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存在感抜群のおしゃれコンパクトカー!シトロエン 3代目C3を解説

 

個性的なデザインが目を引くシトロエンC3ですが、シトロエンの最新モデルにふさわしい装備やフレンチコンパクトらしいきびきびとした走りが楽しめるメカニズムもポイントです。

 

ライバルメーカーのコンパクトハッチとはひと味もふた味も違った魅力を秘めたシトロエン C3を解説していきます。

 

 

■個性的でおしゃれなエクステリアデザイン


 

 

現行型のシトロエン C3は、2017年に日本での販売が開始されました。

 

ボディサイドのエアバンプや、ヘッドライトをバンパーに内蔵した個性的なフロントフェイス、ボディとルーフの色を違えたツートーンカラー、ボリュームのあるボディなど、ユニークなデザインで話題になりました。

 

2021年にマイナーチェンジが施され、ブランドロゴであるダブルシェブロンからそのまま両サイドに伸びるクロームのラインは、下側が途中で折れ曲がりバンパー部分のヘッドライトユニットに向かって傾斜するデザインにあらためられました。

 

このヘッドライトは全車LEDで、マルチファンクションカメラが前方の状況を分析し、先行車や対向車の有無によってハイビームとロービームを自動的に切り替えるインテリジェントハイビームが標準装備となっています。

 

 

C3の個性を際立たせているデザインのひとつである、ボディサイドのエアバンプもデザインを一新しました。

 

ドアを開けたときの軽い接触からボディを守る役割も担うエアバンプはひとまわり大きく、カプセルにはアクセントカラーを配しました。

 

このアクセントカラーは、フォグランプトリムと同色にすることで、より個性を際立たせます。

 

ボディカラーは、スプリング ブルーとルージュ エリクシール、ブランバンキーズ、サーブルの4色で、ブランバンキーズのみ、ルーフカラーにエメラルドとルージュアデンの2色からチョイスできます。

 

ボディサイズは全長3,990mm×全幅1,750mm×全高1,495mm、ホイールベースは2,535mm。

 

全幅が1,700mmを超えるため日本では3ナンバーサイズとなりますが、狭い駐車場や道路でも扱いやすいサイズといえるでしょう。

 

 

■外観と同様個性的なインテリア、しかしシートにもしっかりこだわりあり


 

 

ダッシュボードトリムをはじめ、空調ルーバー、ステアリングスイッチ、メーターベゼルなど随所に見られるインテリア(内装)の角が丸い長方形は、エクステリアのヘッドライトやエアバンプにも通じるもので、優れたデザイン性と遊び心が感じられます。

 

それでいながら、インパネ中央の7インチタッチスクリーンでは、さまざまな操作が直感的に行なえますし、スマートフォンをケーブル接続するだけで、スクリーンにアプリを表示し、マップや通話、メッセージ、ミュージック機能を楽しむことが可能など、先進性も合わせ持っています。

 

シートの座り心地にもこだわり、マイナーチェンジでは生地裏のボリュームを従来の2mmから15mmへと大幅にアップすることで、しっとりふっかりとした柔らかさを実現しています。

 

これは疲労につながる車体の微振動をシートが吸収する役割もあります。

 

 

■軽快でキビキビとした走りと高い燃費性能を両立させた評価の高いパワートレイン


 

 

C3に搭載されるパワートレインは、5年連続で「エンジン・オブ・ザ・イヤー」を獲得したPSAのPureTech 1.2Lガソリンターボで、組み合わせられるトランスミッションは6速AT。

 

最高出力81kW(110PS)/5,500rpm、最大トルク205Nm(20.9kgm)/1,750rpmをそれぞれ発生し、WLTCモード燃費は17.2km/Lとアナウンスされています。

 

サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リアはトーションビーム式という構成で、タイヤサイズは16インチです。

 

 

■街乗りからロングドライブまで安心できる先進安全運転支援システムを搭載


 

 

C3には、先進運転支援システムとして、歩行者にも対応したアクティブセーフティブレーキ、レーンデパーチャーウォーニング、道路標識を読み取ってインパネに表示するトラフィックサインインフォメーション、ドライバーアテンションアラート、コーヒーブレークアラート、フロント、バックソナー、バックカメラなどが装備されます(グレードにより装備内容が異なります)。

 

ユニークでおしゃれなコンパクトハッチバック、シトロエンC3は、基本性能もしっかり作り込まれ、毎日のお出かけが楽しくなる1台です。

 

サイドのエアバンプや個性的なフロントフェイスなど、ユニークなデザイン処理はC3ならでは。

 

その魅力は、実車を見て確かめてください。

 

 

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