人気の輸入車(外車)コンパクト5選
日本で人気のコンパクトカー。
都市部の狭い道路や駐車スペースが限られているところでも便利に乗れるところが魅力ですが、輸入車(外車)のしっかりしたハンドリングやスタイリッシュなデザインは、また国産メーカーとは違った魅力を持っています。
同クラスの国産メーカーより新車価格は高いですが、中古であれば予算内で検討することも十分可能です。
そこで今回は人気の輸入車(外車)コンパクトモデルを5台、紹介していきましょう。
■BMW 1シリーズ
1シリーズはBMWで最もコンパクトなモデルです。
初代は2004年にデビューし、バランスの取れたスポーティなデザインと軽快な走りで人気となりました。
2代目は2011年に登場。
プレミアムコンパクトセグメントでは珍しくFR(後輪駆動)レイアウトを継承し、エンジンは1.6L 直4DOHCターボに8速ATという組み合わせで、BMWらしいスポーティで軽快なハンドリングを味わえるのが魅力です。
2015年にはマイナーチェンジが実施され、デザインがスタイリッシュに生まれ変わりました。
またその後、1.5L 直3ガソリンターボや2.0L 直4クリーンディーゼルターボエンジンも追加され、ラインアップを拡大しています。
2019年11月には3代目へフルモデルチェンジとなりましたが、こちらはFF(前輪駆動)レイアウトに変更しています。
中古車では2代目の在庫が多いようですので、BMWのコンパクトFRモデルをお探しの方にぜひおすすめしたい一台です。
■メルセデス・ベンツ Aクラス
Aクラスはメルセデス・ベンツのラインアップで最もコンパクトなモデルです。
初代は1997年デビューですが、特に人気があるのは2012年登場の3代目モデル(W176型)です。
3代目は2代目と比較して全長が400mm伸びましたが、全高は160mm低くなり、スポーティなスタイリングにガラリと生まれ変わりました。
エンジンは1.6Lの直4ガソリンターボに新開発の7速デュアルクラッチトランスミッション「7G-DCT」を組み合わせています。
また2.0L 直4ガソリンターボモデルもラインアップされました。
2015年11月にはマイナーチェンジが実施され、より精悍でスポーティなデザインに変更されました。
また先進安全運転支援システム インテリジェントドライブも強化され、自動緊急ブレーキで追突を回避または被害軽減を効果的にサポートするCPAプラス(緊急ブレーキ機能)などを全車に標準装備としています。
メルセデスが大切にする安全性能に対するこだわりは、この最もコンパクトなAクラスにも表れています。
スポーティで軽快な走りと世界トップクラスの安全性を求めたい方におすすめします。
■フォルクスワーゲン ポロ
ポロはフォルクスワーゲンファミリーのベーシックモデルという位置づけで、ゴルフより一回り小さいボディサイズです。
中古で狙うなら2009年発売の5代目の在庫が豊富なので、おすすめです。
ボディサイズは全長3,995mm×全幅1,685mm×全高1,475mm、ホイールベースは2,470mmとコンパクトな5ナンバーサイズで、エンジンは当初1.4L 直4DOHCガソリンエンジンのみでしたが、後に1.2Lシングルチャージャーエンジンを追加。
トランスミッションは7速デュアルクラッチ式ATを組み合わせ、キビキビとした走りを低燃費で楽しむことができます。
日本の道路事情でも扱いやすいボディサイズと低燃費性能、ドイツ車ならではのしっかりとしたハンドリングが魅力の一台です。
■MINI(ミニ)
ミニはBMWのプレミアムコンパクトブランドです。
イギリスの自動車メーカー「BMC(ブリティッシュ・モーター・コーポレーション)」の往年の名車ミニをモチーフにデザインされ、現代的なメカニズムで2001年に発売されました。
2代目は2006年、3代目は2013年に発売開始されましたが、そのクラシカルなデザインは基本的に変わっていません。
ミニにはたくさんのラインアップがあるのが特徴です。
まず3ドアハッチバック。ワンというグレードが一番オーソドックスなタイプになります。
またオープンタイプのコンバーチブル、5ドアステーションワゴンタイプのクラブマン。
そしてクロスオーバーSUVのクロスオーバーがあります。
グレードやタイプにもよりますが、エンジンも複数ライナップされています。
ベーシックな1.5L 直3ガソリンターボや、スポーツグレード「クーパーS」に用意される2.0L 直4ガソリンターボ、またクリーンディーゼルエンジンもラインアップされています。
ミニのアイコニックなデザインと豊富なボディタイプが選べるというのが一番の魅力です。
ご使用の環境に合わせてぜひお気に入りの一台を探してみてください。
■フィアット 500
1957年に発売されたフィアット往年の名車、NUOVA(ヌオーヴァ)500のデザインをモチーフに、フィアットが2007年から発売しているコンパクトハッチバックモデルです(日本では2008年から販売)。
かわいらしい丸型のヘッドライトやコロンとしたフォルムが特徴的で、インテリア(内装)も丸型のメーターフードやレトロな雰囲気のスイッチ類が気分を盛り上げてくれます。
ここまでアイコニックなモデルは、なかなか国産車では見つけることができないですね。
やはりここがフィアット 500の一番の魅力かと思います。
搭載されるエンジンは1.2Lの直4ガソリンエンジン、そして2011年には排気量875ccのダウンサイジングターボエンジン ツインエア搭載モデルも登場しています。
日本の道路事情でも扱いやすくてかわいらしいクルマが欲しいという方、ぜひフィアット 500はいかがでしょうか。
人気の輸入車(外車)コンパクトモデルを紹介しました。
輸入車(外車)は新車だと割高に感じてしまうかもしれませんが、中古車であればモデルや年式によってはかなりお得に購入することができます。
しっかりしたハンドリング性能やスタイリッシュなデザインの魅力をぜひ一度味わってみてください。