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憧れのフラット6入門なら、絶対ボクスター

 

憧れのスポーツカーブランド、ポルシェ。

 

やはりそのフラッグシップである911には一度乗ってみたいと思いますが、なかなか手が出ないのも事実です。

 

しかし911よりも気軽に、ポルシェスポーツカーの魅力を味わえるモデル、それがボクスターです。

 

中古車になると、気軽さ、手軽さが増す、981型ボクスターの魅力を紹介します。

 

 

 

■クルマ好きなら一度は水平対向6気筒に乗ってみたい


 

ポルシェスポーツカーの魅力の一端は、やはり水平対向6気筒エンジン=フラット6にあります。

 

しかし、廉価モデルのボクスターとケイマンは、718型になって近年のダウンサイジング化の波に乗り、4気筒ターボエンジンとなったため(GTS 4.0を除く)、現行型ポルシェでフラット6を味わうには、フラッグシップの高額な911しか残っていません。

 

そこで押したいのが、先代モデルである981型ボクスターです。

 

先代と言っても981型ボクスターは、2012年〜2016年にかけて生産されたモデルですので、まだそれほど古くありませんし、デザインもモダンで現行型に見劣りしないカッコよさが感じられます。

 

それでいて中古車価格がこなれきていることもおおきな魅力。

 

いまポルシェ製フラット6の魅力を気軽に味わってみたいという方には、981型ボクスターが最適なモデルなんです。

 

 

 

フラット6を積んだ最後のボクスター


 

981型ボクスターのボディサイズは、全長4,374mm×全幅1,801mm×全高1,282mm、ホイールベースは2,475mm。

 

車両重量は、1,310kg(メーカー公表値)とかなり軽量です。

 

エクステリア(外装)は、911譲りの美しくスポーティなラインと筋肉質でボリューム感のあるリアセクション、迫力のあるサイドのエアインテーク、グランドツーリングカーの存在感を感じさせるボクスターならではのリアコンビネーションランプが特徴です。

 

インテリア(内装)ですが、直線基調の機能的なダッシュボードパネルと高級感のあるクローム加飾、スポーティな気分を高めてくれるステアリングのデザインなどが特徴です。 ソフトトップは時速50km/h以下でスイッチ一つで開閉可能で、約9秒で動作が完了します。

 

ボディカラー、ソフトトップ、トリムカラー、インテリアのカーペット、ルーフライニング、シートカラーなどが豊富に用意されており、好みの仕様にカスタマイズすることが可能でした。

 

 

エンジンはシートのすぐ後ろに配置され、前方のボンネットとエンジン後方にラゲッジスペースがあります。

 

それぞれの容量は、フロント150L、リア130Lで、小旅行程度なら十分対応できる大きさですね。

 

エンジンは、もちろん水平対向6気筒で、モデルによって車体センターに搭載されるエンジンが異なります。

 

トランスミッションは6速MTもしくは7速PDK(ポルシェ・ドッペル・クップルング/デュアルクラッチ式AT)が選択できます(ボクスター スパイダーはMTのみ)。

 

 

■981型ボクスターのモデルバリエーション


 

 

981型ボクスターには、“ボクスター”“ボクスターS”“ボクスターGTS”という3つのバリエーションがありました。

 

ボクスターは、2.7Lの水平対向6気筒NAエンジンを搭載したもっともベーシックなモデルです。

 

エンジンは、最高出力195kW(265HP)/6,700rpm、最大トルク280Nm/4,500-6,500rpmというスペックで、最高時速264km/h、0-100km/h加速は5.7秒(PDK)という数値をマークします。

 

次にハイスペックなボクスターSは、3.4Lの水平対向6気筒NAエンジンを搭載します。

 

ホイールサイズはボクスターの18インチから19インチへと拡大されます。

 

3.4Lエンジンは、最高出力232kW(315HP)/6,700rpm、最大トルクで、360Nm/4,500-5,800rpm、軽量なボディを、5.0秒(PDK)で100km/hに到達させ、最高時速は279km/hに達します。

 

 

レギュラーラインアップでもっともハイスペックだったボクスターGTSは、日本では2014年に発売されました。

 

エンジン排気量はボクスターSと同じ3.4Lながら、最高出力243kW(330HP)/6,700rpm、最大トルク370Nm/4,500-5,800rpmと高められ、最高時速は281km/h、0-100km/h加速は4.9秒(PDK)となります。

 

このエンジンの高性能化にあわせて、ホイールは20インチが標準サイズとなっていました。

 

 

■有終の美?ファイナルエディション的に発売された超ハイスペックモデル


 

2015年、718型のデビュー直前に発売されたモデルが、ボクスター スパイダーです。

 

ソフトトップは手動式で、トランスミッションもMTのみの設定というスパルタンなボクスター スパイダーに搭載されたのは、911譲りの3.8L水平対向6気筒で、最高出力276kW(375ps)/6700rpm、最大トルク: 420Nm(42.8kgm)/4750-6000rpmをそれぞれ発生。

 

最高時速は290km/h、0-100km/h加速は4.5秒という、ボクスターとしては飛び抜けたスペックでした。

 

またスポーツサスペンションの搭載により、他のモデルより車高が20mm低く設定されていたことも特徴です。

 

ポルシェスポーツカーの魅力を味わうなら、フラット6ははずせません。

 

そんなフラット6を積んだモデルのなかで、981ボクスターは中古車市場でも非常に高い人気を維持しています。

 

気になるモデルがあったらすぐに検討してみてください。

 

ポルシェ自慢のフラット6を気軽に楽しめるのは、いまが最後のチャンスかもしれません。

 

 

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