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居住性と積載性が高いステーションワゴン、A4アバント

 

日本市場の中核モデルであるアウディA4のステーションワゴン版、A4アバントは、2016年4月に日本市場へ導入が開始されました。

 

アウディ 80アバントをルーツとし、累計販売台数が220万台を数えるベストセラーモデルのA4アバントは、日本国内でも人気の高いモデルです。

 

 

 

A4セダン同様にMLB evoを採用

 

現行型A4アバントの注目ポイントは、A4セダン同様に進化したモジュラープラットフォーム「MLB evo」を採用したことです。

 

アルミニウムを中心に、さまざまな素材を組み合わせることにより強度と耐衝撃性能を高めているだけでなく、最大で120kgの減量に成功しています。また、ボディそのものも、従来型より約15kgの軽量化を達成しています。

当初は2.0L直列4気筒ターボエンジンの2.0TFSIだけでしたが、2016年10月には1.4L直列4気筒ターボエンジンの1.4TFSIを追加設定しました。

 

 

それ以降、エンジンラインナップに変更はないものの、2019年1月の改良で、モデル名を1.4Lエンジン搭載車が35TFSI、2.0LのFF車が40TFSI、2.0Lの4WD車が45TFSI に変わりました。

 

 

 

最大で1,510Lまで拡大できるラゲッジスペース

 

モジュラープラットフォームであるMLB evoの採用にともない拡幅された現行型A4アバントのボディサイズは、全長4,755mm×全幅1,840mm×全高1,435mmです。同時にインテリアのディメンジョンも大きくなり、居住性、積載性ともに向上しています。

 

アバントの魅力であるラゲッジスペースもより広く、使いやすくなっています。荷室容量は、5人乗車状態で505L、リアシートをすべて畳むと最大で1,510Lのスペースが現れます。従来モデルに比べて、最大80Lもの容量アップを可能としたラゲッジスペースは、立方体に近い形状で使い勝手にも優れています。

 

このラゲッジルームには、全モデルに電動ラゲージルームカバー、パーティションネットが標準装備されています。

 

 

また、アウディを代表する先進テクノロジーのひとつであるMMI(マルチメディアインターフェース)は全車に装備。このMMIと連動するシステムとして、12.3インチの高輝度液晶モニターを用いたフルデジタル多機能ディスプレイシステムであるアウディバーチャルコクピットをオプション設定しています。

 

 

 

1.4L 直4ターボと2.0L 直4ターボを搭載

 

パワートレインは、35TFSIに最高出力110kW(150PS)/最大トルク250Nmを発生する1.4L直列4気筒ターボエンジン。40TFSIと45TFSIは、同じ2.0L直列4気筒ターボエンジンですが、40TFSIの最高出力140kW(190PS)/最大トルク320Nmに対して、4WDモデルのクワトロスポーツに搭載される45TFSIは最高出力185kW(252PS)/最大トルク370Nmを発生します。

 

 

駆動方式を問わず、トランスミッションは7速のSトロニックが組み合わされ、JC08モード燃費は35TFSIと40TFSIが16.6km/L。45TFSIは15.5km/Lとなっています。

 

 

ちなみにアウディ独自の4WD機構であるクワトロシステムは、通常状態でフロント40:リア60に駆動力を配分していますが、路面状況や走行状況に応じて前後配分を可変して、車両を安定させます。

 

 

 

先進の安全装備を搭載

 

現行型アウディA4アバントの先進安全運転技術と運転支援システムは、2019年の現在でもそれほど色あせていません。当時のベンチマークを目指して開発された技術は、全モデルにアウディプレゼンスベーシックとアウディプレゼンスシティを標準装備。

 

 

アダプティブクルーズコントロール、アウディアクティブレーンアシストは、上級モデルに標準装備となっています。

 

 

 “美しく、スポーティで、先進的かつ上質なプレミアムステーションワゴン”というアウディ アバントのポジションは、最初の100アバントの時代から、40年近く受け継がれてきたもので、現在も変わることがありません。性能のみならずデザインもトップクラスを実現しているところに、A4アバントの人気の秘密があるように思います。