2021年外車(輸入車)SUV人気ランキングTOP3
日本国内でのSUV人気は年々拡大しており、世界へ目を向けても日本同様にSUV市場が活性化しています。
国産モデルも良いですが輸入車にも魅力的なSUVは多く存在します。
今回は2021年に日本で人気が高かったSUVを3台紹介していきます。
個性と実力を兼ね備えた輸入SUVはこんなクルマたちです。
■第3位:ジープ ラングラー 6,931台
本格的なオフロードを走るクルマを「ジープ型」というように、昔からジープのブランドは、日本でも馴染みがあります。
そうした中でも近年、販売台数を伸ばしているのがラングラーです。
ボディサイズは全長4,870mm×全幅1,895mm×全高1,845mm(ルビコンは1,855mm)、ホイールベースは3,010mmです。
エンジンには2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載。
最高出力200kW(272PS)/5,250rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/3,000rpmを発揮します。
輸入車では珍しく、レギュラーガソリン仕様なのが嬉しいところです。
トランスミッションは8速ATを備え、WLTCモード燃費は10.0km/L(アンリミテッド サハラ 2.0L)です。
エクステリア(外装)で一番に目を引くグリルには、丸型のヘッドライトと7スロットグリルというジープのアイデンティティを継承。
走破性と堅牢性はそのままに空力性能を改善して、見た目からは想像できないほどの静粛性を備えています。
少々スパルタンなエクステリアとは裏腹に車内は静かで快適です。
4ドアグレードのアンリミテッドのカーゴルームは圧巻で、リアシートを倒すと約2,000Lもの広大なカーゴルームが出現。
どんな荷物でも余裕で積むことができ、遠方へ長期滞在でも心強い存在となってくれることでしょう。
走行性能は文句なしの高さで、ロックトラック4×4システム、セレクトラックフルタイム4×4システムで、舗装路面から本格的な岩場まで走破することができます。
スイッチ一つで駆動方式やデフロックの切り替えを行えるので、片輪が浮いてしまうような急な勾配でもドライバーが安心できる最高のオフロード性能を実現しています。
強固なボディはもちろん、先進のテクノロジーも充実しているラングラー。
ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクションは、車両側方や後方の死角に物体が入ってきたとき、アイコンの点灯や警告音で知らせてくれるシステムです。
駐車時や車線変更時にドライバーの見えない部分を補助してくれます。
高速道路の定速走行ではアダプティブクルーズコントロールが活躍。
アクセルブレーキのコントロールをクルマが行ってくれるので、ドライバーの疲労軽減につながります。
■第2位:VW T-Roc 7,241台
小さすぎず・大きすぎない、ちょうどいいサイズ感の都市型SUVがVW T-Rocです。
ボディサイズは全長4,240mm×全幅1,825mm×全高1,590mmでホイールベースは2,590mmです。
エンジンには1.5L 直列4気筒ターボのガソリンエンジンと、2.0L 直列4気筒ターボのディーゼルエンジンをラインアップしています。
ガソリンモデルは最高出力110kW(150PS)/5,000~6,000rpm、最大トルク250Nm(25.5kgm)/1,500~3,500rpmです。
ディーゼルモデルは最高出力110kW(150PS)/3,500~4,000rpm、最大トルク340Nm(34.7kgm)/1,750~3,000rpmとなっています。
エクステリアはリアにかけての流れるようなカーブを描くルーフラインが特徴的です。
ヘッドライトには長寿命で高い視認性をもつLEDライトを採用、昼間に点灯するデイタイムランニングライトも備え、安全性に寄与します。
ボディカラーが豊富で全7種類から選べるほか、黒または白のルーフカラーを準備していてツートンカラーを楽しめます。
オリジナリティの高いT-Rocに合わせて、お出かけの服装を変えてみるのもいいかもしれません。
安全装備はVWのオールイン・セーフティを搭載され、以下のような装備を装備。
・死角に隠れた危険を知らせるブラインドスポットディテクション
・安全な車間距離を常にキープするACC
・前方の車両や歩行者を検知するフロントアシスト
・ドライバーの疲れを検知し警告するFatigue Detection System
・走行レーンを保つレーンアシスト
疲労軽減から危険の予防まで、常にドライバーの目や感覚になって、運転をアシストする装備が充実しています。
■第1位:VW T-Cross 9,159台
ボディはコンパクト、でも大事なところはコンパクトじゃない、満足感の高いクルマがT-Crossです。
ボディサイズは全長4,115mm×全幅1,760mm×全高1,580mmでホイールベースは2,550mmです。
搭載されるエンジンは1.0L直列3気筒ターボエンジン。
最高出力85kW(116PS)/5,000~5,500rpm、最大トルク200Nm(20.4kgfm)/2,000~3,500rpmとなっています。
コンパクトなボディですが、ラゲッジスペースは455Lと十分。
後席を倒すと1,281Lまで拡大し、長尺物から長期旅行の大きな荷物もしっかりと積み込めるでしょう。
ウィンドウエリアが広く、視界が開けているのと、コンパクトなボディサイズが相まっ て、取り回しのしやすさも魅力の一つです。運転に自信がない方も、気兼ねなくハンドルを握って、どこまでもドライブしたくなるクルマです。
安全装備はT-Rocと同様にオールイン・セーフティが支えてくれます。
特にロングドライブを支援する装備が多く、疲労軽減や危険の予防をアシストしてくれるでしょう。
大小さまざまなクルマがランクインした輸入車SUVの人気ランキング。
VWがワンツーフィニッシュとなりましたが、このほかにも魅力的なクルマが数多くあります。
輸入SUVにも目を向けて愛車選びをしてみてはいかがでしょうか。