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今年5年目を迎える2018年に売れた輸入車ベスト5

2018年に登録された車両は、2023年に5年目を迎えます。

 

登録から5年目というタイミングは、車検の時期であり、生活環境の変化などと重なりやすく、中古車が増える時期。

 

中古車を狙う人にとっては、距離もそれほど伸びてなく、年式も古すぎない車両を狙うにはベストな時期ということです。

 

そこで今回は、新車として購入してから5年目になる輸入車を5車種ピックアップして紹介します。

 

5年落ちの中古輸入車を狙っている方は、参考にしてみてください。

 

 

■登録から5年目はなにかと節目を迎える


 

 

新車登録から5年目は、2回目の車検のタイミングです。引き続き同じ車に乗り続けたいのであれば、車検を通すことになります。

 

また5年目は、ローンの完済、進学や転職など、生活環境が変化するタイミングと重なることが多いです。

 

そのため、いま乗っている車を手放して、新しい車に乗り換えるタイミングでもあります。

 

このように、登録から5年目というタイミングは、さまざまな変化が多いため、中古車市場に5年落ちの車が流通しやすい時期なのです。

 

そこでここでは、日本自動車輸入組合が発表した2018年に売れたモデルトップ5をピックアップしました。

 

 

■今年狙い目:2018年に売れた輸入車ベスト5


 

日本自動車輸入組合(JAIA)が発表している2018年に売れた輸入車トップ5は、BMW ミニ、フォルクスワーゲン ゴルフ、メルセデス・ベンツ Cクラス、フォルクスワーゲン ポロ、メルセデス・ベンツ Eクラスです。

 

ここからは、2018年時点における各車の特徴を紹介します。

 

・BMW ミニ

 

 

2018年時点で販売されていたBMW ミニは、3ドア/5ドアのハッチバック、オープンカーのコンバーチブル、SUVタイプのクロスオーバー、観音開きバックドアが特徴のクラブマンです。

 

パワートレインは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのほかに、クロスオーバーにはプラグインハイブリッドのミニ クーパー S E クロスオーバー ALL4がラインアップされていることもトピックです。

 

2018年5月には、基幹モデルであるハッチバック(3ドア/5ドア)、コンバーチブルの計3車種がモデルチェンジしました。

 

このモデルチェンジを機に、ユニオンジャックをモチーフとしたリアコンビネーションライトやインテリアサーフェスを採用し、モダンなデザインとなっています。

 

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・フォルクスワーゲン ゴルフ

 

 

2018年時点で販売されていたフォルクスワーゲン ゴルフは、ゴルフVII(ゴルフ・セブン)で、2017年5月にマイナーチェンジを受けた後期型です。

 

前後バンパーのデザインを刷新し、フェンダーの奥まで切れ込んだ形状のヘッドライトを採用して、スポーティでシャープな印象となりました。

 

また、前後ランプがLEDになり、テールランプには、流れるウインカーとも言われるダイナミックターンインジケーターを初採用しています。

 

2018年時点で販売されていたゴルフは、バッチバックやワゴンのヴァリアント、スポーツモデルのGTIにくわえて、前年10月に発売された、電気自動車(EV/BEV)のe-ゴルフや、プラグインハイブリッド(PHEV)のゴルフ GTEもありました。

 

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・メルセデス・ベンツ Cクラス

 

 

2018年時点で販売されていたメルセデス・ベンツ Cクラスは、2014年7月に発売したW205型です。

 

2018年7月には、セダン、ステーションワゴン、クーペ、カブリオレの4車種を同時に刷新。

 

デザインを刷新するとともに、効率化と高性能化のための技術BSG (ベルトドリブン・スターター・ジェネレーター)+48Vボルト電気システムを搭載した直列4気筒エンジンを一部モデルに採用。

 

また、安全性、快適性、効率性を高次元で融合する「インテリジェントドライブ」が進化していることも特徴です。

 

さらにメルセデスAMGが専用開発した高出力V6エンジンとパフォーマンス志向の四輪駆動システムのAMG 4MATICを備えた、メルセデスAMG 43シリーズとトップパフォーマンスモデルのメルセデスAMG 63シリーズもラインアップされています。

 

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・フォルクスワーゲン ポロ

 

 

フォルクスワーゲン ポロは、2018年3月にフルモデルチェンジを受けて新型となりました。

 

新しくなったポロは、フォルクスワーゲングループのモジュラー戦略であるMQBを採用した最初のコンパクトモデルです。

 

ボディサイズは、ホイールベースが+80mmされ2,550mmとなったことにともない、全長で+65mm、全幅が+65mmそれぞれ拡大され、全長4,060mm×全幅1,750mm×全高1,450mmとなり、室内空間が広くなり、後部座席の快適性や乗降性が向上。

 

ラゲッジルームも先代より71L大きくなり、351Lとなっています。

 

デザインは、エッジの効いたシャープなサイドシルエットと安定感のあるワイド&ローのプロポーションで、スポーティかつ洗練された最新のフォルクスワーゲンらしいデザインです。

 

数ヶ月遅れてデビューしたスポーツモデルのGTIは、最高出力147kW(200PS)、最大トルク320Nm(32.6kgm)の2.0L TSIエンジンを搭載。エクステリアは、GTIの伝統である赤と黒でコーディネートされています。

 

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・メルセデス・ベンツ Eクラス

 

 

2018年時点で販売されていたメルセデス・ベンツ Eクラスは、2017年7月から順次フルモデルチェンジしていったW213型です。

 

ボディバリエーションは、セダンとステーションワゴンに、エレガントな2ドアモデルのクーペ、カブリオレ、ステーションワゴンをベースにクロスオーバーSUVに仕立てたオールテレインの5つ。

 

エンジンは、セダンとワゴンにディーゼル(E220d)、セダンにプラグインハイブリッド(E350e)を用意するほかは、2.0L直噴ターボまたは3.0L V6ツインターボのガソリンで、駆動方式はFRと4WDの4マチックが設置されています。

 

いずれもSUVクラスに通じる上質な乗り心地と仕上げで、大きすぎないサイズでメルセデスの本質をしっかりと味わうことが可能。

 

Eクラスであれば、さまざまなボディタイプの中から好みのスタイルを選ぶことができます。

 

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■じつは2017年に売れたクルマも狙い目


 

 

今年で5年目を迎える2018年モデルですが、じつはその前年の2017年登録も、オーナーが手放したばかりで買い手が決まっていないというクルマが多くあります。

 

そんな2017年に売れた輸入車トップ5は、BMW ミニ、フォルクスワーゲン ゴルフ、メルセデス・ベンツ Cクラス、メルセデス・ベンツ Eクラス、BMW 3シリーズです。

 

これらのモデルは、日本国内で多く売れたため、中古車も数多く出回っています。そのため、好みのグレードやボディカラーなどを選びやすいでしょう。

 

車検や生活環境の変化などのタイミングと重なりやすい登録から5年目の車は、中古車として出回る数も多いため狙い目です。

 

輸入車デビューをするときに、お得な価格で車を手に入れたいのであれば、流通台数が多く、さまざまなタイプから選べる”売れた車”を狙ってみるのも作戦のひとつといえるでしょう。

 

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