予算200万円で狙う輸入車6選
輸入車は高い!というイメージがあるでしょうか?
しかし中古車であれば新車価格に比べてむしろお得感が強く、予算を200万円程度に設定すれば十分にお手ごろなモデルが見つかるはず。
そこで今回は、国産の中古車と比較しても十分に魅力的な中古輸入車をピックアップしてみました。
■ベンツ、プジョー、なんでも狙えるコンパクトクラス
輸入モデルでもコンパクトクラスは人気ですので、中古車市場の在庫も豊富にあります。
そこから2台をピックアップしました。
まずはメルセデス・ベンツ Aクラのス先代モデル(W176型)です。
Aクラスはメルセデスのラインアップ中、もっともコンパクトなモデルですが、高級車メーカーメルセデスらしい上質な内外装デザインと、上位クラスにも見劣りしない充実装備、安全性能が特徴のモデルです。
先代モデルであるW176型は2013年1月に発売された3代目です。
2代目の背の高いスタイリングから一転、スポーティで低く構えたハッチバックスタイルになり、コンパクトながらモダンでカッコいいと感じるデザインに生まれ変わりました。
ボディサイズは全長4,290mm×全幅1,780mm×全高1,435mm、ホイールベースは2,700mm。
ラインアップは1.6L 直4ガソリンターボ、2.0L 直4ガソリンターボで、7速デュアルクラッチトランスミッションと組み合わせられます。
駆動方式はFFの他にフルタイム4WDシステムの「4マチック」もあります。
もう1台は、プジョー 308 (2014-2021)です。
プジョーのミドルクラスのハッチバック/ワゴンの308は、208より室内空間も広く、使い勝手の良いモデルとして人気があります。
現行型は昨年に発売されたばかり。
2014年から2021年まで販売されていた先代の中古車なら、価格もこなれていて買いやすいでしょう。
ハッチバックのボディサイズは全長4,260mm×全幅1,805mm×全高1,470mm、ホイールベースは2,620mmです。
パワートレインは1.2L 直4ガソリンターボに電子制御6速ATを組み合わせています。
ノッチのついたヘッドライトなど個性的なディテールを持ちながらも都会的で洗練されたスタイリングで、フランス車の上質なデザインを楽しむことができます。
またインテリア(内装)は斬新な「アイ・コックピット」を採用。
小径ステアリング、ヘッドアップインストルメントパネル、タッチスクリーンなどドライバー重視の設計で機能性と個性を両立させています。
■MINIは3ドアを狙え
BMWのブランド、MINIに憧れる人も多いと思います。
伝統的なデザインやボディカラーは飽きがきませんし、信頼性の高いBMWのメカニズムで、キビキビとしたスポーティな走りを楽しめるのもポイントです。
2021年の輸入車販売ランキングで1位を獲得したモデルでもあり、その人気の高さが伺えます。
現行型のMINIは2013年にデビューしたので中古車でも価格がこなれてきてはいますが、MINIにはボディタイプが豊富にありますので価格帯もさまざまです。
予算内に収めるならシンプルな3ドアハッチバック(F56)を狙うと良いでしょう。
3ドアハッチバックには、もっともベーシックな「ワン」、スポーティな「クーパー」、パワフルな「クーパーS」などのグレードが用意されており、エンジンは下から1.2L 直3ガソリンターボ、1.5L 直3ガソリンターボ、2.0L 直4ガソリンターボが設定され、6速MT、6速ATを選べます。
また2016年にはディーゼルエンジンの「クーパーD」、「クーパーSD」も追加され、コンパクトハッチバックのディーゼルという珍しいチョイスも可能です。
■流行りのコンパクトSUVなら:BMW X1
人気のコンパクトSUVも中古車なら狙うことができます。
たとえば先代モデルBMW X1(E84)はいかがでしょうか。
X1はラインアップ中、もっともコンパクトなSUVですが、先代モデルのX1はBMW伝統のFRレイアウトを採用しています。
2010年のデビュー時には2.0L 直4DOHCガソリンと3.0L 直6DOHCガソリンが用意され、4WDモデルには電子制御フルタイム4WDシステムの「xDraive(エックスドライブ)」が搭載されます。
2011年モデルからは3.0L 直6モデルの代わりに新開発の2.0L 直4ガソリンターボを搭載し、スポーティな走りと低燃費を両立させています。
■先代3シリーズならプレミアムセダンだって狙える
BMW3シリーズは人気の高いモデルです。
扱いやすいボディサイズとBMWならではの高級感、ドライバビリティが人気の理由です。
中古車でこのモデルを狙うなら、2012年から2019年まで販売された先代の3シリーズ(F30)はいかがでしょうか。
すっきりとモダンなデザインにBMW伝統のキドニー・グリルでさりげなく個性を主張し、上質感と高級感が漂ってきます。
ラインアップはベーシックなグレードに1.5L直3ターボと2.0L 直4ガソリン、中間グレードに2.0L 直4直噴ガソリンターボ、また3.0L 直6ガソリンターボとモーター、8速ATを組み合わせた「アクティブハイブリッド」、2.0L 直4ディーゼルターボなどがありました(発売された時期によりパワートレインは異なります)。
■10年落ちならミドルクラスセダンもターゲット
どうせ買うならミドルクラス以上のプレミアムサルーンが欲しい!という方には、アウディA6はいかがでしょうか。
10年落ち程度なら、先代(C7)の初期モデルが予算内に収まります。
全長4,930mm×全幅1,875mm×全高1,465mm、ホイールベースは2,910mmのボディサイズに、パワートレインは2.8L V6ガソリン、または3.0L V6直噴ガソリン+スーパーチャージャーと7速Sトロニックを組み合わせ、電子制御4WDシステム「クアトロ」で駆動します。
10年落ちとは言え、新車価格で600万円以上だった高級モデルです。
高級感のある内装と充実した装備で、その乗り心地と快適さを味わってみてください。
このように購入予算を200万円に設定すると、その他にも選べる車種は豊富にあります。
好みや使用環境に合わせて、お気に入りの1台を探してみましょう!