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【日本で買える外車】フランス車を代表する4メーカーと代表車種を紹介

 

おしゃれなデザインが人気のフランス車。

 

ドイツ車とはまた違った軽快なハンドリングや乗り心地も個性があって魅力的です。

 

今回は日本で買えるフランス車のメーカーとその代表車種をいくつか紹介します。

 

 

■フランスを代表する自動車メーカー:ルノー


 

 

メガーヌ

 

ルノーの歴史は1898年にまで遡ります。

 

創業者のルイ・ルノーは三輪車をベースに改造したクルマを造り、それまでどんなクルマも登れなかったモンマルトルの坂道を苦もなく登ってみせ、友人たちを驚かせたと言います。

 

この時発明された「ダイレクト・ドライブ・ミッション」技術は特許を獲得し、世界中の自動車メーカーに採用されるようになりました。

 

その後は、パリ市内のタクシーや、フランス軍のサプライヤーとして生産を拡大。

 

紆余曲折を経てフランスを代表する自動車メーカーへと成長してきました。

 

ルノーはその長い歴史の中でデザインへのこだわりや品質の向上、技術革新への情熱を燃やし、数々のベストセラー・カーを生み出してきました。

 

トゥインゴやルーテシアといったヨーロッパの狭い小路で活躍するコンパクトカーは日本でも扱いやすいですし、メガーヌのような本格的なスポーツ走行を楽しめるモデルもあります。

 

 

カングー

 

また日本で人気が高いのは「カングー」というコンパクトなワゴンモデルです。

 

本国フランスでは荷物の配達など貨物車としての用途が中心のようですが、日本ではおしゃれなマルチパーパスカーとして人気があります。

 

フラットフロアで天井が高く、広々としたラゲッジルームにたくさんの荷物を積んでいくことができますし、このクラスの輸入車としては珍しい後席スライドドアで、狭い駐車場などでも便利に使えます。

 

高い機能性の中に何とも言えない愛嬌と親しみやすさがあり、これがカングーの大きな魅力だと感じます。

 

カングーの中古車情報を見てみる

 

 

■猫足のしなやかな足回り:プジョー


 

 

プジョーはルノーよりも歴史が古く、そのはじまりは1810年にまで遡ります。

 

もともとは家族経営の製鉄業としてスタートし、工具、傘、自転車、コーヒーミルなど鉄を材料とした様々な製品を世に送り出してきました。

 

その製品には最高品質を示す「ライオン」のマークがつけられており、これが現在のプジョーのシンボルにもなっています。

 

プジョーが最初に生産したモノコックボディのクルマは1948年発表の「203」というモデルで、その後も404や504と言ったモダンでエレガントなデザインのクルマを世に送り出してきました。

 

1983年にはフランス史上最高の売上を見せた「205」が発表され、これが最も輸出されたフランス車となりました。

 

 

プジョーは主にコンパクトカーのラインアップを中心としていますが、クルマの特徴として良く言われるのが「猫足」と呼ばれるしなやかな足回りで、街乗りでの快適な乗り心地とワインディングロードでのしっかりしたハンドリングを両立させています。

 

石畳で荒れた路面の多いフランスでの街乗りでの快適さと、郊外でのしっかりした走りに対応させるべく開発されたサスペンションは他のメーカーとはまた違った魅力を放ちます。

 

そんなプジョーの良さを味わえる一台がミドルクラスハッチバックの「308」です。

 

プジョーらしいエレガントさとスポーティさがほどよく融合したデザインが魅力的です。

 

 

308の中古車情報を見てみる

 

 

■独特のデザインと乗り心地:シトロエン


 

シトロエンは1919年創業で、最初のモデル「タイプA」の発売を開始。

 

市場に参入してわずか1年で1万台を販売し、自動車産業における高い実力を示します。

 

その後もコンパクトモデルや商用車を市場に投入し、実用性や信頼性という面でユーザーからの支持を獲得していきます。

 

戦争の影響で減産など苦しい状況を耐え忍びつつ、戦前から温められていたコンパクトカー「2CV」が1948年に公開されます。

 

その斬新なルックスと優れたパッケージ性能が注目され、世界中で広く親しまれる名車となりました。

 

1955年にパリモーターショーで発表された高級モデル「DS」は自動車史に衝撃を与えるモデルとなりました。

 

まるで宇宙船のような個性的なデザインと前衛的なインテリア、そして金属バネの代わりに窒素とオイルによって減衰する「ハイドロニューマチック・サスペンション」を搭載しており、「魔法の絨毯」と呼ばれる独特の乗り心地を提供して世間を驚かせました。

 

このDSの存在があるため、シトロエンと言えば個性的なデザインと独特の乗り心地を特徴として挙げる人が多いわけです。

 

現行型のシトロエンモデルでも、その個性的なデザインが楽しめます。

 

たとえばコンパクトモデルの「C3」は、シトロエンのエンブレム「ダブル・シェブロン」から左右のシグネチャーランプ、ヘッドライトにつながったような独特のフロントフェイスと、カジュアルな雰囲気のサイドエアバンプ、角の取れた四角形がデザインされた特徴的なインテリア(内装)など、随所に遊び心の溢れたディテールが見られます。

 

 

C3の中古車情報を見てみる

 

 

■ファッション性が抜群に高い:DS


 

 

DSはPSAグループのブランドの一つです。

 

前述のシトロエンの名車、DSの名を冠したDSシリーズが2009年に誕生しましたが、2015年にシトロエンから独立し、高級ブランドモデルをラインアップさせています。

 

メカニズムやプラットフォームは同じPSAグループのものを使用していますが、ファッション性が抜群に高いのがDSブランドの特徴です。

 

たとえば2009年に登場した「DS3」はシトロエンC3と同じプラットフォームを使用していますが、1955年のDSのように屋根が浮いたように見える「フローティングルーフ」デザインを取り入れたり、ボディカラーやインテリアカラーを自由に選べるパーソナライゼーションメニューを用意したりと、コンパクトクラスでありながら個性あふれる高級感・上質感を特徴としています。

 

フランス車にも様々なモデルがありますが、やはりそのおしゃれなデザインは特に目を引きます。

 

生活の中にファッション性を取り入れたい方にぴったりなのではないでしょうか。

 

クルマにプラスワンの価値や個性を求める方にぜひ乗っていただきたいモデルです。