スポーツカーメーカーなの?シボレーの現行ラインアップ
アメリカを代表する世界有数のカーブランドであるシボレー。
その100年以上の歴史において数多くのクルマを世に送り出し、人々の趣味や暮らしを支えてきました。
そんなシボレーですが、現在、日本で買うことのできる新車は2台のみ。
それぞれどんな特徴があるのでしょうか。
シボレーの歴史とともに紹介しましょう。
■シボレーってどんなメーカー?

シボレーは、ゼネラルモータースの創業者ウィリアム・C・デュラントと、スイス生まれのレーサー兼エンジニアだったルイ・シボレーの2人によって1911年に設立されました。
その後、シボレーはGMを吸収。
日本では、1920年代後半に日本GMの工場が稼働を開始し、シボレーの4ドアモデルとトラックの生産が始まりました。
シボレーの4ドアモデルはタクシーに使われており、日本で走るタクシーの約3分の1がシボレーでした。
第二次世界大戦後は、1950年代にベルエア、1953年に初代コルベット(C1)、1964年にマリブ、1967年には一世を風靡した初代カマロが誕生するなど、スタイリングにこだわったモデルは、当時のモータリゼーションに大きな影響を与えました。
シボレーは、スポーツカーでさまざまな名声をはせるいっぽう、低燃費のコンパクトカー、シェビット(1976年)や、充電式電気自動車ボルト(2010年)をアメリカ市場でいちはやく手掛けるなど、アメリカ自動車業界の中心的なブランドなのです。
それでは、現在日本で買えるシボレーのモデルを紹介しましょう。
■カマロ

1967年に発売された初代カマロは、美しくバランスの取れたクーペデザインとパワフルな走りのV8エンジンで、パフォーマンス・スタイリングともに、当時の最新技術が投入されたアメリカンスポーツクーペでした。
現行型は2016年に発売された第6世代で、6.2L V8直噴OHVガソリンエンジン搭載モデルの他に、2.0L 直4ガソリンターボモデルもラインアップされ、現代の基準に合わせた高い燃費性能とパフォーマンスをバランス良く楽しむことができます。
全長4,780mm×全幅1,900mm×全高1,340mmのワイド&ローを強調した精悍なスタイリングのボディは、クーペとコンバーチブルの2タイプ。 グレードは、クーペが6.2L V8の「SS」と2.0Lガソリンターボの「LT RS」、コンバーチブルは2.0Lガソリンターボの「Convertible」となっています。
■コルベット

コルベットはシボレーブランドのフラッグシップモデルに位置するスポーツカーで、現行型は2019年に登場しています。
8代目にあたる新型コルベット最大のトピックは、歴代採用されてきたフロントエンジン+リアドライブ(FR)を止めて、エンジンをボディの中心に搭載するミッドシップレイアウトに変更したことです。
この変更によりリア寄りの重量配分が実現し、サーキットでのパフォーマンスを向上させています。
またフロントアクスル寄りのドライビングポジションにより、レスポンスと操作性も高めています。
車体後部に搭載されるエンジンは、6.2L V8 OHVのLT2型自然吸気ガソリンエンジンで、最高出力は369kW(502PS)/6,450rpm、最大トルクは637Nm(65.0kgm)/5,150rpm、トランスミッションは8速デュアルクラッチ式となります。
0-60mph(約97km/h)加速は2.9秒、最高速度は312km/hというパフォーマンスを誇ります。
■シボレーはどんな方におすすめ?

彫刻的なデザインとシャープなマスクのカマロは、6.2L V8と2.0Lでは、少々おすすめが異なります。
まずクーペのみに用意される6.2L V8は、かつてのアメリカンマッスルカーが好きという方、圧倒的なトルクによる加速を実用的なパッケージで味わいたいという方におすすめ。
いっぽう2.0Lは、スポーティな走りと日常使いをバランスさせたエンジンにより、街乗りも含めて気軽に実用的なスポーツカーを楽しみたいという方におすすめです。
コルベットは、シボレーブランドのフラッグシップにふさわしいメカニズム、質感、パフォーマンスを持つモデルです。
サーキットで本気のスポーツ走行を楽しみたいという方、アメリカン・マッスルの最高峰に乗りたいという方におすすめです。
カマロもコルベットもシボレーの歴史を象徴する1台です。
最新のメカニズムが投入されたシボレーで、アメリカ車の魅力を味わってみてはいかがでしょうか?




