Sクラスでも300万以下?おすすめ輸入高級セダン5選
自分で運転するというよりは、後部座席に座る人のことを考えて作られた高級セダンたち。
高くて手の出ない高嶺の花と思いがちですが、中古車ならば現実的な価格帯のものもあります。
今回は数多く存在する輸入高級セダンの中から、年式と価格のバランスを考えて選んだオススメ車種を5モデル紹介します。
■ メルセデスベンツ Sクラス
まず紹介するのはメルセデスベンツのSクラスです。
狙うならば先代モデルとなる6代目モデルがオススメです。
メルセデスベンツのフラッグシップモデルとして位置付けられているSクラスは、世界各国で要人や法人幹部の移動車として愛用されています。
2013年10月に日本での販売を開始した先代Sクラスは、最高の自動車を目指して開発され、安全性や快適性といったあらゆる性能が高い水準のモデルです。
初期型の個体ならば走行距離にもよりますが、300万円程度から狙うことが可能です。
初期型と言っても先進安全装備は現代の水準から見ても十分と言えるほど充実しています。
このあたりは安全性にこだわりを持つメルセデスベンツのフラッグシップモデルらしいポイントと言えます。
■BMW 7シリーズ
続いて紹介するのは、こちらもブランドのフラッグシップモデルとして位置しているBMW 7シリーズです。
今回オススメするのは2009年から2015年まで販売されていた5代目となる先代モデルです。
その中でも狙うならば2012年9月に行われたマイナーチェンジ以降の個体がオススメと言えます。
このマイナーチェンジでLEDヘッドライトが用いられ近代的な顔つきになったほか、新世代エンジンの採用で燃費も向上しました。
先進安全装備も衝突被害軽減ブレーキや、アクティブクルーズコントロールなど、不満のない内容となっています。
2012年のマイナーチェンジ以降の個体でも250万円程度から狙うことができます。
■ ジャガー XJ
ジャガー XJはジャガーのフラッグシップセダンとして実に50年以上の歴史を持っています。
イギリスでは首相の公用車として長らく愛用されているのを中心に、多くの要人たちから愛されています。
現行モデルは2009年に登場しましたが、絶えずアップデートして常に進化をしているのが現行XJです。
その中でも狙うならば2016モデル以降の個体がオススメと言えます。
このモデルからLEDヘッドランプが採用され、近代的なエクステリアデザインになったほか、先進安全装備が充実され、より快適かつ安全に運転できるようになりました。
さらに静電式タッチスクリーンのインフォテインメント・システム「InControl Touch Pro」やメーター類も12.3インチTFTインストルメント・クラスターとなったため、インターフェースも先進的なものになりました。
なかなか300万円代の個体を探すのは難しいですが、エントリーグレードに狙いを定めれば探すことは可能です。
■マセラティ クアトロポルテ
クアトロポルテはイタリアの高級自動車ブランドマセラティが生産しているラグジュアリーセダンです。
初代モデルの誕生は1960年代にまで遡り、現行で6代目となります。
2013年に登場した現行モデルはアルミ素材の多様により約100kgの軽量化を実現し、フェラーリの工場で生産される新設計のエンジンが与えられたほか、8.4インチディスプレイのマセラティ・タッチコントロールシステムが採用されました。
中古車市場を見てみると、個体数は同クラスのセダンと比べると然程多くはありませんが、初期型の個体でしたら300万円代から狙うことが可能となっています。
他とは少し違う、官能的な高級セダンを味わいたい人にはオススメのモデルです。
■ ポルシェ パナメーラ
高級セダンでも走りを楽しみたいという人にオススメなのがポルシェのパナメーラです。
パナメーラは2009年にポルシェ初の4ドアサルーンとして登場しました。
スポーツカーメーカーであるポルシェが作っただけあって、高速走行性能はもちろん、サーキットでの開発により、走る、曲がる、止まるがしっかりと磨き上げられています。
2016年に2代目が登場しますが、安く乗るならば先代モデルがオススメとなります。
先代モデルの5万キロ以上の個体であれば、300万円を切る値段で狙うことも可能です。
■ 憧れの高級セダンが中古車なら現実に
高級セダンは今も昔も様々なブランドがフラッグシップモデルとして生産しています。
そのモデルに中古車ならば安く乗ることができるのは、お得感があるとも言えます。
最新モデルには敵いませんが、このクラスのモデルは最新メカニズムを導入しているので、少しくらい年式が古いモデルを購入しても、古臭さを感じることはないでしょう。
選択肢としてはアリなジャンルです。