初めてのスポーツカーにおすすめ!ルノー メガーヌ スポール
スポーツカーに一度は乗ってみたいという若者のみなさん!
環境が変わって家族を持つようになるとなかなか乗れませんから、乗るなら今が一番です。
国産スポーツカーも良いですが、どうせ乗るならおしゃれなデザインとしっかりしたハンドリングの輸入スポーツカーはいかがでしょうか。
今回はそんな方におすすめしたいモデルを紹介します。
■初めての輸入スポーツカーにはどんなクルマがおすすめ?
輸入スポーツカーと聞くと値段や維持費が高いというイメージを持つかもしれませんが、中古車であればお買い得な値段で程度の良いモデルを狙うことができます。
また最近のクルマは耐久性、信頼性が向上していますので、思ったほど維持も大変ではありません。
使えるお金をすべてクルマに注ぎ込む!という覚悟であれば、年収とほぼ同じモデルを狙うことも可能です。
新社会人の方が輸入スポーツカーを狙うとして、予算を300万円に設定してみましょう。
300万円以下なら若い方でも、背伸びすればギリギリ買える価格だと言えますが、どんなモデルがおすすめでしょうか。
■ルノー メガーヌ スポールがおすすめ
欧州Cセグメントを代表するフランスのスポーツハッチバック、ルノー メガーヌ。
現行型は2018年に発売された4代目ですが、中古で狙うなら3代目モデルが価格もこなれておりオススメです。
3代目は本国で2008年、日本では2011年に発売と決して新しいモデルではありませんが、当初からスポーツモデルの「ルノー スポール」を設定。
2.0L 直4DOHCガソリンターボの最高出力は184kW(250PS)/5,500rpm、最大トルクは340Nm(34.7kgm)/3,000rpmを発生します。
エクステリア(外装)はエアインテークブレードやエアロダイナミックサイドモール、リアディフューザーの装着でスポーティですし、インテリア(内装)もイエローバックのタコメーターやセンターポイントステッチ付きのフルグレインレザーステアリング、レカロ社製バケットシート、アルミ製ペダル&フットレストといった装備が走りの気分を高めてくれます。
3代目と言えば、2014年にドイツのニュルブルクリンク北コースでFF車最速の7分54秒36をマークした「メガーヌ R.S. トロフィーR」の存在は衝撃的でしたが、このモデルと同じ最高出力273PSのエンジンを搭載した「ルノー スポール 273」は年式も新しく、ホットな選択肢になるでしょう。
このあたりの年式(5年落ち程度)であれば後期型のデザインで洗練されていますし、ストップ&スタート機能など装備面でも新しさを感じるはずです。
それでも300万円以下で買えるというのは魅力的ですね。
ルノー スポール 273に搭載されるエンジンは2.0L 直4DOHCターボで、最高出力は201kW(273PS)/5,500rpm、最大トルクは360Nm(36.7kgm)/3,000〜5,000rpm、トランスミッションは6速MT、タイトなコーナーでもしっかり体を支えてくれるレカロ社製バケットシートやブレンボ製フロントキャリパーを採用し、本格的なスポーツ走行にふさわしいスペックと装備を持つモデルです。
「FF市販車最速」の血統を持つモデルに一度乗ってみるのはいかがでしょうか。
■アウディ TTもあり
それでもちょっと予算オーバーだという方には、年式は少し古くなりますが2代目「アウディTTクーペ」もおすすめです。
2代目モデルは2006年に発売されました。
デザインはアウディを象徴するシングルフレームグリルに大きなエアインレット、ゆったりとリアエンドへ流れるルーフライン、電動可変リアスポイラー、大きく張り出したフェンダーアーチなどが特徴です。
ボディは軽量化のために新開発したASF(アウディスペースフレーム)を採用。
これによりボディ剛性の向上と前後重量配分も最適化され、軽快なハンドリングを実現しています。
当初は2.0L 直4DOHCターボ+FFと3.2L V6DOHCエンジン+4WD(クアトロ)のラインアップでしたが、2010年にはV6が廃止され直噴2.0Lターボモデルへと変更、さらに2012年からFFモデルは1.8L 直4DOHC直噴ターボ搭載となりました。
こちらのグレード名は「1.8TFSI」で、エンジンの最高出力は118kW(160PS)/4,500〜6,200rpm、最大トルクは250Nm(25.5kgm)/1,500〜4,500rpm、トランスミッションは7速Sトロニックを搭載します。
アウディTTクーペの8年落ち(2014年頃)であれば、150万円程度の予算で十分狙うことができます。
高級車メーカーアウディの仕立ての良さとしっかりしたハンドリング、燃費とパワーのバランスの良さをぜひ楽しんでみてください。
ヨーロッパのモデルは高速道路での平均速度が高いことや、石畳の道路などが多くても快適な乗り心地であることなど、日本車とはまた異なる状況を想定して開発されています。
しっかりしたシャシー性能やサスペンションセッティングは、こだわる方も納得の走りを提供してくれます。
ぜひ輸入スポーツカーの乗り心地を一度体験してみてください。