オシャレな街パリが仕立てたコンパクトカー、ルノー トゥインゴ

基本的なコンポーネンツをスマートと共有するルノーのコンパクトカーが、トゥインゴです。リアのラゲッジ下にエンジンを搭載するRR(リアエンジン・リアドライブ)というレイアウトを採用しています。現行モデルは、3代目にあたり、日本では2016年7月に販売が開始されました。
トゥインゴってどんなクルマ?
ヨーロッパのAセグメントに投入される現行トゥインゴは、“オシャレな街パリが仕立てたコンパクトカー”をキーワードに、パリに暮らす人々の審美眼に応えるデザイン、細い路地や石畳の路面でも楽しみながら走れる性能と取り回しの良さ。そして、ライフスタイルにマッチした装備や優れた経済性が特徴となっています。

デビュー当初は、0.9Lエンジン+6速EDC(エフィシェントデュアルクラッチ)を搭載したインテンスとキャンバストップを装備したインテンス キャンバストップという展開でしたが、2017年1月にエントリーグレードのZEN(ゼン)、2018年2月にルノーのレース活動を行うルノー・スポールが手掛けたスポーツモデルのトゥインゴGTが追加設定されました。


いずれもエンジンはインテンスと同じですが、ゼンは5速MTのみ。GTは、ファインチューンが施され、最高出力と最大トルクを向上。トランスミッションは6速EDCに加えて、5速MTも選べます。
ゼン、インテンス、GTの3グレードを展開
現在、トゥインゴはMTのみのゼン、メイングレードのインテンス、そしてスポーティモデルのGTの3グレード展開です。
ボディサイズは、全長3,620mm(GTは3,630mm)×全幅1,650mm(GTは1,660mm)×全高1,545mmと、日本の軽自動車をひと回り大きくした感じ。それにRRというパッケージを採用することで、広いキャビンスペースと最小回転半径4.3mという取り回しの良さを両立しています。

インテリアは、大きなフロントウィンドウとサイドウィンドウなどによってクラストップレベルの視界の良さを確保しています。
室内はボディカラーにあわせて、3色のインテリアパーツ、シートカラーが組み合わされ、オシャレな雑貨のような感覚。シートは、ゼンとインテンスがファブリック、GTは黒を基調に、オレンジとホワイトのラインを効果的に配したスポーティなレザー調×ファブリックとなります。
オートエアコンやウーハー付きオーディオシステムは、インテンスとGTにのみ装備され、ゼンはマニュアルエアコンに2スピーカーのオーディオと、割り切った装備となっています。
ゼンを除くすべてのグレードにリアシート下収納ネット、サングラスホルダーを装備し、利便性を高めています。


1.0L 直3NAと0.9L直3ターボを用意
エンジンは、ゼンに搭載される1.0L 直列3気筒NAと、インテンスとGT に搭載される0.9L直列3気筒DOHCターボの2種類。
それぞれのスペックは、1.0Lが最高出力52kW(71PS)/最大トルク91Nm、0.9L直列3気筒ターボは、インテンスが最高出力66kW(90PS)/最大トルク135Nm、GTは89kW(109PS)、170Nmと異なる仕様となっています。

組み合わされるトランスミッションはゼンがMTのみ、インテンスはEDCのみ、そしてGTはMTとEDCが用意されます。
ひとめでルノーとわかるエクステリア
エクステリアデザインは、センターの “ロザンシュ”を中心に左右のヘッドライトにつながるブラックのガーニッシュによって、ひと目でルノーとわかるフロントマスクが特徴。

緩やかな曲線を描きながらフロントからリアまで伸びるショルダーラインや、サッシュ部分に隠されたリアのドアノブなどは、コンパクトカーながらスポーティな印象を与えています。
グレードによる装備の違いは非常に少なく、ゼンを除くすべてのモデルにコーナリング機能付フロントフォグランプを標準装備。GTのみカラードドアミラー、フェンダーモール&サイドスカートが標準装備となります。
ホイールはゼンが15インチのスチール、インテンスは15インチアルミ、そしてGTは17インチアルミです。

基本的な衝突安全装備を装備
トゥインゴの安全装備は、EBAと呼ばれる緊急時ブレーキアシスト、前席エアバッグ、前席頭部保護機能付サイドエアバッグ、エマージェンシーストップシグナルのほか、さらにヒルスタート、バックソナー(インテンスのみ)、アンチサブマリン機能付きフロントシート、ESC、サイドウインドアシストなどで構成されます。
先進の安全運転支援システムを持たないところは、良い意味で割り切った設計といえるでしょう。
RRという特徴的なレイアウトによるパッケージの良さと、優れたハンドリングが現行型トゥインゴの魅力。ドライバーをアシストする機能や、室内のユーティリティは必要最低限といったレベルですが、そんな質素な装備がフランス人の気質にマッチしているのです。




