【日仏コンパクトカー対決】シトロエン C3 VS 日産 オーラ
フランスの個性的なコンパクトハッチバックであるシトロエンC3と、ノートの上級バージョンに位置づけられる日産 オーラ。
C3は「フィール」というグレードが254万4000円、オーラは2WDの標準モデルが261万300円と価格としては近いのですが、それぞれどんな特徴や違いがあるのでしょうか。比較してみましょう。
※新車販売価格は2022年6月時点のものです。
■ライバルの多いコンパクトクラスではエンジンも手を抜けない

シトロエンのコンパクトハッチ、C3のボディサイズは全長3,990mm×全幅1,750mm×全高1,495mm、ホイールベースは2,535mmです。
対する日産 オーラは、全長4,045mm×全幅1,735mm×全高1,525mmに、ホイールベースは2,580mmで、ほんの少しだけオーラのほうが大きくなっています。
とはいえ実際に乗ってしまえば、その差は感じられないでしょう。
それに搭載されるパワーユニットは、C3が最高出力81kW(110PS)/5,500rpm、最大トルク205Nm(20.9kgm)/1,750rpmの1.2L 直3ガソリンターボに、トランスミッションは6速AT。
WLTCモード燃費は17.2km/Lです。

オーラは、最高出力100kW(136PS)/3,183〜8,500rpm、最大トルク300Nm(30.6kgm)/0〜3,183rpmの走行用モーターに1.2L エンジンを組み合わせたe-POWERで、WLTCモード燃費は27.2km/Lとなっています。
日産e-POWERは、発電専用エンジンと走行用モーターという構成のハイブリッドシステムで、高出力モーターの力強い走りと高い燃費性能を両立させたパワートレインです。
発電の必要がないシーンではエンジンが停止しますので静粛性も高いですし、アクセルペダルだけで加減速できるワンペダル走行が可能なところにも先進性が感じられます。
■個性的でおしゃれなC3、上質感のあるスポーティなデザインのオーラ

2016年に発売された現行型のC3ですが、2021年1月にマイナーチェンジが実施され、エクステリアに変更が加えられました。
フロントセンターのダブルシェブロンから左右にまっすぐに伸びたクロームのラインは、下部がヘッドライト位置につながったことで精悍さをアップ。
アクセントカラーを配置したフォグランプトリムは、遊び心を感じさせます。
C3のエクステリアで特徴となっている、ボディサイドのエアバンプは、樹脂パーツにアクセントカラーが配置されていて、カジュアルで遊び心のあるディテールとなっています。

いっぽうのオーラは、無駄や遊びを省いたシンプルを極めたエクステリアデザインで、クリーンなイメージです。
鋭い表情のヘッドライトと、それにつながるように配置されたグリル、スポーティなデザインの前後バンパーが特徴で、上質感とモダンさがうまく両立している仕上がりです。
■遊び心あふれるC3、先進的でモダンなオーラのインテリア

C3はインテリア(内装)も個性的です。
角の丸い四角形をダッシュボードや空調ルーバー、メーター、ホーンパッド、スイッチ類にデザインとして取り入れ、アクセントカラーを配置して遊び心あふれる空間を演出しています。
インパネ中央に7インチのタッチスクリーンが配置され、さまざまな機能操作が直感的に行なえます。
トラベルバッグのグリップをモチーフにしたというインナードアハンドルもユニークです。

対するオーラのコックピットは、直線基調のダッシュボードにメーターフードのないディスプレイパネルで先進性を感じさせるデザインになっています。
ウッドやメタル調の加飾と、シフトまわりのピアノブラックなど、高級感ある仕上がりです。
シート生地はツイード調織物と合成皮革のコンビネーション。リアシートは6:4の分割可倒式です。
■先進安全運転支援システムではオーラのほうが上

C3の先進安全運転支援システムは、歩行者にも対応したアクティブセーフティブレーキ、レーンデパーチャーウォーニング、道路標識を読み取ってインパネに表示するトラフィックサインインフォメーション、ドライバーアテンションアラート、コーヒーブレークアラート、フロント、バックソナー、バックカメラなど、基本的な先進安全運転支援システムはひと通り装備されています(グレードにより装備内容が異なります)。
LEDヘッドライト&インテリジェントハイビームは全車標準装備です。

オーラは、LEDヘッドライト、アダプティブヘッドライトシステム、インテリジェントエマージェンシーブレーキ、踏み間違い衝突防止アシスト、標識検知機能、インテリジェントFCW(前方衝突予測警報)、レーンデパーチャーウォーニング、インテリジェントDA(ふらつき警報)、インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)、フロント&バックソナー、インテリジェントBSI(後側方衝突防止支援システム)、BSW(後側方車両検知警報)、RCTA(後退時車両検知警報)などが装備されています。
プロパイロットとSOSコールはオプション設定となっていますが、全体的に見てオーラのほうが機能は上だと言えるでしょう。
C3はおしゃれで存在感抜群なフレンチコンパクトです。
小さくても個性的なデザインを求める方や欧州車のしっかりしたハンドリング性能を味わいたい方におすすめです。
オーラはスポーディなデザインとモーター走行ならではの鋭いレスポンス、トルクフルな走り、高い燃費性能、先進的なデザインと安全機能が欲しいという方におすすめです。




