【新型ランクル2年以上待ち】かわりにこんな輸入SUVはいかが？
2021年6月、トヨタの高級本格クロカンSUVであるランドクルーザーが14年ぶりにフルモデルチェンジとなりました。
登場前から話題となりましたが、いざデビューしてみると数多くのバックオーダーを抱えるほどの人気となり、納期は2年以上かかるとのことです。
今注文するとなると、納期はもっと長くなるかもしれません。
ランクルがお好きで注文しようと思っている方にとって納期が長いのは残念なことかもしれませんが、高級SUVということであれば、魅力的なモデルは他にもたくさんあります。
ランドクルーザーの新車価格帯である510万円〜800万円という予算ですぐに乗れる中古車ならこんな輸入SUVがある、というのを、今回紹介していきます。
■ジープブランドのアイコニックなデザインと本格的なオフロード性能が魅力｜ジープ ラングラーアンリミテッド
ラングラーはジープブランドの本格クロカンモデルです。
アンリミテッドとは4ドアモデルのことで、ファミリーでのアウトドアレジャーにも最適です。
現行型は2018年にモデルチェンジとなった4代目(JL)ですが、丸型ヘッドライト、7スロットグリル、台形ホイールアーチなど、ひと目でジープとわかるデザインが継承され、ラングラーのアイデンティティとなっています。
また、堅牢なラダーフレームや本格的な4WDシステムなど、高いオフロード性能を追求しているのも特徴です。
もちろん、機能性と上質さを両立させたインテリア(内装)や、ルーフを全開にできるフリーダムトップで他のSUVでは味わえない圧倒的な開放感が味わえるなど、独特の個性が魅力です。
現行型の中古車相場価格は約500〜700万円。
まだ新しいモデルなので程度の良い個体が多く、装備面でも安心ですね。
■ランドローバーのコンパクトSUV｜レンジローバーイヴォーク
イヴォークは、イギリスのランドローバーが販売するコンパクトSUVです。
ボディサイズは全長4,380mm×全幅1,905mm×全高1,650mm、ホイールベースは2,680mmです。
コンパクトと言っても全幅が1,900mmを超えますので、近くで見るとなかなか存在感のある大きさに感じられます。
それでいて都市部でも扱いやすいですから、シティユース前提で検討している方には最適ですね。
現行型である2代目は2018年に発表され、日本では2019年6月から販売が開始されています。
デザインはクーペを思わせるスタイリッシュなフォルム、薄型のヘッドライトにボリューム感のあるフェンダーアーチ、走りを予感させるプレスラインなど、都会的なエッセンスと高級感がセンス良くまとめられているといった印象です。
パワートレインには2.0Lのディーゼルと3種類の異なる出力の2.0Lガソリン、そしてプラグインハイブリッドも用意されています。
現行型の中古車価格相場は約430〜850万円です。
英国車ならではの洗練された上質な雰囲気と高級感を味わいたい方におすすめします。
■エレガントなデザインと最新の安全性能を求めるなら｜メルセデス・ベンツ GLC
メルセデスの高級SUVに乗りたいという方、GLCはいかがでしょうか。
日本でも人気のクラス、CクラスのSUV版ですので都市部でも扱いやすいサイズで、メルセデスならではの安全性能、最新機能が味わえるモデルです。
日本仕様は2016年に発売が開始されましたが、2019年にマイナーチェンジが実施され、よりスポーティで洗練されたデザインに変更されています。
ボディサイズは全長4,670mm×全幅1,890mm×全高1,645mmで、エンジンは2.0L 直4直噴ディーゼルターボ、同ガソリンターボ、そしてガソリンターボ＋高出力モーターのプラグインハイブリッドシステムが用意されています。
駆動方式はフルタイム式4WD、トランスミッションは電子制御9速ATというメカニズムです。
力強くもエレガントなデザインや知的で洗練されたインテリア、最先端の安全装備など、メルセデスならではの心地よさと上質感をぜひ味わってみてください。
■都市部での扱いやすさと抜群のステータス性が魅力｜ポルシェ マカン
高級スポーツカーメーカー、ポルシェが送り出すSUVも人気です。
特にマカンはカイエンよりも一回り小さく、ポルシェならではのスポーティな走りを味わいながらも都市部で扱いやすいというバランスの取れた一台です。
ボディサイズは全長4,726mm×全幅1,922mm×全高1,621mm、ホイールベースは2,807mm(ベースグレード)となります。
2014年から発売されており、エンジンは2.0L 直4ガソリンターボ、出力の異なる2種類の2.9L V6ガソリンツインターボというラインアップです。
トップグレードのマカン GTSの最高出力は324kW(440PS)/5,700〜6,600rpm、最大トルクは550Nm(56.1kgm)/1,900〜5,600rpmで、最高速度は272km/h、0-100km/h加速は4.5秒(スポーツクロノパッケージ装着時は4.3秒)と、日常では使い切れない程ゆとりのあるパフォーマンスを示します。
荷室容量は標準で488L、リアシートを倒すと1,503Lまで拡大でき、実用性も申し分ありません。
高級スポーツカーのとしての抜群のステータス性を味わいながら、快適なドライブやレジャーを楽しんで見てください。
■イタリアの高級GTカーを高い実用性と共に味わうなら｜マセラティ レヴァンテ
レヴァンテは、イタリアの高級自動車メーカー、マセラティのSUVです。
マセラティは1914年創業の歴史あるメーカーで、かつてはF1やレースでの活躍、そして高級GTカーのクワトロポルテなどで有名になりました。
レヴァンテはそんなマセラティ初のSUVとして2016年に登場。
エレガントで情熱的なデザインや伝統のトライデントエンブレム、高級家具のような美しいインテリアなど、イタリアンテイスト溢れるモデルです。
ボディサイズは全長5,020mm×全幅1,981mm×全高1,698mm、ホイールベースは3,004mmと、ランドクルーザーよりも長い全長で迫力のボディサイズとなります。
エンジンはフェラーリと共同開発したもので、最も出力が大きいのは3.8L V8ツインターボを搭載したレヴァンテ トロフェオです。
こちらの最高出力は427kW(580PS)/6,750rpm、最大トルクは730Nm(74.4kgm)/2,500〜5,000rpm、駆動方式はフルタイム4WDで、最高速度は302km/h、0-100km/h加速は4.1秒という数字です。
新車販売では1,134万円〜2,128万円とかなり高価格帯となりますが、中古車であれば800万円以下でも十分狙うことが可能です。
いかがでしたか？
新型ランドクルーザーの魅力も捨てがたいですが、輸入車ならではのセンスや質感も非常に魅力的ですね。
オンロード主体で乗るなら、マカンやレヴァンテといったスポーティなクロスオーバーがおすすめです。
本格オフローダーのラングラーも、ランクルでは味わえない開放感と遊び心があっていいですね。
