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コンパクトから電気自動車まで!バリエーション豊富なジャガーのSUVラインアップ

 

イギリスの伝統的な自動車ブランドであるジャガー、スポーツカーやセダンがその伝統を支えてきましたが、近年はSUVのラインアップにも精力的で、バリエーションが豊富です。

 

今回はそんなジャガーのSUVたちを紹介していきます。

 

 

■ジャガー初のスポーツ・クロスオーバー Fペイス(F-PACE )


 

 

まず紹介するのは現行SUVの中で最初に登場した、Fペイスです。

 

Fペイスが初めて姿を現したのは2013年のフランクフルトモーターショーでのことでした。

 

その時登場したコンセプトカー「C-X17」はジャガー初のスポーツ・クロスオーバーとして発表。

 

新世代のアルミニウムモノコックを採用しており、現行のジャガーラインアップが採用している新世代モノコックの先駆けと言えるコンセプトカーでした。

 

2015年1月にC-X17はFペイスに名前を変更し、量産化が決定。

 

日本市場にて2016年1月から受注開始となりました。

 

発売当時のエンジンラインアップは2種類で、ジャガー・ランドローバーが自社開発した新世代エンジンINGENIUM(インジニウム)エンジンの2.0L直列4気筒ディーゼルターボと、3.0L V6スーパーチャージャーです。2017年12月には年次改良が行われ、新たなインフォメーションシステムが採用され近代的になったほか、INGENIUMエンジンラインアップに2.0L直列4気筒ガソリンターボが追加されました。

 

2018年12月に行われた年次改良では最高出力550PS、最大トルク680Nmを誇るハイパフォーマンスグレードSVRが追加されます。

 

0-100km/h 加速は4.3秒というスポーツカー顔負けの性能を誇ります。

 

また「ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー 2017」を受賞するなど、高い評価も受けています。

 

 

■ダイナミックでスポーティなエントリーモデルEペイス(E-PACE )


 

 

FペイスよりもコンパクトなSUVとして2017年7月に登場したEペイスは、発表同日に15.3mという距離をロールしながらジャンプするバレルロール動画をYouTubeに公開するなど、ダイナミックでスポーティな印象を与える発表でした。

 

それはデザインにも現れていて、同ブランドのスポーツカーFタイプからインスピレーションを得たデザインは、筋肉質なイメージを持たせ、ショートオーバーバングから機能美も感じるものとなっています。

 

また、4大陸25ヶ月にわたる過酷な走行テストを実施するなど、SUVとしてのタフさも兼ね備えたモデルなのです。

 

日本市場では2018年2月から受注が開始されました。

 

ベースグレードは約450万円からというエントリーモデルながら、燃費向上と安定性を両立したAWDシステムを全グレードで採用。

 

ジャガー初となる9速ATを組み合わせているのも注目すべきポイントです。

 

それに組み合わされるエンジンは2.0L 直4ターボのガソリンとディーゼル、どちらもINGENIUMエンジンで、ガソリンエンジンには最高出力183kW(249PS)、最大トルク365Nmのベースモデルと、最高出力221kW(300PS)、最大トルク400Nmのハイパフォーマンスモデルが用意されます。

 

2018年12月に行われた改良では、より低価格を実現した最高出力147kW(200PS)最大トルク320Nmのガソリンエンジンを追加し、グレードバリエーションを30種類に増やし選びやすくなったほか、AIがドライバーの好みに応じて各種設定を自動調整するスマート・セッティングを採用しています。

 

 

■全てが最先端のEVモデル、Iペイス(I-PACE)


 

 

ジャガーブランド発のEVモデルであるIペイスは2016年11月のロサンゼルスモーターショーでコンセプトモデルが発表。

 

2018年3月にジュネーブモーターショーで市販モデルが公開、日本市場で受注が開始されたのは2018年9月からです。

 

このモデルの特徴は単なるEVモデルではないという点で、ジャガーはこのモデルをエレクトリック・パフォーマンスSUVと位置付けています。

 

走りにもこだわったこのモデルは、専用のプラットホームを新規設計し、前後50:50という理想的な重量バランスを実現。

 

0-100km/h加速4.8秒という俊足を誇ります。

 

EVということできになる航続距離は90kWhという他のEVと比べても大容量のバッテリーを搭載、これによりWLTCモードで最長470kmという実用上困らない航続距離を実現しています。

 

もちろん最新のインフォメーションシステムや、スマート・セッティングといった現代的な装備も備わっていて、時代の最先端を行くSUVとなっています。

 

 

■輸入車SUVにジャガーという選択肢


 

ジャガーはスポーツカーやセダンを得意とするブランドというイメージがありますが、SUVも魅力的なモデルたちばかりでそれぞれに個性あふれています。

 

また、輸入車SUVと聞くとドイツ車をイメージしてしまうかもしれませんが、スタイリッシュで現代的な装備を備えたジャガーのSUVも選択肢としては大いにアリです。

 

人と異なるオシャレなSUVが欲しいという方におすすめなモデルたちと言えます。

 

 

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