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手軽に乗れる排気量1リッター以下の輸入車5選

 

日本の自動車税は排気量によって区分されています。

 

低排気量ほど税額は安く、維持費がかからないのは魅力的な部分です。

 

そこで今回は、排気量が1.0L以下の輸入車を紹介していきます。

 

 

■コンパクトなボディで安心のシティライフを!:スマート フォーツーターボ/フォーフォー


 

 

街中にピッタリなシティコミューターがスマート フォーツーターボとフォーフォーです。

 

2人乗りのスマートフォーツーは全長2,755mm×全幅1,655mm×全高1,545mmとコンパクトで、0.9L 直列3気筒ターボエンジンを搭載します。

 

最高出力66kW(90PS)/5,500rpm、最大トルク135Nm(13.8kgm)/2,500rpmで、組み合わされるトランスミッションは6速AT。

 

JC08モード燃費23.1km/Lと低燃費も魅力です。

 

4人乗りのスマートフォーフォーは全長3,550mmのボディになり、搭載されるエンジンはスマートフォーツー同様に0.9L 直列3気筒ターボエンジンです。

 

取り回しのしやすいコンパクトボディが、シティドライブの楽しさを広げてくれるでしょう。

 

 

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■シンプルで飽きが来ないデザイン:VW アップ! (2012年10月1日発売モデル)


 

 

全長3,545mm×全幅1,650mm×全高1,495mmながら、大人4人と小旅行用の荷物を積み込めるコンパクトカーがアップ!です。

 

2ドアモデルと4ドアモデルがあり、2012年発売当時、同クラスのクルマとしては初めて(フォルクスワーゲン公称)シティエマージェンシーブレーキを全車標準装備しました。

 

搭載されるパワートレインは1.0L 直列3気筒エンジンで、最高出力55kW(75PS)/6,200rpm、最大トルク95Nm(9.7kgm)/3,000~4,300rpmとなり、5速ASGが組み合わされます。

 

JC08モード燃費は23.1km/Lです。

 

シンプルで質感が高く、飽きの来ないデザインで、親しみやすさを感じられる一台です。

 

 

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■ゴルフ譲りの気持ちいい走り:VW ポロ


 

 

日本でも人気が高く、街中を走る姿をよく見るのが、VW ポロです。

 

ゴルフよりもワンサイズ小さなボディは、使い勝手が良く、広さも十分あります。

 

ボディサイズは全長4,060mm×全幅1,750mm×全高1,450mmで、ホイールベースが2,550mmとなっています。

 

乗り味はゴルフに負けず劣らず、しっかりとした足回りとボディから生み出される、安定感のある走りが健在です。

 

トレンドライン、コンフォートライン、ハイラインの3グレードに搭載されるパワートレインは1.0L 直列3気筒ターボエンジンで、最高出力70kW(95PS)/5,000~5,500rpm、最大トルク175Nm(17.9kgm)/2,000~3,500rpm、WLTCモード燃費16.8km/L(JC08モード燃費19.3km/L)となっています。

 

低回転域で太いトルクを生み出すポロのエンジンは、街中でのストップアンドゴーから力強い加速が必要な高速道路での合流など、様々な場面でドライバーが思うがままクルマを進めてくれるでしょう。

 

小さいからとあなどるなかれ、スポーティな切れ味鋭い走りを楽しめるのがポロの魅力です。

 

 

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■低排気量でも力強さは問題なし:アウディ Q2(2017年6月1日発売モデル)


 

 

アウディのコンパクトSUVモデルQ2は、小排気量ながらワンサイズ上のクラスがもつ快適性とユーティリティを確保したクルマです。

 

ボディサイズは全長4,200mm×全幅1,795mm×全高1,500mmとコンパクトですが、アウディの新しいデザインであるポリゴンを取り入れた個性的で存在感のあるエクステリア(外装)や、軽量ボディから生み出されるシャープなドライブ感覚、そして最新のアシスタンスシステムやコネクト機能を搭載しており、アウディの魅力が凝縮されています。

 

搭載されるパワートレインは、1.0L直列3気筒ターボエンジンで、最高出力85kW(116PS)/5,000~5,500rpm、最大トルクは200Nm(20.4kgm)/2,000~3,500rpmです。

 

7速Sトロニックと組み合わされ、軽快な走りを実現しています。

 

車両重量が重いSUVながら、JC08モード燃費で19.8km/Lを達成しており、クラストップレベルの低燃費を誇ります。

 

コンパクト、低排気量でも、しっかりとメインカーとして使用できる実力を備えたのが、Q2です。

 

 

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■パリの雰囲気を楽しめる、旅の相棒 ルノー トゥインゴ


 

 

ルノーの歴史的なアイコンであるルノー5をリスペクトした佇まいや、先進的なディテールが調和した個性的なデザインを楽しめるのが、トゥインゴです。

 

エンジンがフロントではなくリアに据えられたRRレイアウトを採用しています。

 

このレイアウトにより、フロントタイヤの切れ角を大きくすることができ、最小回転半径は日本の軽自動車並みの4.3m。

 

細い路地や狭いスペースでの駐車も楽に行うことができるでしょう。

 

ボディサイズは全長3,645mm×全幅1,650mm×全高1,545mmと非常に小柄です。

 

搭載されるパワートレインは、グレードに応じて2種類用意されています。

 

トゥインゴSには1.0L直列3気筒エンジンが搭載され、最高出力48kW(65PS)/5,300rpm、最大トルク95Nm(9.7kgm)/4,000rpm、WLTCモード燃費20.7km/Lです。

 

トランスミッションは5速MTが組み合わされます。

 

トゥインゴインテンスには、0.9L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力68kW(92PS)/5,500rpm、最大トルク135Nm(13.8kgm)/2,500rpm、WLTCモード燃費217.4km/Lとなっています。

 

組み合わされるトランスミッションは6速ATです。

 

コンパクトボディですが、しっかりと5ドアのクルマになっており、日常使いでも不便はないでしょう。

 

室内も荷室も十分な広さを確保し、大型のスーツケースも収納可能です。

 

街中から旅の相棒までをこなせる、おしゃれなクルマがルノートゥインゴです。

 

 

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1.0L以下の輸入車を紹介してきました。

 

いずれのクルマも小さなボディながら、その心臓部には、パワフルで軽快さのあるエンジンを搭載し、低排気量であることを感じさせない走りをしてくれます。

 

小さな排気量でも、不満なく乗れるのが、このクラスの輸入車に共通した特徴と言えるでしょう。

 

快適性やドライビングプレジャーを犠牲にしない、小さなクルマを選んでみてはいかがでしょうか。