BMW 初代2シリーズのアクティブツアラーとグランツアラーってどう違うの?
BMWのコンパクトトールワゴンである2シリーズアクティブツアラーとコンパクトミニバンである2シリーズグランツアラー。
同じ2シリーズのコンパクトモデルですが、どのような違いがあるのでしょうか。
今回はアクティブツアラー(2014年10月発売モデル)とグランツアラー(2015年5月発売モデル)のそれぞれ発売時の装備を比べます。
■BMW 2シリーズのアクティブツアラーとグランツアラーとは?

2シリーズ アクティブツアラー
BMW 2シリーズ アクティブツアラーは2014年10月に日本での販売が開始されたコンパクトサイズのトールワゴンで、2列シート5人乗りです。
一方、2シリーズ グランツアラーは、2015年5月に日本での発売が開始された5ドアのコンパクトミニバンで、3列シート7人乗りとなっています。
乗車定員の違いによりボディサイズやパッケージングに違いがあるものの、どちらもCセグメントのコンパクトサイズで運転しやすいモデルとなっています。
2シリーズ グランツアラー
パワートレインはアクティブツアラーが1.5L 直列3気筒ガソリンターボエンジン、2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジンの2種類。
グランツアラーが1.5L 直列3気筒ガソリンターボエンジン、2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジン、2.0L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンの3種類です。
駆動方式は、アクティブツアラーがBMW初となる前輪駆動(FF)を採用。
アクティブツアラーMスポーツにのみ四輪駆動のxDriveも用意しています。
グランツアラーはすべてFFです。
■アクティブツアラーとグランツアラーのエクステリア比較

アクティブツアラーは、全長4,350mm×全幅1,800mm×全高1,550mm(Mスポーツを除く)の5ドアトールワゴンで、コンパクトモデルの1シリーズよりも頭上空間が広く、高い機能性と快適性を融合したBMW初の車両スポーツ・アクティビティ・ツアラー(SAT)としてデビューしました。
日本での使い勝手にも優れており、一般的な機械式駐車場に収まる全幅(1,800mm)と全高(1,550mm)のボディサイズです。
2列目シートは、前後130mmのスライド機構と40:20:40の分割可倒式を採用しています。

グランツアラーは、全長4,565mm×全幅1,800mm×全高1,645mm(Mスポーツを除く)の5ドアミニバンで、アクティブツアラーよりも全長が215mm長く、全高が95mm高くなっており、バックドアが垂直気味になっているのが特徴です。

ボディはアクティブツアラーと同じく5ドアのハッチバックですが、前述した通り、室内は3列シート7人乗りになっています。
2列目シートは前後130mmの調整ができる60:40スライディング機構を採用。
また、バックレストの角度調節機能を備えた40:20:40の分割可倒式となっています。
3列目シートは、50:50の分割可倒式で、ラゲッジフロアの下に畳んだシートを収納できます。
2シリーズのアクティブツアラーとグランツアラーは、全幅が1,800mmであることから日本の道路でも運転がしやすいサイズとなっています。
■荷室容量やシートレイアウトが違うインテリア

2シリーズ アクティブツアラー
インテリア(内装)は、どちらも水平基調のダッシュボード、インテリアトリムパネル、クロームエレメントによって広がり感のある空間としています。
また、センターコンソールはわずかにドライバー側に傾けられ、ドライバーの手が届く範囲に配置されたスイッチ類により、ドライバーオリエンテッドな空間としています。
それに加え、ドアミラーよりも前方にある三角小窓により、斜め前方の死角が少なくなっているため、運転中の安全確認がしやすくなっているのも特徴です。

2シリーズ グランツアラー
アクティブツアラーとグランツアラーは、シートレイアウトが異なるため、ホイールベースや荷室容量に違いがあります。
アクティブツアラーは、ホイールベースが2,670mm、2列シート5人乗りです。
荷室容量は通常時で468L、最大で1,510Lとなります。
グランツアラーは、ホイールベースが2,780mm、3列シート7人乗りです。
荷室容量は3列目シートを倒すと560L、2列目と3列目シート倒すと1,820Lになります。
■走行性能比較

パワートレインはアクティブツアラーとグランツアラーで少し違いがあります。

アクティブツアラーに用意されるのは、1.5L 直列3気筒ガソリンターボ(FF)、2.0L 直列4気筒ガソリンターボ(4WD)です。
スペックは1.5L 直列3気筒ガソリンターボが最高出力100kW(136PS)/4,400rpm、最大トルク220Nm(22.4kgm)/1,250rpm~4,300rpm。
JC08モード燃費16.8km/L。
2.0L 直列4気筒ガソリンターボが170kW(231PS)/5,000rpm、最大トルク350Nm(35.6kgm)/1,250rpm~4,500rpm。
JC08モード燃費14.6km/Lです。
グランツアラーに用意されるのは、1.5L 直列3気筒ガソリンターボエンジン、2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジン、2.0L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンの3種類で、すべてFFです。
スペックは1.5L 直列3気筒ガソリンターボ(FF)が100kW(136PS)/4,400rpm 220Nm(22.4kgm)/1,250〜4,300rpm、JC08モード燃費16.5km/L。
2.0L 直列4気筒ガソリンターボエンジンが141kW(192PS)/5,000rpm 280Nm(28.6kgm)/1,250〜4,600rpm、JC08モード燃費15.8km/L。
2.0L 直列4気筒ディーゼルターボが110kW(150PS)/4,000rpm、最大トルクが330Nm(33.7kgm)/1,750rpm~2,750rpm。
JC08モード燃費21.3km/Lです。
■アクティブツアラーとグランツアラーに装備される安全機能

BMW 2シリーズアクティブツアラーおよびグランツアラーには、カメラによる前方を監視するドライビングアシストを標準装備としています。
ドライビングアシストには、車線逸脱を警告するレーンデパーチャーウォーニング、衝突の危険性をドライバーに知らせる前車接近警告機能、衝突の回避や被害を軽減する衝突回避・被害軽減ブレーキが装備されます。
ドライビングアシストの機能をさらに強化したドライビングアシストプラスと、ヘッドアップディスプレイを組み合わせたアドバンスドセーフティパッケージはオプション設定です。
ドライビングアシストプラスには、前方車両と車間距離を維持しながら加減速を行い、低速走行時に停止まで制御するアクティブクルーズコントロールが装備されます。
ヘッドアップ・ディスプレイは、現在の車速、ルート案内、曲名やラジオ局のリストなどの情報をメーターパネルとフロント・ウインドーの間にある昇降式スクリーンに投影するシステムです。
■悩ましい2択のコンパクトBMW

BMW 2シリーズアクティブツアラーとグランツアラーは、全長、全高、ホイールベース、座席数、パワートレインの一部に違いがありますが、コンパクトサイズのMPVであることに変わりありません。

3列シートのグランツアラーは、3列目がフロア下に格納できるため、2列シートのアクティブツアラーに似た使い方ができます。
そのため、どちらを選ぶか悩むことがあるでしょう。
予算や用途、乗車定員に合わせて選択することをおすすめします。




