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女性ライターが選ぶかわいい外車5選

 

人目を引くかわいいクルマが欲しいなら、外車はまさにピッタリ。

 

外車は、国産のように他とはあまりかぶらず、個性際立つモデルがバラエティ豊かです。

 

街乗りやショッピング、アウトドアでの遠出など、シチュエーションに合わせ、5モデルをピックアップし、そのかわいさが感じられるポイントを紹介します。

 

 

■BMW MINI|クルっとした丸目とフォルムはかわいさの王道!


 

 

かわいい外車と言えば、真っ先に頭に思い浮かぶのは、やはりBMW MINI(ミニ)でしょう。

 

ミニは、いわゆるクラシックミニの時代を含めると、実に60年以上の歴史を持つモデルで、新生BMWとなってからでも、すでに第3世代がラインアップされる人気車です。

 

ミニのかわいさ一押しポイントは、角をできるだけなくした丸さにあり、それは、クルっとした丸目ヘッドランプやボディフォルム、インテリア(内装)のメーターパネルなどの多岐にわたり、乗るだけでも楽しさを実感できます。

 

 

また、BMW開発のエンジンはきびきびとした走りに定評があるため、運転しても楽しく、3ドア、5ドア、コンバーチブル、クラブマン(ワゴン)、クロスオーバーと豊富なボディバリエーションにより用途や好みに応じて選択できるのも、大きなポイント。

 

なかでも、クラブマンは、5シートに荷室容量も360~1,250Lと広くて扱いやすく、荷物の多いアウトドアでも最適で、リアゲートが観音開きとなるため、荷物の積み下ろしさえ人目を引くこと間違いなし、そのお洒落度は抜群でしょう。

 

 

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■フィアット 500|ルパンにも愛されたイタリアン・コンパクト


 

 

フィアット 500(チンクエチェント)は、世界中からチンクの愛称で支持されるイタリアを代表するコンパクトカーです。

 

ちなみに、チンクエチェントとはイタリア語で5を意味するチンクエと、100を意味するチェントにより、モデル名500を表しています。

 

500の歴史は古く、初代は1936年にデビューしたいわゆるトポリーノで、映画「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンが劇中で乗車、1957年にデビューした2代目のヌォーヴァではルパン3世の愛車として使われ、有名となりました。

 

現行モデルの500は、日本デビューが2008年3月の3代目にあたります。

 

同車のかわいさ一押しポイントは、なんといっても正面から見た際のフロントデザインでしょう。

 

特徴的な丸形ヘッドランプとフロントグリルに入れられたラインは、どう見ても子猫のつぶらな瞳と髭にしか思えないほどのキュートさです。

 

 

また、インテリアにも、ボディカラーにマッチした差し色を随所にあしらうことで、ポップな仕上がりとしているのは、さすがイタリア車といえます。

 

エンジンは、1.2L 直列4気筒と、875cc 直列2気筒インタークーラー付きターボの2種類が用意。

 

なかでも、直列2気筒エンジンは、通称ツインエアと呼ばれ、軽快でスピード感をリアルに感じることが可能です。

 

小気味良い走りと子猫のようなフォルムは、街乗りでも一目置かれるかわいさであることに、間違いはないでしょう。

 

 

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■シトロエン C3|おしゃれかわいいコンパクトならフレンチがおすすめ


 

 

他とかぶらずに個性的で、おしゃれかわいいコンパクトカーを探している方に、ピッタリのモデルがシトロエン C3(シースリー)です。

 

C3は、初代が2002年10月に日本デビューを飾り、現行モデルが2017年7月に販売が開始された3代目にあたります。

 

同車は、全長3,995mm×全幅1,750mm×全高1,495mmとコンパクトで、この大きさはトヨタ ヤリスと比べてもほぼ同じと言える、扱いやすいサイズ感です。

 

C3のかわいさ一押しポイントは、LEDを採用した切れ長で特徴的なヘッドランプと、クロスオーバールックなフロントデザインに、サイドにあしらわれた板チョコを思わせる緩衝材エアバンプです。

 

 

インテリアも個性的で、ドアハンドルには旅行かばんの取っ手をモチーフとしたデザインを採用、そのハンドル上部にはエアバンプ型の押し型が刻まれ、遊び心が満載です。

 

これらは、独創的なクルマ製造に定評のあるシトロエンの真骨頂とも言えるもので、フランス流の個性あるかわいさを体現するものです。

 

また、乗り心地ではフランスの路地裏で鍛えられたしなやかさがあり、燃費性能もWLTCモード17.2km/Lと優れていて、たまの遠出にも安心できるのは、見逃せない点です。

 

個性あふれたC3は、おしゃれ上級者におすすめしたいかわいいコンパクトと言えるでしょう。

 

 

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■ルノー トゥインゴ|かわいいだけじゃない!実用性も抜群なコンパクト


 

 

ルノー トゥインゴの初代が日本で販売開始となったのは、1995年7月。

 

初代、2代目と3ドア・ハッチバックを採用していましたが、2016年9月に販売が開始された現行モデル3代目からは、5ドアに、リアエンジン・後輪駆動のRRを採用し、大きく変貌を遂げました。

 

トゥインゴは、無駄をそぎ落としたシンプルなフォルムに、左右にむかって切れ上がるヘッドランプ、サイドに入れられたラインがモダンなかわいさを醸し出します。

 

決して派手さはないものの、シンプルなかわいさを望む方には、まさにぴったりのモデルと言えます。

 

 

また、実用性も抜群で、リアエンジンのためボンネットは短く視界は良好で、前輪の切り角も大きくできるため最小回転半径は4.3mと、軽自動車並みの取り回しを実現、RR車の特性により、急な降雪でも優れた走行安定性を発揮します。

 

シンプルだけどかわいくて実用的なトゥインゴは、狭い道の多い街乗りにも最適な相棒となるでしょう。

 

 

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■ジープ レネゲード|ジープの末っ子はカッコかわいいSUV


 

 

2015年9月に日本デビューを果たしたジープ レネゲードは、ジープブランド初のコンパクトなSUV。

 

全長4,255mm×全幅1,805mm×全高1,695~1,725mmとしたボディサイズは、高さを除きマツダ CX-3とほぼ同じサイズ感となり、取り回しのしやすさは国産車に引けを取りません。

 

レネゲードは、ジープの伝統にのっとり、フロントグリルはセブンスロット、ヘッドランプは丸目としながらも、全体のフォルムに丸みを持たせることで、ジープブランドが持ついかつい印象を払拭し、ポップさを前面に打ち出しています。

 

 

パワートレインには、1.3L 直列4気筒インタークーラー付きターボを搭載し、駆動方式にはFFの他にも4WDが用意され、ジープ自慢の本格4WDシステムが搭載されました。

 

また、車線逸脱を警告しハンドル補正を行うLaneSense車線逸脱警報プラスや、前方車両の急ブレーキなどでブレーキ力が足りない場合、自動でブレーキ力を高めるアドバンストブレーキアシストなど、安全性能も充実しています。

 

レネゲードは、国産コンパクトSUVでは飽き足りず、街乗りからアウトドアでの遠出まで、あらゆるシーンを思いきり楽しみたい方におすすめのまさにカッコかわいいクルマと言えるでしょう。

 

 

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■かわいいクルマが欲しいなら外車で決まり!



 

こうして見てみると、外車は国産に比べ個性的で、各社の伝統やこだわりによって、同じかわいいという形容のなかにも、さまざまな違いがあることがわかります。

 

あなたもぜひチェックして、かわいい外車をゲットしましょう。