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200万円以下から狙える！メルセデスベンツのSUV GLAを解説

2020-11-24

輸入車雑学＆輸入車あるある

2020年現在、6種類のSUVをラインアップしているメルセデス・ベンツ。

その中でもエントリーモデルに属するのが今回紹介するGLAです。

このモデルは多くの方にできる要素を持った魅力的なモデルとなっています。

※記事中に登場する写真は全て初代モデルです

■ AクラスベースのコンパクトクロスオーバーSUV

GLAが初めて姿を現したのは2013年4月のことです。

上海モーターショーで登場した「コンセプトGLA」は、同ブランドのコンパクトモデルAクラスを彷彿とさせながらも、高められた全高や、ホイールアーチを覆うクラッディングなど、誰が見ても一目でコンパクトSUVと分かる出で立ちでした。

採用メカニズムは2.0L 直列4気筒ターボエンジンに、デュアルクラッチ式7速セミATやメルセデスの4輪駆動システム4MATIC(4マチック)が組み合わされており、軽快な走りを期待させる内容となっていました。

そこから約1年後の2014年5月に、日本市場でGLAが発売を開始。

コンセプトカーを思い出させるスタイリッシュなデザインのボディは、全長4430mm×全幅1805mm×全高1505mmと比較的コンパクトなサイズとなっています。

■2017年にマイナーチェンジを実施

GLA発売開始当初のグレードは大きく分けると3つに分類されます。

まずは1.6Lターボエンジンを搭載する180系、その上となるのが2.0Lエンジンを搭載する250系、そしてメルセデスのスポーツブランドAMGのチューニングが施された45 AMG 4マチックです。

1.6Lと2.0Lにはそれぞれ3つのグレードが用意されていて、そのグレード構成は共通となっています。

構成はベースグレード、スポーティーに仕立て上げられたスポーツ、よりオフロード走行に重点を置いたオフロードとなっています。

なお駆動方式は、180系にはFF、それ以外は4輪駆動システム4MATICを採用しています。

2017年4月にはマイナーチェンジを実施。

追加グレード220 4MATICには新世代の直噴エンジンとなる2.0L BlueDIRECTターボエンジンを搭載。

これにより、グレード構成も一新され、ベースグレードの180、新グレードの220 4MATIC、受注生産となった250 4マチック、トップグレードAMG GLA 45 4マチックの4つとなりました。

また、このマイナーチェンジでは、安全装備が強化され、衝突被害軽減ブレーキはもちろん、ドライバーの疲労や眠気を検知して注意を促すアテンションアシストなどが全グレードで標準装備。

そして、足を近づけるだけでトランクの開閉ができるフットトランクオープナーも装備されるなど、使い勝手の面でも進化を遂げました。

■先進的に進化した現行2代目

GLAは2020年6月に現行モデルとなる2代目へとフルモデルチェンジしました。

このフルモデルチェンジでの注目ポイントは、運転支援システムと対話型インフォテインメントシステムMBUXの採用です。

運転支援システムは同ブランドが誇るフラッグシップセダンSクラスと同等のものとなりました。

具体的な注目の装備内容としては、ドライバーがウィンカーを点滅させた場合、車線変更先に車両がいないのを確認して自動的に車線変更を行うアクティブレーンチェンジングアシストや、走行中にドライバーが気を失うなど万が一のことがあった場合、緩やかに減速と停止を行うアクティブエマージェンシーストップアシストなどが装備されています。

また、メルセデス・ベンツユーザーエクスペリエンスの略であるMBUXは、AIを搭載しており、単に音声でナビゲーションの設定や通話、オーディオ、空調などの操作ができるだけでなく、ユーザーの行動を学習したり流行語を覚えたりするなど、常に扱いやすく進化するシステムです。