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人気の外車を中古車で手に入れよう!

 

2022年上半期はどんな外車(輸入車)が売れたのでしょうか?

 

輸入車新車登録台数(JAIA:日本自動車輸入組合の統計)のデータによれば、トップ5中4台がコンパクトモデルになっています。

 

それらは日本の道路事情や狭い駐車場でも扱いやすいというのが第一の理由だと考えられますが、輸入車ならではのしっかりしたハンドリング性能や高速道路での安定性といった特性も少なからず影響しているように思います。

 

 

コンパクトであっても走りもしっかり求めるなら、やはり輸入モデルのほうが良いと考える人も多いのでしょう。

 

いま日本国内における輸入車のトレンドを牽引している輸入車新車登録台数のトップ5を見ていきましょう。

 

 

■第5位:ボルボ 40シリーズ(XC40、C40)


 

 

ボルボ40シリーズのXC40は、2018年に発売されたコンパクトSUVシリーズです。

 

もともとはガソリンエンジン車もラインアップしていましたが、2020年にパワートレインを見直し、Recharge(リチャージ)と呼ばれるBEV(バッテリーEV)と、48V ハイブリッドを積んだB4の2種類になりました。

 

塊感のあるフォルムに立体的な造形のバンパー、厚みのあるボンネットでSUVらしい力強さを感じさせながらもシンプルなヘッドライトや面構成で北欧らしいすっきりとしたデザインが魅力的です。

 

ボディサイズは全長4,440mm×全幅1,875mm×全高1,655mm、ホイールベースは2,700mmと日本の道路事情にぴったりの大きさです。

 

もう1台のC40はBEV専用モデルで、XC40リチャージをベースにクーペのようなスタイリッシュなデザインをまとったSUVです。

 

いずれもスカンジナビアンデザインのセンスの良さとボルボの安全性、ちょうど良い大きさの輸入SUVモデルが欲しいという方におすすめです。

 

 

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■第4位:VW T-クロス


 

 

フォルクスワーゲン(VW) T-クロスはVWのSUVシリーズ中もっともコンパクトなモデルです。

 

VWグループの新しいプラットフォーム”MQB”を採用し、軽量・高剛性のシャシーによる走行性能と見た目以上に広々とした室内空間、通常時でも455Lというクラストップレベルの荷室容量が自慢です。

 

全長4,115mm×全幅1,760mm×全高1,580mm、ホイールベース2,550mmのボディスペックは、国産のトヨタ ヤリスクロスより少し小ぶりの親しみやすいサイズです。

 

パワートレインの1.0L 直3ガソリンターボは、最高出力85kW(116PS)/5,000-5,500rpm、最大トルク200Nm(20.4kgm)/2,000-3,500rpmというスペックで、トランスミッションは7速DSGの組み合わせ。

 

駆動方式はFFのみとなっています。

 

コンパクトで経済的、それでいて実用性も高いしっかりした性能のSUVが欲しいという方にぜひおすすめしたい1台です。

 

 

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■第3位:VW ゴルフ


 

 

現行型ゴルフは8代目で、2021年6月に発売が開始されました。

 

ボディタイプはハッチバックのゴルフと、ワゴンのゴルフ ヴァリアント、ミニバンのゴルフ トゥーランの3つですが、販売の中心はハッチバックのゴルフになります。

 

8代目ゴルフの特徴は、VWとして初めて48Vベルト駆動式スタータージェネレーターとバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを設定したこと。※ゴルフ トゥーランは除く。

 

また10.25インチの液晶ディスプレイを採用したメータークラスター「デジタルコックピットプロ」を標準装備し、すっきりしたコックピットまわりと高い視認性によるドライバーオリエンテッドなデザイン。 安全装備に関しても、ドライバーが運転中に意識を失うといった万がいちの事態が発生しても安全に車両を停止させる緊急時停車支援システム「エマージェンシー・アシスト」など最新のテクノロジーが採用され、コンパクトクラスの中でもハイレベルな性能を有しています。

 

小型車のスタンダードとして世界中のメーカーが参考にすると同時に、コンパクトハッチバックのカテゴリーで世界をリードしてきたゴルフは、輸入車のクルマ作りを知るのにも最適な1台です。

 

 

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■第2位:メルセデス Cクラス


 

 

メルセデスの基幹車種ともなっているミドルクラスセダンがCクラスです。

 

現行型は2021年7月にISG(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター:発電機とスターターの機能を兼ねた電気モーター)とマイルドハイブリッドシステムによる全車電動化モデルとして登場しました。

 

日本で販売されるCクラスのパワートレインは、1.5L 直4ガソリンターボ+ISG、2.0L 直4クリーンディーゼルターボ+ISG、メルセデスAMG C43 4MATICに搭載される2.0L 直4+BSCの3タイプ。

 

メルセデスの最新メカニズムによる経済性、走りの良さは、新しい顧客をメルセデスに呼び込んでいます。

 

ダイナミックでスポーティなエクステリア(外装)デザインと、クラスを超えた上質なインテリア(内装)、ARを採用したナビゲーションシステムなど、充実した新機能とエレガントな内外装を楽しみたいという方にぜひ乗って欲しいモデルです。

 

 

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■第1位:ミニ


 

 

1位はBMWグループのブランド「ミニ」です。

 

BMW社製のプラットフォームとパワートレインを採用しながらも、丸目のヘッドライトやフォルムといったミニ伝統のアイコニックなディテールと、長く乗り続けたくなるような愛着のわくデザインが特徴で、一番の個性でともなっています。

 

現行型は3ドア/5ドアハッチバック、カブリオレ、5ドアワゴン、SUVのクロスカントリーといったさまざまなボディタイプに、パワートレインは1.2Lや1.5Lのガソリンターボ、パワフルな2.0L ガソリンターボ、そして2.0L クリーンディーゼルターボなどをタイプ別で用意するほか、ドランスミッションはATのほかモデルによってはマニュアルミッションを選ぶことができます。

 

BMW社製ならではのスポーティな走りが楽しめるだけでなく、このクラスでディーゼルが選べるというのも珍しいので、ミニのデザインが好きという方やディーゼルのコンパクトSUVが欲しいという方にぜひおすすめしたいモデルです。

 

 

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輸入モデルの車両価格は新車だとやや高めの印象ですが、中古車であればかなり値段もこなれていて買いやすいと思います。

 

実際に自分の目で確かめてみると、売れている理由がよく分かるはずです。

 

気になる方は販売店スタッフに相談してください。