【中古で手頃な価格で狙える】BMW 2代目X3(F25)を解説
X3は、BMWのSUV第2弾として2004年にデビューしたDセグメント のプレミアムSUVです。
存在感がありオンロードでも映えるX3は、現在3代目へと移行していますが、中古でもまだまだ高額。
そこで、現在狙い目となっている2代目X3(F25)の後期型にフィーチャーして解説しましょう。
■BMW X3の歴史(誕生から2代目登場まで)|秀逸モデルX5に続け!

BMW X3は、2000年に誕生したX5の成功を受け、SUV(BMWではSAVと呼びます)の第2弾として2004年にデビューしました。
90年代にランドローバー社を買収したことで、ラグジュアリーSUVのノウハウを手中にしたBMWは、そこにみずからの技術を投入し、オン・オフを選ばずスポーティに楽しめるSAV(Sport Activity Vehicle)モデルのX5を完成させ、成功をおさめます。
このX5の成功により、BMWがそれに続けと投入したのがひと回りコンパクトなX3でした。
初代X3(E83)は、X5に比べ扱いやすいボディサイズに、BMW伝統の直列6気筒エンジンを搭載。
4WDシステムにはX5と同じ電子制御式多板クラッチを用いたxDriveを採用することで、高い走行性と操縦性の両立が図られ、発売と同時に高い人気を博しました。
そんなX3が2代目(F25)へと移行したのは2011年で、3代目X3がデビューする2017年まで生産されました。
そのなかでの2014年6月のマイナーチェンジを境に、前期/後期に分かれます。
2011年デビューの2代目X3(F25)は、デザイン、燃費をはじめとする環境性能、安全性能など格段に向上しました。
デザインは、フロントではキドニーグリルが大きくなりボリュームを感じる印象へと変貌、さらにエンジンフードやサイドに入れられたキャラクターラインからは、エレガントさも感じられます。
また環境性能では、ブレーキエネルギー回生システムや、グレードによってはアイドリングストップ機能も備えることで、xDrive 35iでは先代モデル(xDrive 30iの10・15モードで比較)より燃料消費率を約45%向上させました。
その後、2代目X3(F25)は2014年6月マイナーチェンジを実施し、後期型へと移行します。
■BMW 2代目X3(F25)後期型のエクステリア|よりパワフルに精悍さをアップ

X3(F25)後期型のエクステリア(外装)は、前期型よりワイドとなり、SUVらしいパワフルさと、走行性能の高さを感じさせる精悍な印象としているのが特長です。
その印象に大きく貢献しているのがフロント回りで、中心が薄く左右に行くにしたがって切れ上がるヘッドランプは、中心に配されるキドニーグリルとつながることで一体感のあるものとなったほか、グリル下部のエアインテークを大型化することで、優れたエアロダイナミクスを感じられるデザインになりました。
ウィンカーはサイドミラー格納式となり、リアバンパーはボディカラー同色部分を拡大することで、デザインの洗練度が高められました。
ラインアップは、2.0L 直列4気筒ガソリンエンジンのxDrive 20iとxDrive 28i、3.0L 直列6気筒のxDrive 35i、ディーゼルターボのxDrive 20dの4系統で、各グレードにはそれぞれ標準装備のスタンダード、装備充実のxライン、スポーティ装備のMスポーツが用意されます。
ボディサイズは、全長4,665mm×全幅1,880mm×全高1,675mmとなり、ホイールベースは2,810mmとしています。(※xDrive 20i)
■BMW 2代目X3(F25)後期型のインテリア|つや感のある高級志向に変貌

2代目X3(F25)後期型のインテリア(内装)は、前期型よりさらに質感を高め、クラストップレベルの室内空間を実現しました。
センターパネルは、つや感を高めたハイグロスブラックで仕上げ、随所にクロームインサートを多用することで、他モデルとの差別化を図っています。
コックピットは、ブラックパネルテクノロジー採用の高級感あるメーターパネルとし、センタークラスターには8.8インチのワイドディスプレイを備えたHDDナビを全車標準装備。
クルマの各種設定を手元操作できるiDriveコントローラーは、タッチパッド入力も可能になりました。

ステアリングホイールは、スタンダードとxラインでマルチファンクションスポーツレザーを採用、Mスポーツには専用レザーステアリングを採用しています。

シートはスタンダードがファブリック、xラインがファブリックとレザーのコンビネーション、Mスポーツには専用となるファブリックとレザーのコンビネーションが採用されました。

リアシートは40:20:40の分割可倒式を採用し、荷物に応じたシートアレンジが可能となり、荷室容量は後席にフル乗車の場合で550L、折りたためば最大1,600Lと、十分な容量を確保しています。
さらに、テールゲートには、荷物で手がふさがっている際にも自動開閉が可能なコンフォートアクセスのスマートオープン/クローズ機能が備えられました。
■BMW 2代目X3(F25)後期型の走行性能|高性能4WDシステムがあらゆる路面に対応

2代目X3(F25)後期型には、全車でBMWのインテリジェント4WDシステム・xDriveが搭載されています。
xDriveは、車両の横滑りを検知し制御するDSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)と連携し、さまざまな車両データによりオーバーステアやアンダーステアなどを検知すると、電子制御式多板クラッチを用い、瞬時に最適な駆動力配分を行うことで、クルマの走行安定性を保つシステムです。
2代目X3(F25)後期型のエンジンは、ガソリンの2.0L 直列4気筒ターボと3.0L 直列6気筒ターボ、ディーゼルの2.0L 直列4気筒ターボの3種類で、駆動方式はフルタイム4WDのxDrive、トランスミッションはすべて8ATです。
それぞれのスペックは、xDrive 20iが最高出力は135kW(184PS)/最大トルク270Nm(27.5kgm)、xDrive 28iが最高出力180kW(245PS)/最大トルク350Nm(35.7kgm)、xDrive 35iが最高出力は225kW(306PS)/最大トルク400Nm(40.8kgm)、 xDrive 20dが最高出力135kW(184PS)/最大トルクは380Nm(38.7kgm)で、JC08モード燃費性能は12.1km/L〜18.6km/Lです。
■BMW 2代目X3(F25)後期型の安全性能|万が一の場合にも万全

2代目X3(F25)後期型の安全性能は、当時の先端をいくもので、万がいちの事故に備え、先進安全運転支援システム「ドライビングアシスト」が全車に標準装備されました。
ドライビングアシストには、衝突の危険が生じた場合にはドライバーに警告を行う“前車接近警告機能”、衝突の回避・軽減を行う“衝突回避・被害軽減ブレーキ”、車線の逸脱を警告する“レーンディパーチャーウォーニング”がパッケージとなったものです。
さらに、低速走行時には車両停止などを行うストップ&ゴー機能を備え、前方車両との車間距離を保ちつつ、自動で減速・加速を行うアクティブ・クルーズ・コントロールや、ミリ波レーダーによる衝突回避・被害軽減ブレーキなどを含むドライビング・アシスト・プラスがオプションとして用意されました。
■BMW 2代目X3(F25)はデザイン・動力性能が高くおすすめ!

こうして見てみると、BMWの売れ筋SUV X3は、デザイン・動力性能と、どれをとっても秀逸モデルであることがわかります。
高額な3代目に比べ、2代目は手ごろな価格で手に入り、まだまだ古さを感じません。
ぜひゲットしてカーライフをエンジョイしましょう。




