すと思います。
しかしゴルフと名のつくモデルはそのほかのボディタイプも存在するのです。
今回はそんな個性豊かな現行ゴルフファミリーを紹介していきます。
■フォルクスワーゲンの定番モデル「ゴルフ」

まず紹介するのは、ゴルフシリーズの基本形であるハッチバックのゴルフです。
初代は1974年にデビューし、翌年から日本市場でも販売を開始しました。
ハッチバックボディに、エンジンを横置きにしたFFレイアウトを採用。
サスペンション形状はフロントストラットにリアトーションビームという組み合わせでした。
ゴルフはヒットモデルとなり、2019年現在のシリーズ累計生産台数は3,500万台と、フォルクスワーゲンで最多台数を記録しています。
また、このパッケージの合理性は世界から認められ、数多くの自動車メーカーが採用するようになりました。
そのため、ゴルフは世界のFFコンパクトハッチバックが目標とするベンチマーク的な存在であり、このクラスの新型車が登場するとゴルフと比べるということは当たり前になりました。
2020年現在日本市場で販売されている現行モデルは7代目となりますが、ヨーロッパ市場では既に8代目が発表されていて、日本市場での販売が待ち遠しいモデルです。
そんな8代目はマイルドハイブリッドやコネクテッドサービス、先進運転支援システムなどが採用されており、次世代のFFコンパクトハッチのベンチマークにふさわしい進化を遂げています。
■顔はゴルフな3列シートミニバン「トゥーラン」

ヨーロッパ車では珍しい3列シートミニバンであるゴルフトゥーランは、2004年2月から日本市場での販売を開始しました。
「ファミリー、レジャーにマッチする多彩なトランスポーター」をコンセプトに開発されたトゥーランは、3列目シートを格納できる多様性を持ちながら、大人7人が乗車可能となっていて、様々なシーンで使いやすいモデルです。
それでいながら、ユーロNCAPで最高の5つ星を獲得するほど乗員保護性が高く、家族を安心して乗せるにはうってつけのモデルと言えます。
現行モデルとなる2代目は2016年より日本市場での販売を開始、ほかのゴルフファミリーと同じくMQBを採用し、音声操作に対応したコネクテッドサービスや先進安全装備が充実するなどの進化を遂げています。
■ワゴンから「ヴァリアント」へ進化

それまでゴルフワゴンという名称で販売されていたステーションワゴンが、ゴルフ ヴァリアントへと名称を改めたのは、5代目ゴルフ時代の2007年のことでした。
ゴルフと共通のフロントフェイスを持ちながら、全長をゴルフより300mm拡大し505Lという荷室容量を確保していました。
2013年に登場した現行モデルはヴァリアントとしては3代目になります。
ゴルフに引き続き、新世代設計プラットホームMQBを採用した第2弾のモデルとして登場、グレードによって異なりますが、先代モデルに比べて50キロの軽量化を実現するとともに、安全装備をより充実させ、走りも装備も新世代のワゴンへと生まれ変わりました。
また使い勝手の面も進化しており、MQBを採用することにより、605Lというクラストップレベルの荷室容量を実現。
これは先代モデルに比べて100L拡大しています。
それでいてボディサイズは全長4,575mm全幅1,800mm全高1,485mmという、取り回しにも困らないサイズなのが魅力的なポイントです。
■トレンドの最先端を行く「オールトラック」

最後に紹介するのはゴルフファミリーの中でも、まだ歴史の浅いゴルフ オールトラックです。
ゴルフ ヴァリアントをベースに、オフロード走行を重視このモデルは、ゴルフシリーズでは初めてのクロスオーバー4WDワゴンになります。
オールトラックは専用サスペンションにより25mm高められた車高や、最新4WDシステム4MOTIONなどが新たに採用。
また、エンジンもゴルフシリーズ初の1.8Lエンジンが採用されていて、全域でトルクフルな走りを見せ、オフロード走行に適していると言えます。
さらに下り勾配で車速が一定になるよう自動制御するヒルディセントアシストなども装備されていて、あらゆる条件でドライバーをサポートします。
このようにヴァリアントの利便性はそのままに、オフロード性能を高めたモデルとなっています。
エクステリア(外装)もつや消し黒のクラッディングや専用アルミホイールが用意され、高いオフロード走破性を期待させるものに仕上げっているのが特長です。
■ライフスタイルにあったゴルフが見つかる?
一言にゴルフといってもその種類は様々です。
しかしそれは基本形となるハッチバックのゴルフが世界に認められる大成功を収め、知名度を広げたことが大きいでしょう。
共通するメカニズムがあれど、それぞれ個性があり、決して重複することがないのも流石と言えるポイントです。
それぞれのライフスタイルに合わせて、自分にあったゴルフを探すのも面白いかもしれません。





